見出し画像

私の00smusic#16

#151 Mr. Brightside by The Killers

キラーズという単語は、当時の自分の中でのポール・ディアノの専売特許だろというメタル脳と、ラスベガスのバンドという想像のつかなさで混乱するも、この曲の登場で、そんなこと諸々どうでも良くなる曲の破壊力はすごかった。当時、海外生活中だったので、その時の景色も思い出すかな。街のヴァージンで買いましたもん。懐かしい。

#152 Hard to Explain by The Strokes

出た当時は、スカした連中がスッカスカな音でバンドをやっている、突然現れた異端児のようなイメージだったんだけど、これ以前と以降では、ギターロックへの考え方ががらりと変わるような、革命的な転換点でもありました。フロントマンのジュリアンのカリスマ性とか、過剰に向かっていたバンド音楽からの古き良きロックンロールの復活とか、話題性は尽きないバンドだけど、いざライブを観た印象は、8ビートが続く基本のロック魂の心地好さみたいなとこだったなあ。

#153 Take Me Out by Franz Ferdinand

00年代後半、いわゆる「踊れるロック」みたいなキーワードが展開されてたように思うんだけど、それもこれ以降のような気がします。特に熱心に聴いてたわけではないけど、すごく流行ったので、耳にすることは多かったですね。

#154 I Bet You Look Good on the Dancefloor by Arctic Monkeys

まるで「21世紀の勝手にしやがれ」とでもいうようなタイトルの衝撃のデビュー作。個人的には、ゼロ年代を代表する作品といえば、まず思い付くのは、コレかなとは思うんですけど。最初はこんな若い子らがどんなもんなの?程度に思いながら聴き始めたんですけど、聴けば聴くほど、興奮のスルメ過ぎて、終いには、スゴいな!キミらは!ってなってました。

#155 Creeping Up the Backstairs by The Fratellis

ipodのCMで刺激的なFlatheadが何度も流れたお陰で、盛大にロック少年少女のハートを掴んだ彼ら。どの辺からタイトルのコステロが来てるかはわからないけど、画で見たらマーク・ボランじゃない?と思った思い出。

#156 Graffiti by Maximo Park

80年代リバイバル的なバンドが活躍した年代ですが、中でも個人的に一番好みに合ってたバンド。親しみやすいメロディと性急なガレージロック感覚を上手く表現していて、フロントマンの個性的動きとピッチリ横分けの髪型が、良い感じで芸人のような笑?目を惹くヘンタイ的なキャラを演出していて、目立っていた。

#157 Dancefloor by The Holloways

イメージ的には、ロンドンの若い子らが余暇にパブに集まって、踊りながら楽しく演奏してる感じで思ってたけど、実際に目にしたのは、オーディエンスが動き回って、砂煙舞うサマソニのビーチステージでの演奏でした。笑

#158 She's Got You High by Mumm-ra

ポップで歌のメロディのしっかりしたギターポップバンドがメジャーデビューしたと思ったら、あっけなく解散してしまって、いきなり惜しいなあという気分だけが残った感じでしたかね。今は再びやってるみたいです。

#159 Just for Tonight by One Night Only

当初はアメリカのポップパンクバンドのカバーなんかをやりながら始まったとは思えないほど洗練された、鍵盤が効果的に使われたポップロックバンドで、イギリスからこういうバンドが出てくるんだなあという感じでした。

#160 I Want You Now by The Feeling

元々、セッションミュージシャンだったり、リゾート地でのカバーバンドとして時間を費やしていて、それがデビュー作で全英チャートの2位にまでたどり着くことに。デビューとは思えない完成度、熟練のポップセンスは驚いた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?