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VCT LOCK//IN São Paulo チーム紹介


はじめに

このノートはより多くの人にVALORANTプロシーンを楽しんでほしい。特にこれから始まるVALORANTのリーグ戦の前哨戦となるこのVCT Lock Inをより多くの人に楽しんでほしいと思い書きました。メインターゲットはVALORANTをプレイするけど観戦はあまりしないという人、そもそもVALORANTをあまりプレイしないが観戦してみたい人、全く知らんが盛り上がってるから観戦したいけど、、、という人たちである。ただ自分自身がある程度観戦しているため言葉足らずな部分があるかもしれません。という事で対象は初級者~中級者、メインは中級者という想定で読んでいただければと思います。ただ自分もアナリスト目線で見ているとかそういうわけではなく、ただスポーツ観戦を楽しむ感覚で見ています。なので細かいことではなく大まかなポイントだけ抑えていきます。

※本文でChanpionsの事をChanpionshipsと記載してしまっています。申し訳ありません。
×Championships→Champions

参考
https://www.youtube.com/watch?v=4M98a_T55Eg&t=593s
https://www.thespike.gg/jp
https://liquipedia.net/valorant/Main_Page

専門用語解説


デュエリスト:特攻隊長。派手なプレイ。戦闘狂。敵陣に攻め入るときに先陣を切って、道を切り開く。とっさのエイムや爆発力に自身があるプレイヤーが使いがち。
イニシエーター:索敵や妨害が得意なポジション。目立つプレイは起きにくいがこのポジションが一番難しいといっても過言ではない。タイミングや気を利かせることが重要。
コントローラー:スモークを使って敵の射線を切る役割。最近ではこのポジションで活躍する選手が多い。敵射線を切ることが重要なこのゲームでは絶対に死んではならないポジションともいえる。
センチネル:トラップ等を用いて敵の動きを止める役割。攻めでは裏に回り込まれるのを阻害する役割、守りでは要となるポジション。

Alphaグループ

NRG vs KOI


見どころ:世界大会優勝経験者をそろえたNRGと昨年からチーム総入れ替えになったKOIとの対戦。NA vs EUのプライドバトル。優勝候補のNRGにKOIがどこまで食らいつけるか。Lock In初戦という事でテクニカルトラブルが予想される。

NRG

https://www.youtube.com/watch?v=vbfCWfX-Uow

アメリカを本拠地に活躍するeスポーツチーム。APEXをはじめとする他タイトルにおいても優秀な成績を収めている。2022年シーズンの選手はほとんど残っておらずチームを一新した。メンバーはNRG VALORANT部門古参のs0mに加えて元Opticの三人そして元FPXのardiisを加えた最強ロースターでありlock in優勝候補筆頭チームと言って過言ではない。ちなみにヘッドコーチも元Opticである。


メンバー
s0m
NRGといえばこの選手。配信や切り抜き動画も有名なため一度は名前を聞いたことがあるかもしれない。配信ではデュエリストを使っているところが目立つ印象ですが、競技シーンではイニシエーターが多くみられる。センチネル、コントローラー、サブデュエリストも務めている事からマップや状況に合わせてエージェントを選択できる選手ということがうかがえる。

FNS
御年30歳の大ベテラン。元Optic所属でNRGではIGLを務める。長いキャリアで培った戦術眼でとにかく頭のいいプレーをする印象。痒い所に手が届く選手。基本的にはセンチネル、コントローラーを使用する守備的な選手。

crashies
元Opticでイニシエーター専だった。他のメンバーを見ても彼がイニシエーターを使うことは間違いないだろう。数字上では目立つ選手ではないが縁の下の力持ちとしてチームを支える。

Victor
元Opticのデュエリスト使い。たまにKAY/Oを使用する事もある。エイムがいいのは言わずもがな。VCTに残る伝説のACEを残したあのシーンは誰もが一度は見たことがあるだろう。下記参照
https://twitter.com/ValorantEsports/status/1565395973420986368

ardiis
元FPXのベテランスナイパー。ベテランと記載したが年齢は非公表。イギリスCSGOシーンで活躍していた選手。昨年のDRXとの試合で見せたとんでもないクラッチからアセントのスイッチ扉前の角はardiisポジなどと実況で言われたりもする。
とんでもないクラッチ→https://twitter.com/valesports_jp/status/1568299990715596803

thwifo
XSETやT1を渡り歩いた実力派韓国人選手。シックスマンとして活躍することが多かったよう。当方あまり情報がない。スタメンではないことが予想されるため、ロックインで見る機会があるかは疑わしい。

KOI


スペインに本拠地のあるチーム。サッカー選手のピケが創ったチーム。日本だとあまり聞きなじみのないチームだがEMEAだと名の知れたチームである。このチームは元GUILDにEMEA有名選手が数名加わった形のチームである。

メンバー
koldamenta
チームリーダーにしてコントローラー使い。元GUILDであり地元スペイン出身。何度も言いたくなるIGNが特徴。コルダメンタ。

sheydos
元Gambitのイニシエーター使い。マスターズ優勝経験があることからもこのチームの目玉選手と言えるのではないだろうか。

trexx
元GUILDの選手。マップによってどんなエージェントでも出せる選手。ZETAのCrowのような選手と表現するのが正しいだろうか。

Wolfen
あの有名サッカー選手カゼミロが作ったeスポーツチームCase Esports出身の選手。過去の記録を探すとチェンバーをよく使っていることからスナイパー役を務めるであろう。他メンバーがデュエリストをよく使う選手がいないことから彼がデュエリストの役割を務めると予測される。

starxo
元ACENDのコントローラー使い。彼も優勝経験がある選手だったはず。koldamentaとポジションがかぶっていることから、starxoもしくはkoldamentaどちらかが新しい姿を見せてくれるのではないだろうか。2コントローラーの可能性も無くはないが薄いと考えていいだろう。

Giants vs Detonation FocusMe


みどころ:日本チームの初陣。新制DFMは世界にどこまで通用するのか。かなり手堅い補強をしたGiants。一体どのようなチームに仕上がっているか。

Giants

https://www.youtube.com/watch?v=ls7u_7CgCqI


個人的にはあまり聞きなじみのないチームですが皆さんはどうでしょう。スペインのチームでVALORANTでは2020年のサービス開始直後から活動しているチーム。かなり有名で規模の大きいチームだそう。コーチはpipsoN、選手にhoody、nukkyeと元G2勢主体のチームという印象。優勝候補とまではいかないがかなり手堅いチーム。


Fit1nho
ミスタージャイアンツといってもいいほど長くこのチームにいる。基本的にデュエリストを使う。デュエリストを使っていて彼以外のメンバーが総入れ替えされたことを考えるとチームはかなり彼を評価しているということだ。とても楽しみである。

hoody
元G2のエースでかなり評価が高かった。このチームでも影のエースとしてチームをけん引する事だろう。G2では主にイニシエーターを使用していたが新チームになってからは主にキルジョイ、ヴァイパーを使用している。基本的にはセンチネル、状況に応じてその他エージェントという形だろう。

nukkye
元G2所属のイニシエーター使い。G2でも評価は高かっただけに期待は大きい。

rhyme
NIPなどで活躍した選手。もともとキルジョイ、KAY/O、レイズといったイニシエーターよりの選手だったが新チームではコントローラーに定着。ヘイヴンではアストラを採用

Cloud
元NAVIの選手で19歳と若手。NAVI時代ではレイズもしくはイニシエーター(フラッシュ)の選択が多かったが新チームになってからはイニシエーター(リコン)に定着しているアセントでフェイドを採用している。

Detonation FocusMe


PUBG界のレジェンドMelofoviaがコーチに転身、選手だったHSKがヘッドコーチに、選手には元Absoluteの二人に加えてジェット本人ことSoldam、元Nth Xnfriが加入。VCT本配信コメンテーター雑談配信ではダークホースになるかもと紹介されるも賛否は両論。同じRIOTのLoLでは実績はあるもののVALORANTにおいてはいまだ目立った実績はない。国内で圧倒的人気を誇るZETAを超えるチームだと証明できるか。

Suggest
2022年以降DFMのエースとして戦う韓国人プレイヤー。韓国チーム時代には世界大会にも出場している。主にKAY/O、ブリーチといったフラッシュ役を担っているが新チームではキルジョイをピックしているなどセンチネルにポジションを移したか。

Reita
元Reject、その前は現ZETA所属の選手。以前はオペレイタと言われるほどスナイパーキャラを使用していたが移籍後はイニシエーター(リコン)に定着している。ベテランの域に達した彼は、その活躍を推しに届けることはできるか。

xnfri
元Nthで世界を経験した選手。英語が堪能でインタビューではたびたび彼のきれいな英語が聞ける。きれいな顔立ちから女性ファンも多い。前チームではイニシエーター中心だったが新チームではコントローラーに定着。彼のフィジカルをスモークでより強化できるようになればチームは進化するだろう。

Anthem
Rejectなど様々なチームを渡り歩いた選手。20歳と若く、近年頭角を現した選手。Reject時代はチェンバー、イニシエーターを使っていた。現チームではキルジョイKAY/Oの選択が見られるため、主にイニシエーター’(フラッシュ)、マップによってはセンチネルという形だと予想できる。主にSuggestと二人で役割を分担しているような印象。

takej
Reitaと同じく元Rejectの選手。Seoldamと二人でデュエリストの役割を担っていると思われる。前チームまではスタメンを担っていたが。DFMではマップによって出場したりしなかったりするのか。情報がRIOT ONEの3戦ぶんしかないため明確ではない。前チームではコントローラーを担っていたがデュエリストに転向した可能性がある。得意のレイナで世界を破壊することはできるか

Seoldam
ジェットを使ったハイライト動画がバズったことで有名な彼だが、元Nth時代には世界2位にも輝いたPRXを打ち破るなど競技シーンでも実績を収めている。使用エージェントは基本ジェット。たまにスカイを使っているがこのチームで彼がスカイを使うところは見られないだろう。Seoldamは基本ジェットを構成に含むマップでしか出てこず、それ以外はtakejが出場するという予想である。もしくは他デュエリストも練習しAnthemがサブに回るという場合も考えられる。そこも一つの見どころだ。


LOUD vs GEN.G Esports


見どころ:2022世界王者と眠れる獅子の対決。昨年世界王者はエースと監督を引き抜かれチーム再建はできているのか。ホームグラウンドで是が非でもこの試合は勝たなければならない。対するGEN.Gは1からのチーム作りの成果を昨年王者にぶつける。

LOUD


圧倒的なエイムと連携力で昨年世界王者に輝いた。しかしチームのエース級選手SacyとpANcadaそしてコーチが移籍。抜けた穴はあまりに大きく感じるが、コーチにCSGOのレジェンドが加入。また選手にも大型若手選手が加入。間違いなく優勝候補である。また開催国ブラジルの地元チームでもある。南アメリカ地域は熱狂的な応援でも知られており、自国開催バフはかなりのものがあるのだろう。若手にのしかかるプレッシャーをベテラン勢がどこまで肩代わりできるかもポイントだろう。

aspas
昨年優勝メンバーの一人。生粋のデュエリストでジェット、レイズの二体を使用する。とてつもないエイムと判断力でキルを量産する。今大会最強エイムの1人。

Less
昨年優勝メンバーの一人。センチネルとヴァイパーを使用する選手。サイファーを使いACS297を記録するなど爆発したら止まらない選手。

saadhak
昨年優勝メンバーの一人。主にイニシエーター(フラッシュ)を担当。IDが”サダアキ”と、日本名に聞こえることから親しまれている選手でもある。ちなみにアルゼンチン人選手である。

cauanzin
17歳ぐらいというかなり若い選手で元NiP。記憶にも新しいZETA快進撃二戦目でわれわれは彼を目の当たりにしている。主にイニシエーターを使用しており新チームではリコンの役割を担うだろう。Sacyがいたポジションを担うだけに期待は大きい。

tuyz
若手有望株の選手。前チームはブラジルのTBKというチーム。主にデュエリストを使っていたようだがaspasがポジション転向することは考えられにくいため彼がコントローラーもしくはセンチネルの役割を担うと予測される。無名の若手が最強チームに大抜擢。楽しみである。

GEN.G Esports

https://www.youtube.com/watch?v=lBMn4C2W0gQ

GEN.Gはあらゆるゲームで世界最強を誇っているがいまだVALORANTではいい成績を収めていない。NA地域でチームを所持していたが、パシフィック地域でVCTバートナーチームに選ばれた。日本チームで活躍したMeteor、eKoそしてbailコーチが加入していることもあり日本での注目度も高い。チームとしては韓国強豪チームOn Sla2ersを土台にチームが作られている。


Meteor
元Nthとして世界大会に出場したことがある。とてつもないエイムで敵を壊滅に追い込む。寝る、食う以外は全てVALORANTにかけている超絶ストイック選手でもある。主にスナイパー役を担う。

k1Ng
DRXの前身であるVSの選手だった。前チームのOn Sla2ersではコントローラー、センチネルを務めた。現チームでも役割は変わっていないと思われる。

TS
k1Ngと同じく元On Sla2ersの選手である。前チームではコントローラー職だったが、新チームになってからフェイドも使用している所からマップによってイニシエーターも兼任すると考えられる。

eKo
彼もまた元On Sla2ersの選手である。その前はReignite所属だったため日本で名が知られている。主にイニシエーター(リコン)を使用していたが現チームではイニシエーターに加えてネオンも使用しているためマップによってはデュエリストも兼任する模様。

Secret
前チームはDesperadoという韓国のチーム。使用エージェントは過去スカイを多用したりネオンを使ったりと様々なエージェントを使用しているが昨年はKAY/Oもしくはレイズをよくピックしている。新チームではレイズのピックはなく、基本的にはイニシエーター(フラッシュ)たまにコントローラーといった形のようだ。

Karmine Corp vs FunPlus Phoenix


見どころ:ScreaM、Nivera兄弟が加入したフランスの雄と中国最強チームFPXの試合。EUマクロと中華ミクロのぶつかり合い。

Karmine Corp


LoLヨーロッパマスターズ優勝などEUでは名の知れたフランスのチーム。ScreaM、Nivera兄弟がTLより加入。ScreaM、xmsは別ゲームで元チームメイトと言う事もあり連携面は心配なさそうだ。

Shin
センチネルからデュエリストまで様々なエージェントを使いこなすオールラウンダー。

Newzera
イニシエーター専門の選手。フラッシュピックが目立つ。Niveraがフラッシュを得意としていることからリコンを使用する可能性が高い

ScreaM
言わずと知れた1タップキング。ヘッドショット率は脅威の32.5%、ファーストブラッド率は60%に達する。前チームTeam Liquidではレイズ、フェニックスを使うデュエリストだった。このチームでも変化はないだろう。

Nivera
元Team LiquidでScreaMの弟。21歳と若い。使用エージェントはフラッシュもしくはヴァイパー。ポジションの変更はなさそうだ。

xms
CSGO出身選手でScreaMとはEnvyでチームメイトだった。前チームのMAD Lionsではチェンバーをメインで使用していた。このチームではスナイパー役もしくはセンチネルの役割を担いそうだ。
CSGO時代の弾五発で五人殺すシーン→https://www.youtube.com/watch?v=LyLTLcGvjC8

FunPlus Phoenix


FPXと聞いたらEUチームを想像する人もいると思うがもともとは中国のゲーム会社FunPlusが運営するeスポーツチーム。LoLでは設立二年目でWorlds優勝するなどとてつもない運営力を持つチーム。フロントはかなり優秀である。しかしパートナーチームに選ばれなかった事でEUから撤退。そんな彼らがEUのFPXと並行して中国で運営していたZQというチームを今年からメインロースターに昇格させた。もともと中堅チームではあったが昨年後半から勢いをつけ、中国最強だったEDGを倒している。とにかく打ち合いが強いだけではなく戦略もしっかりとしている幅の広いチーム。

AAAY
使用エージェントはスカイ、セージがほとんど。

BerLIN
台湾の選手。イニシエーター(リコン)が多い。

nizhaoTZH
キルジョイもしくはコントローラーを使用する選手

wudiYuChEn
ヴァイパー中心のコントローラーを使用する選手

Yuicaw
チェンバーもしくはジェットを使用する選手。化け物エイム。

DRX vs BBL Esports 


見どころ:パシフィック地域で圧倒的な強さを誇るDRXの初陣。地元トルコが災害にあったBBLは故郷に明るいニュースを届けることができるか。

DRX


アジア最強であり世界でもトップクラスの実力を持つチーム。CSGO時代から活躍していたVisionStrikersがDRX入りしチームを構築した。昨年までの世界大会では毎年いいところまで行くがあと一歩のところでEUもしくはNAチームに行く手を阻まれた。今年はタクティカルFPS本場である欧米を破りアジアの力を見せつけることができるか。

stax
チームを引っ張る闘将。その熱いプレイからベテランのにおいがするが22歳とまだまだ未来のある選手。チームが苦しい時の彼のクラッチプレイは文字通りチームを救う。メインロールはイニシエーターだがマップによってはコントローラーやセンチネルも使用。ブラジルでも彼のBAMOSが聞けるのか。

Zest
彼のメインロールはイニシエーター(リコン)である。昨年の夏のマスターズのOptic戦以降ソーヴァとフェイドしか使っておらず彼の索敵への信頼度はかなり高い。

Rb
彼は特にメインロールが決まっておらずフレックスなエージェント選択を行う。ただ印象的なのはフラクチャーで選択するネオンである。彼のネオンは他のネオンとは一味も二味も違う。

MaKo
直近のイベントでフラクチャーにてフェニックスを使用しているが、それを除けばコントローラー専といっていいだろう。スモークの炊き方、定点の管理などにたけており、よくクラッチプレイをする。

BuZz
メインロールはデュエリストで主にジェットを得意としている。しかし直近の大会ではイニシエーターやセンチネルを選択している。Foxy9という大型新人の加入もありデュエリストの選択は少なくなりそうだ。しかし大会までのFoxy9の出来によっては彼が再びデュエリストを使用することがあるかもしれない。

Foxy9
彼は元Reigniteの選手であるため日本でも有名な選手。とてつもない破壊力を持つジェットはファンの記憶に焼き付いている。メインロールはデュエリストでDRX加入後はほとんどジェットを選択している。チームのスナイパー役も担っているようだ。彼の若さ溢れるエイムが爆発するところを是非見たい。

BBL Esports


2020年7月にトルコで設立された新しいチーム。EMEA地域で中堅に位置するチーム打ち合いにめっぽう強いチームではあるが世界大会への出場は見られていない。昨年からチームメンバーをほとんど変えていない。

AsLanM4shadoW
イニシエーターをメインで使用する選手

QutionerX
チームのスナイパーを務める。スタッツからノると止められなくなる選手だがノらなければそこまで脅威ではない印象を受ける。

Turko
イニシエーター(リコン)を中心に使う選手。チームのエース選手。

Brave
昨年末SMBより移籍してきた選手メインロールはコントローラーであるが、昨年数回ジェットを使用していることから、デュエリスト使用の可能性もある。

SouhcNi
SMBから移籍してきた選手。主にイニシエーターを使用する選手。どちらかというとフラッシュ役になりそう。

aimDLL
コントローラーもしくはセンチネルをメインで使う選手

Paper Rex vs Cloud9


見どころ:優勝候補の2チームが対戦。決勝戦がこのカードでもおかしくはない。超注目の一戦。

Paper Rex

https://www.youtube.com/watch?v=6BlbID8RjXk

シンガポールを拠点とする東南アジア最強チーム。もともとはゲーム内の友達同士でチームを立ち上げたらしい。選手全員が爆発力がありかなり好戦的なチーム。彼らのすごいところはエイムで全てを解決しているように見えて彼らにしかできないミリ単位の連携をしている。そのためヨルやハーバーなど特殊なピックで敵を混乱させることも少なくはない。一回戦に対戦したくないチームランキング1位。


mindfreak
コントローラー専門。使用エージェントは基本アストラ。特徴的なのはヴァイパーではなくハーバーをピックしているところ。かなり評価の低いこのエージェントを今大会でも使用するか注目。

f0rsakeN
PRXの絶対的リーダー。デュエリストをメインで使い、スナイパー役も務める。彼が他のデュエリスト使いと違うところはヨル、フェニックス、レイナなど世界大会ではあまり見ることのないエージェントをそこそこの頻度で使用しているところだ。ジェットに頼り切らない所から先述の幅をチームに生み出している。2デュエリストのチーム。

Benkai
彼を一言で表すとエンターテイナーである。チームのリーダーを務める彼は一度は引退を宣言しているがチームから脱退することはなかった。世界大会入場時には必ず何かしらのコスプレをし、ファンを沸かせている。使用エージェントはイニシエーター、センチネル。去年はかなりフレックスな部分も見受けられたが、パートナーに選ばれてからは基本リコン役を務めている。

d4v41
彼もまたかなりのエイム自身ニキ。フラッシュ役もしくはスナイパーを担う選手。チェンバーナーフ後もそこそこ使用している。

Jinggg
とてつもない爆発力を見せるこの選手。メインロールはデュエリスト基本レイズかレイナを使用している。f0rsakeNの使用エージェントに応じてフェニックスやジェットを選択することもある。

cgrs
唯一の新加入選手。Z11というタイのチームに所属していた。前チームではスナイパーの役目を果たしていたが、PRX加入後はフェイドを使用している。データがイベント試合の一戦分しかないため彼がどのような使われ方をするのかはいまだ不明。ベンチウォーマーになる可能性が高い。

Cloud9

https://www.youtube.com/watch?v=tUU4aaNOlvE

タクティカルFPS界でかなり人気のあるチームの一つ。VALORANTでは中堅チームという位置づけだったが、去年からかなり勢いをつけたチーム。去年のNA LCQでは3位を記録している。もともとNAでもトッププレイヤーの呼び声高かったleafをはじめとする3人を据え置きし、VALORANT最強プレイヤーyayそして元SentinelsのZellsisが加入し優勝に向けこれ以上にない補強を行った。間違いなく優勝筆頭候補である。だがオフシーズンの戦績はあまりよくない。


leaf
海外リージョンの試合を見ない人にとってはそこまで聞きなじみのない選手であるが、NAではかなり有名な選手デュエリストを使用し、旧Cloud9の絶対的エースだった。新チームになってからはレイズ、キルジョイ、ヴァイパーといったかなりフレックスなピックを見せている。

Xeppaa
イニシエーターを使う選手。特にスカイ、フェイドが得意。ソーヴァを使用しているところはあまり見られず基本的にはフラッシュもしくはフェイドという形だろう

vanity
彼はコントローラー専門。特徴的なのはアストラをほぼピックしないということだ。基本的にはブリムストーン、オーメンを使用している。

yay
El Diabloの異名を持つ彼は、悪魔がとりついたようなエイムで敵を壊滅させる。使用エージェントはほとんどチェンバー。大幅ナーフも彼のエイムがあれば意味をなしていないようだ。ジェットやヨルもちらほらピックしており、チェンバー以外のピックを見ることがあるかもしれない。今大会要注目選手

Zellsis
Version1、Sentinelsを渡り歩いた選手。よく上半身裸で行っている配信も人気。彼の特徴はネオン、レイズを使ったときの爆発力。しかし爆発しなかったとき、少しミスが増える印象。いわば狂犬のような選手である。

Evil Geniuses vs Team Heretics


見どころ:EU vs NAの試合。EGは誰をスタメン起用するか。THの完成度は。

Evil Geniuses


10人体制のチームをつくろうとしている。5人ゲームで10人も選手を雇うメリットはないというのが主流の考え方だが、一体どのようなチームになっているのか。

Boostio
元OWリーガーで以前よりEGに所属していた選手。基本チェンバーを使用している。チームではスナイパー専門職となる可能性が高い。

Reformed
彼も以前よりEGに所属していた選手メインロールはイニシエーター

C0M
以前よりEGに所属していた選手。その前はAkrewでプレイしていた。メインロールはイニシエーター

jawgemo
以前よりEGに所属していた。メインロールはデュエリスト。

Apotheon
以前よりEGに所属していた選手。その前はRenegadesでプレイしていた。コントローラーメイン。

BcJ
元XSETの選手で世界大会経験者。オーメンもしくはリコンキャラを担当。今年新加入した選手の一人。評価の高い選手であるため彼は基本スタメンだろう。

Ethan
最強の一人。100T、NRGを渡り歩いた選手でNAプロ選手に最も上手なプレイヤーを尋ねると彼の名前が挙がることが多い。世界大会への出場があまりないので名は広く知られていないが、とても実力のある選手。イニシエーターを中心に様々なエージェントを使用する。

Demon1
NA地域のTire3チームでエースを務めていた選手。若手有望株。メインロールはデュエリスト。

ScrewFace
NA地域のTire3チームでエースを務めていた選手。メインロールはデュエリスト。

Team Heretics


スペインのチーム。LoL部門に日本人のEvi選手が加入したことで話題になったチーム。元G2の選手が3名加入しておりロスター的には上位を狙えるチームではある。ただオフシーズンの結果は芳しくなく、チーム作りが難航している模様だ。

AvovA
デンマーク出身の選手でメインロールはコントローラー。全てのモクキャラをまんべんなく使うことのできる選手。

keloqz
元G2で去年3月からTHに加入。ジェット専という印象があったが、TH加入後はチェンバーを多く使っている。チームのスナイパー役を務めると思われる。かなりの実力を持っているのは確かであるがここ最近の試合では少し伸び悩んでいる。彼の活躍次第でチームの出来が変わってくるだろう。

m1xwell
タクティカルFPS界でかなり有名な選手。G2時代はチェンバーとネオンを使用していたがTHに加入してからはセンチネル、ヴァイパー、ブリーチと守備的なフレックスピックを取っている。このチームのエースと言っても過言ではない。

zeek
元ACENDのイニシエーター。しかしTH加入後はレイズ、フェニックスをメインピックとしており彼がデュエリストを使用するものと思われる。

Boo
元OG LDN UTDの選手。新チームに加入してからはイニシエーターをメインで使用している。彼がIGLを務めるものと思われる。

Talon Esports vs mibr


見どころ:Patiphanとheatの異次元エイム対決。heatにとってはリベンジマッチ。地元ブラジルで最も成功しているといっていいmibrはLOUDを超える成績を収めることはできるのか。

Talon Esports


香港発祥のeスポーツチームであるが、現在はタイを中心に活動している。元XERXIAのメンバーを中心にロスターが構成されている。XERXIAには去年日本チームのNthが勝利を収めているが、新チームになってから、ZETAはBo3で1マップも取れなかった。しかし彼らはDRXから1マップも取れなかった事から、ZETAとDRXの間の実力と考えていい。

Patiphan
XERXIAの前身、X10時代に世界大会に出場。Opticの前身でMarved、yayも在籍していたEnvyを倒している。さらには当時のブラジル代表でheatも在籍していたVivo Keyed(当時のZETAはボコられた)に圧倒的勝利を収めている。2022年はOWリーグに参加しているが成績は振るわなかった。今年から満を持してVALORANTシーンに復活。今大会再注目選手の一人。現在腕を負傷中。対戦の見どころにPatiphan vs heatと記載したが彼は今大会に出場しないようだ。

Crws
元XERXIAメンバー。前チームではフラッシュをメインで使っていたがこのチームではコントローラーを務める。

Foxz
元XERXIAメンバー。前チームではイニシエーター兼サブデュエリストを務めていた。新チームではイニシエーターに徹するようだ。

sushiboys
元XERXIAメンバー。前チームではフレックスピックで全ロールを務めていた。このチームではセンチネルに徹するようだ。ちなみに彼はあまりスシが好きじゃないらしい。

garnetS
元X10の選手でPatiphanの後釜だった選手。デュエリストメインで主にジェットを使用する。オフシーズンではPatiphanの出場はなく彼がスタメンで出場していた。

Jitboi
FW Esportsというタイのチームで活躍していた若手の選手。フレックスピックで何でも使える選手。このチームでは主にフラッシュを担当しそうだ。

mibr


言わずと知れたタクティカルFPSの強豪。現在は北米のImmortalsが運営しているらしい。heat、murizzzは当時のZETAをボコボコにし、日本を悪夢に陥れた元Vivo Keydの選手。未知数な部分が多いチームでもある。元LOUDのコーチがこのチームに移籍している。

jzz
ファーストブラッド成功率が58%とかなり高い選手。もともとデュエリストを使用していたが新体制になってからはイニシエーター(リコン)専門職となっている。

frz
主にセンチネルを使用する選手。スナイパーを務めることもある。

murizzz
元Vivo Keydの選手。イニシエーター(フラッシュ)がメインロール。

RgLM
元Vivo Keydの選手であるがZETAと対戦したときはいなかった。メインロールはコントローラー。アストラを全くと言っていいほど使わない。

heat
最強エイムの一人。元Vivo Keydファーストブラッド成功率は脅威の59%に達する。メインロールはデュエリスト。ジェットが得意。

Txozin
Rise Gamingというブラジルのチームにいたコントローラー。中堅チームのコントローラーがトップチームに移籍することは稀であるため相当評価が高いのだろう。使用エージェントはオーメンとアストラ。RgLMがカバーしきれない部分を担当すると思われる。

Omegaグループ

Team Secret vs Team Liquid


見どころ:フィリピンの雄vsかなり評価の高い補強に成功したTL。最強センチネルnAtsは新天地で活躍できるのか。

Team Secret


もともとDota2で有名になったヨーロッパのeスポーツチーム。旧Bren Esportsを取り入れ東南アジアでVALORANTに参戦。チームメンバーがほとんどフィリピン人で構成されており、ベテランと若手の融合チームとなっている。

JessieVash
かなり年齢が高かったと記憶している。チームではイニシエーターを務める。

DubsteP
スナイパーもしくはデュエリストを使用していたが、直近の試合ではスナイパーもしくはセンチネルを務めている。

BORKUM
コントローラー専門の選手。ピックに偏りはなく様々なエージェントをマップに合わせて使用する。

Jremy
デュエリストもしくはスナイパーを使用。レイズ、ネオンを得意としているようだ。

Ienne
Bleed eSportsというシンガポールのチームに所属していた。彼はチーム唯一のシンガポール出身選手である。メインロールはイニシエーター(リコン)である。

invy
Oasis Gamingというフィリピンの中堅チームに所属していた。メインロールはイニシエーター(フラッシュ)である。

Team Liquid


ScreaMが創設したチームを中心にVALORANTに参入したチーム。しかしScreaM兄弟が移籍した。その穴を務めるのは元Gambitで世界大会優勝経験者のRedgar、nAtsである。またGUILDからSayfも加入しオフシーズンの補強はかなり評価できるものとなった。優勝候補に名を挙げることができるか、初戦に注目したい。

soulcas
TL据え置きメンバー。新体制になるまでは主にイニシエーターを使用していたが現在ではコントローラーをメインで使用している。

Jamppi
TL据え置きメンバー。旧TLではスナイパー役としてチェンバーをよく使っていたが、新体制に移行してからはデュエリスト、とりわけジェットを使用している。

Redgar
元Gambitのコントローラー兼イニシエーター。新チームでの試合実績がないため何とも言えないが基本はイニシエーターを使用するものだと思われる。

nAts
元Gambitのセンチネル兼コントローラー。ラークができるエージェントを得意とし、裏警戒などチームのサポート面を充実させている。よくクラッチプレイをする。このチームのエース格であることは間違いない。

Sayf
元Guildの選手でスナイパーの役割が多かった。このチームではスナイパーもしくはサブデュエリストを担うと予想される。フラッシュも使えるためイニシエーターを使用する可能性もある。

KRÜ Esports vs Natus Vincere


見どころ:優勝候補NAVIの出来具合はいかほどか。KRÜ Esportsは大幅にメンバーを変えてどのようなチームに仕上がっているか。

KRÜ Esports


元アルゼンチン代表サッカー選手のアグエロ選手が立ち上げたeスポーツチーム。メンバー3人を入れ替えての新シーズンスタートとなる。オフシーズンではTLに勝利を収めるなどポテンシャルは高いが、全体としては負け越している。ポテンシャルを実力へと昇華させることはできているか。

NagZet
KRÜのオリジナルメンバー。センチネルを使用することが多く、チェンバーが得意ピックであるようだ。

Klaus
KRÜのオリジナルメンバー。イニシエーターメインでヴァイパーも使用する。

xand
元NiPでジェットを使用していた選手。前チームではスナイパー専門のような使われ方だったが、このチームではジェットに加えてイニシエーターも使用する。

Daveeys
ファーストブラッド成功率61%のバケモノ。KAY/O、レイズを使用する。前のチームではほぼチェンバーしか使っていない。

Melser
元Leviatanでコントローラーを務めていた。このチームでも役割に変更はなさそうだ。

axeddy
ブラジルで様々なチームを転々としていたコントローラー使い。オフシーズンもそれなりに出場しコントローラーを使用している。

Natus Vincere

https://www.youtube.com/watch?v=XJMPPFtg8Yg

ウクライナを本拠地とするチームで、言わずと知れたタクティカルFPS最強チーム。CSGOをプレイしたことのある人であれば必ず知っているチームだ。マスターズ優勝経験を持つ元FPXの4人に、2020年の年間王者であるcNedを加えた5人でロスターを構成。昨年の選手は残っていない。優勝候補と言いたいところであるがardiisが抜けcNedが加入し、新たなチームとして洗練されているかは不明。オフシーズンではまだ未完成という印象を受けた。著者の推しチームである。


ANGE1
33歳の大ベテランが使用するのはコントローラーとイニシエーター。常にチームのサポート役を務める。

Shao
クラッチキング。Mastersコペンハーゲンではクラッチプレイを連発し、親の顔より見たクラッチと揶揄されるほどである。彼はイニシエーター(リコン)の印象が強いが新チームになってからはコントローラーもよく使っている。ANGE1と上手くすみ分けてエージェントを選択しているようだ。

SUYGETSU
ヴァイパーはnAtsに匹敵する上手さ。基本的にはヴァイパーとセンチネルを使用する。マスターズ優勝を決めたサイファーでの4キルは記憶に新しい。新チームでもスーパークラッチを見せることができるか。ちなみに筆者のアイドル選手。

Zyppan
彼と言えばレイズとKAY/Oのイメージが強いが新チームになってからはジェット、レイナ、フェイドも使用している。cNadがチェンバーを使用する試合でジェットが欲しい場合は彼が使用するようだ。

cNed
VALORANT初代年間チャンピオンACENDの絶対的エース。オペレーターがとにかくうまく、ジェット最強の呼び声も高い。しかしマップによってはチェンバーを優先して使用しているが、大幅にナーフされている今、果たして有効的なピックと言えるのだろうか。オフシーズンで唯一負け越している試合はBo3のすべてでチェンバーをピックしている。高頻度でACS300を超えていることからも個人としてのパフォーマンスはいいみたいだ。

Leviatán vs ZETA DIVISION


名実ともに日本No.1、ZETAの初戦。対するはオヌールコーチ率いるラテン地域最強チーム

Leviatán


元KRUのコアメンバー二人と快進撃を支えた名将Onurコーチが加入。また強豪FURIAからnzrを獲得。ブラジル人を除いた南米ドリームチームと言ってもいいとてつもないチーム。オフシーズン負けなしとチーム作りも順調なようだ。彼らは間違いなく今大会のダークホースとなりうる。ZETAを倒せたらの話だが、、、

kiNgg
Leviatánオリジナルメンバー。レイズ、ヴァイパーをよく使用していた選手だが新チームになってからはヴァイパー、セージ、コントローラー(フラッシュ)を担当している。

Tacolilla
Leviatánオリジナルメンバー。昨年はチェンバーしか使っていないと言っていいほどチェンバーを使っている。しかしオフシーズンではレイズ、ジェット

Shyy
去年中頃に加入したメンバー。イニシエーターを専門としていたが新チームになってからはセンチネルを使用する場面が多くみられる。

nzr
元FURIAのリコン担当。移籍後もリコン役を務めている。フェイドよりソーヴァの割合が高い。

Mazino
元KRUのイニシエーター。移籍後はコントローラーメインとなっている。

keznit
元KRUのエースでデュエリスト使い。ジェット、レイズ、チェンバーをよく使う。

ZETA DIVISION


現日本最強のチーム。日本のeスポーツチームによくあるエースは韓国人といった、外国人頼りなロースターではなく、全員日本人で構成されているため日本eスポーツ界の希望として多くのファンを獲得している。もともとCSGOの日本シーンで最強を誇っていたAbsoluteが旧JUPITER(現ZETA)に加入し、発足した。VALORANT競技シーンが始まったころは日本国内で圧倒的な力を誇っていたが、成長の鈍化などからLaz、crow以外の選手を放出。そこに日本FPS界で最も有望とされているDep、NthとしてPRXなど東南アジアや韓国の強豪を倒しアジア2位になったSugarZ3ro、tenが加入した。この選択が功を奏し、去年のマスターズではFNC、NiP、DRX、TL、PRXといった誰もが知る強豪を倒し世界3位に到達。日本FPS界過去最高の成績を収め、地上波ニュースでも紹介された。彼らの強みは基礎的なエイムはもちろんの事、戦術面や連携力、修正力にある。しかし、二回目のマスターズでは日本予選決勝戦でNthに敗北し出場を逃している。ChanpionshipではLOUDとの2度の対戦のすえ完敗。あれから約半年がたち、チームはどこまで仕上がっているのか。日本の全eスポーツファンの期待を背負って世界の強豪に挑む。

Laz
ZETAの絶対的エースにして日本タクティカルFPS界のエース。クラッチキングの異名を持つ。正確無比なエイムを得意とし、チェンバー本人と評されるほどスナイパーが上手い。ACSもかなり高い水準だったがチェンバーナーフ後。キルジョイ、サイファーを使うようになりACSは落ち着いている。今大会では主にセンチネルを担当するだろう。

crow
ZETAの縁の下の力持ちで仕事人。主にイニシエーターを使用し、ソーヴァ、ブリーチはかなり練度が高い。チームのサポート役を担うことが多いため数字に表れにくい貢献を行う。一部のにわかファンから批判の声を浴びることもあるが、戦術的に彼の貢献度は計り知れない。

Dep
神の子の異名を持つ天才。今までの日本人にはない感覚的なエイムで敵を破壊する。OWやPUBGなどで日本代表を経験している。メインデュエリストとしてジェット、ネオンを使用している。マップによって他のロールをこなすこともあるが勝率はあまりよくない。個人的な感想として、彼をデュエリストに専念させる事ができればZETAは次の世界に進めるのではないかと考える。良くも悪くも彼の出来はチームの出来を大きく左右する。

SugarZ3ro
アストラで世界を圧倒したシュガーヒーローことSugarZ3ro。元R6Sのプロ。サイト内でのスモークを使った時間稼ぎや、アストラのスキルを使ったクラッチなどで、日本で最も有名なeスポーツプレイヤーの一人となった。もし、サッカーのように選手が移籍金額で評価される世界であれば、日本人の中で、彼が最も移籍金額が高額に設定されているであろう。

TENNN
チームのサブデュエリストを務め主にレイズを使用している。OWの元日本代表。反応速度が異常に速いことが特徴。筋肉エイムと例えられるほどフィジカルが強い。目の治療などで昨年末は本調子に届かなかったようだが、今年はフルコンディションの彼を見ることができそうだ。新チームになってからはレイズに加えキルジョイなど昨年はあまり見られなかったピックも行っている。

barce
元AbsoluteでVALORANTでは主にコントローラーをメインで使用していた。DFMに移籍していたが6人目のバックアップメンバーとして今大会に参加している。ZETAは基本的に5人で戦う方針であるため、6人目をコミュニケーションなどに不安要素がない事やあらゆるエージェントが使える事を条件に探していた。元チームメイトでありコントローラー、イニシエーター、センチネルが使える彼は適任だったのだろう。今大会で彼がプレイするのを見ることはなさそうだ。

Global Esports vs Team Vitality


見どころ:どちらもそれぞれの地域で中堅に位置するチーム。強さが未知数の中でどこまで魅せることができるか。

Global Esports


インドのeスポーツチーム。その名の通りインド、韓国、カナダ、ラオス、インドネシアと、世界各国から選手を招集。AYRIN以外は全員デュエリスト使いというとんでもないチーム。エイム強者を集めてはいるがエージェント構成や、コミュニケーションの部分など課題は多い。果たしてどのようなチームに仕上がっているか。インドでは圧倒的強さを誇るチームではあるが国際大会で爪跡を残せるか。

SKRossi
GEのオリジナルメンバー。スナイパーでジェットかチェンバーしか使用しない。ファーストブラッド成功率は脅威の62%

Lightningfast
絶対にネオンOTPの名前をしているが実際に使うのはレイズ、レイナ、ヴァイパー、キルジョイ。チームのサブデュエリストを務める。ZETAのtenのような役割を果たす。

AYRIN
元XSETのコントローラー兼センチネル。欧米出身でアジアでプレイする数少ない選手の一人。世界を経験しているという意味では彼がキープレイヤーであることは間違いない。

t3xture
旧Damwon(現Dplus)のデュエリスト。ジェット、チェンバーを得意としている所からSKRossiとポジションが被る。はたして彼はどう起用されるのか。

Bazzi
元CRの戦闘狂で韓国ではOn Sla2ersのデュエリストを担当していた。得意ピックはレイズだ。

WRONSKI
ORDERというオセアニアで有名なeスポーツチーム出身の選手。彼もまたチェンバー、ジェットを得意とするスナイパー。他のデュエリスト使いと比べて名劣りするため、ポジションを変更すると予想できる。

Monyet
Onic Esportsというインドネシアのチームでデュエリストを使っていた選手。得意ピックはジェットとネオン。

Team Vitality


フランスに拠点がある有名なeスポーツチーム。数々のタイトルでいい成績を収めている。もともといたメンバー二人に加えてOG LDN UTDの二人、有望株のTwistenが加入。中堅チームのコアメンバーで固められている。オフシーズンの成績はまずまずで、中堅チームには勝てているが強豪には勝利できていないという印象。今大会でも前評判はそこまで高くないが果たして、、、

Cender
VITのオリジナルメンバー。メインロールはセンチネル、コントローラー。チームのサポート役を務める。

BONECOLD
元ACENDのコントローラーでChampionship初代王者に輝いている。去年の5月前ごろにVITに加入。加入後は主にイニシエーター(リコン)を使用していたが新体制になってからはアストラも使用している。チームのIGLを務める。

Destrian
元OG LDN UTDのイニシエーター。フェイドを得意としている。

MOLSI
元OG LDN UTDのサブデュエリスト。現チームでも同じような役割を果たし、レイズ,
KAY/O、ネオンを使用している。

Twisten
このチーム一番の注目選手。元BIGの選手でデュエリスト使い。現チームではスナイパーのような役割を果たしている。

FUT Esports vs Rex Regum Qeon


見どころ:打ち合いに定評のあるFUTの初陣。注目度の低いカードだけにスーパースターの誕生を楽しみにしたい。

FUT Esports


FIFA部門の設立が起源のチームで、比較的新しいトルコのチーム。BBLより評価が高い。メンバーはほぼ据え置き。オフシーズンではなかなか勝ちを作ることができず、チーム作りが難航している模様。

MOJJ
ヴァイパーセンチネルを使用する選手。

qRaxs
イニシエーターを使用。KAY/O、フェイド、セージを中心に使用する。

qw1
cNed並みに強いジェットと噂のエイム強者。チームではデュエリスト兼スナイパーとして活躍する。

MrFaliN
コントローラー兼イニシエーター。ソーヴァ、ブリムストーンが得意。

AtaKaptan
コントローラーメインの選手。オーメンブリムストーンを使用。

Muj
チームのサブデュエリスト。主にレイズを使用する。

Rex Regum Qeon


かなり手堅い印象のチーム。ZETAも戦ったBOOMから二人獲得。オフシーズンの成績はあまりよくない。

2geMONSTAH
コントローラーがメインではあるがたまにフラッシュキャラも使用する。アストラはほぼ使用しない。

Emman
元Action PHというフィリピンのチームでイニシエーターを担当していた。このチームでもフラッシュ役を務める。

EJAY
元Bren Esportsのスナイパー。このチームではメインデュエリストを担当し、レイズジェットを使用している。

Tehbotol
元BOOM Esportsの選手フラッシュを使用していたがこのチームでは主にフェイド、アストラ、ヴァイパーを使用している。

fl1pzjder
元BOOM Esportsでキルジョイ、ヴァイパーを使用していたがこのチームではイニシエーターを務めている。

Lmemore
元Onic Esports出身のオールラウンダー。主にチェンバー、ヴァイパー、ソーヴァを使用する。

100 Thieves vs EDward Gaming


見どころ:現在最も完成度が高いと言われている優勝候補筆頭vs最強エイム集団

100 Thieves


オフシーズンではC9にBo5でストレート勝ちするなど負けなし。ずば抜けて完成度の高いチーム。大きくメンバーは変えていないが新加入のCryoが上手くフィットしている。優勝筆頭候補である。

Asuna
VALORANT部門設立当初からチームを引っ張る絶対的エース。ハイセンシから繰り出されるエイムが特徴。配信も人気。メインロールはイニシエーター。マップによってはレイズやネオンなどキャラコン重要キャラを担当する。

Derrek
イニシエーター専門で主にリコンを務めていたが、新体制になりスカイやブリーチなどのピックも増えている。

stellar
センチネル+KAY/O、ヴァイパーを担当する守備的な選手。

Cryocells
元XSETのエース。Mr.4Kの異名を持つほどエースが獲れない(4キルで終わってしまう)。配信が人気。チームでチェンバー、ジェットを使用しスナイパーを担当する。新チーム移籍後かなりの高頻度でACS300越えを記録している。チェンバーナーフ後もチェンバーを高く評価している。

bang
コントローラー一筋の仕事人特徴としてはアストラをあまりピックせずオーメンをよく使う。コントローラー最強格。

EDward Gaming


中国の最強エイム集団。エイムだけでいえば世界最強格であるが世界大会では勝利を収めることはできなかった。メンバーはほとんど変化なし。FPXにBO5で負け、中国2位に転落。

Haodong
チームのフラッシュ役を担う選手。

CHICHOO
コントローラーを使用。たまにレイナやセージを使用する。

nobody
イニシエーター専門で基本的にはソーヴァ、フェイドのリコン役を務める。

ZmjjKK
カンカンと読む。チェンバーを使用している。スナイパー最強の一人ではあるが調子の波が激しいのが難点ACS400を超える試合がある一方で全く振るわない試合もある。良くも悪くも彼の調子がチームを左右する。ヒップホップが好き。

Smoggy
とてつもなくエイムが強い。とにかくバケモノらしい。ジェット、レイズを使用しチームのメインデュエリストとして活躍している。

Abo
昨年のChanpionshipには出ていないが、かなり評価が高い。主にチェンバーを使用しスナイパーを担当する。

Sentinels vs Fnatic


VALORANT Esports最初の世界大会の決勝カード。EU、NAとそれぞれの地域で最も人気の高いチームとして競技シーンを引っ張ってきた2チームの戦い。

Sentinels


VALORANTにおいて最も人気のあるチームだったといっても過言ではない。Sinatraaが不祥事で抜けた穴に当時ストリーマーだったTenZが1億円のレンタルで加入したことが大きな話題になった。その後彼らは初代世界王者になるも、その後の成績は振るわずメンバーを多少変更するも成績は伸びなかった。オフシーズンでは急遽TenZ、Sick以外のメンバーを外し昨年年間王者のLOUDからSacy、pANcadaを獲得。さらにNAで破竹の勢いで成績を上げていたXSETから監督とコアメンバーを獲得。勝つための補強としては完璧すぎる補強を行ったが、当時の人気だったSentinelsの色は良くも悪くも一切なくなってしまった。オフシーズンでの成績は良くなく、パートナーチームではないTSMやTGRDに敗北している。はたして生まれ変わった彼らは再び競技シーンを席巻することはできるのか。

TenZ
もっとも有名かつ人気のあるVALORANTプレイヤー。親日家としても有名。配信も人気。マーケティングという意味でも彼はVALORANTにおいて最も価値のあるプレイヤーと言えるだろう。昨年まではデュエリスト、スナイパーを担当していたが、今年からはメインロールをイニシエーターとし、イニシエーター兼スナイパーとしてチームプレーに励んでいるようだ。しかしジェットを使っている時とパフォーマンスの質が明らかに変わることからまだ十分な練度ではないようだ。

zekken
元XSETのデュエリスト。レイズ、ネオンを得意とする選手でSentinelsでもデュエリストを担当。TenZからポジションを奪ったことからも監督からかなり厚い信頼を得ているものと思われる。キャラコンが上手くエントリーをしてタンクするような動きがみられる。そのためACSはそこまで高くない。

Sacy
元LOUDで世界最強のイニシエーター。LOUDではリコンキャラのみを使用していたがこのチームではブリーチも使用している。TenZの成長次第ではリコン専門に戻る可能性もある。イニシエーターを使う選手ではあるがとてつもないエイムを持っている。

pANcada
元LOUDでコントローラー使い。アストラ、オーメン、ブリムストーンと、マップに合わせて様々なキャラを使い分ける。英語が堪能ではないためコミュニケーション面での成長が必須。ヘッドショット率は30%を超えている。

dephh
元XSETのメンバーでフラッシュ担当だったが新チームになってからはセンチネル+ヴァイパーを担当している。チームのサポート役を担当する。

Sick
Sentinelsに残る唯一のオリジナルメンバー。フェニックスを得意とするサブデュエリストだったが体調の悪化から去年より競技を一時休息していた。TenZ以外の選手がチームを追い出されるも彼は残留した。サブメンバーのような扱いであるがZETAのbarce同様大会で見ることはほぼないだろう。

Fnatic


世界でもっとも有名なeスポーツチームの一つ。昨年Chanpionshipは惜しくも4位敗退となってしまったが、去年のコアメンバーに若手再有望株のLeoをGUILDより獲得。さらに元GambitのChronicleが加入。これ以上にない補強を行い、オフシーズンでもかなりいい成績を残している。間違いなく今大会の優勝筆頭候補であり筆者の優勝予想チームでもある。

Boastar
VALORANT競技シーンの顔ともいえる選手。その明るいキャラクターで世界中で人気の選手。またIGLとしても最強の呼び声が高く、敵の動きを正確に把握する彼の視野は敵にとってはとてつもない脅威だ。これ以上にない最強の手ごまを手にした彼はだれも止められない。メインロールはコントローラー。ブリムストーンのイメージが強いが今年はアストラも採用しているようだ。

Derke
Fnatic初期からの絶対的エース。主にスナイパーを担当しデュエリストも兼任していたが、今年もその役割は変わらないようだ。ジェット、チェンバーが得意ピック。

Alfajer
センチネル担当の選手。Derkeがレイズを出すマップではチェンバーを使用している。ヘッショ率は30%を超えるなど、さすがのトルコエイムを見せている。

Leo
EMEA地域の若手で最も勢いのある選手。有望株と言われてきたがもうその才能は証明されている。メインロールはイニシエーター(リコン)。

Chronicle
元Gambitの選手でチームに合わせて全てのロールを経験している。このチームでは主にイニシエーター(リコン)を担当するようだ。

kamyk
スペインの中堅チームで活躍していた若い選手。あまり情報はないがサブメンバーとして同行するよう。試合に出る姿は見られないだろう。

T1 vs FURIA Esports

見どころ:新制T1の実力とは。ブラジルの眠れる獅子の実力とは。

T1 


世界でもっとも有名なeスポーツチームの一つ。LoLで名をはせたチーム。もともとNAでチームを持っており、そのそうそうたる顔ぶれから初期の競技シーンではかなり注目されていた。しかし成績は悪くNAの中堅チームという印象だった。パートナーシップはパシフィック地域で締結しており、メンバーはban以外は全員韓国人で構成されている。banも韓国にルーツのある選手ということで実質5Koreanである。オフシーズンのプレーを見ると可もなく不可もなくという印象。

xeta
元C9で主にイニシエーターを担当する選手。フラッシュ、リコン共に使用するが直近の大一番ではKAY/Oを選択している。

Munchkin
元CRの絶対的エースがT1のIGLを務める。主にセンチネル、コントローラーを担当している。

ban
T1がNAで戦っていた時からの選手。当時はデュエリストを選択していたが新チームではコントローラー、センチネルを使用している。キルジョイ、オーメンがよくみられた。

Sayaplayer
OWで有名だった選手。元TGRDでエース選手だった。このチームでもデュエリストを務めるようだがオフシーズンではネオンを連投するもほぼ全廃している。前チーム時代からかなり調子の波が激しい選手だ。

Carpe
元Philadelphia Fusionのエース。OWリーグ出身の選手でVALORANTプロシーンには今年から参戦する。オフシーズンではスタメンとして出場していることから彼がスタメンであることが予想される。イニシエーターを担当する。

BeomJun
別のゲーム名で競技シーンに参加していたようだがほとんど記録が残っていない。コントローラーを使用するようだが詳細は不明。今大会でプレイを見ることはなさそうだ。

FURIA Esports


ブラジルのeスポーツチームでCSGOなどで成功を収めている。昨年Chanpionshipに参加するも勝ち星を挙げることはできなかった。去年のメンバーのうち4人が残留。そこに南米最強の声も高いmwzeraが加入。眠れる獅子は目覚めることができるか。全員ブラジル人で構成されている。

qck
主にセンチネル担当の選手であるが元デュエリストと言う事もありレイズやネオンも使える。

Khalil
コントローラーメインの選手。アストラはあまりピックせずオーメンをよくピックしている。

mazin
チームでジェット、もしくはフラッシュを担当していた選手。今年はフラッシュに絞られそうだ。

dgzin
スナイパー県デュエリストを担当していた選手。

mwzera
元Vivo Keydではあるが世界大会出場経験はない。レイズを得意ピックとしている。ブラジルで最も評価の高い選手の一人であり、寄せられる期待はかなり大きい。

kon4n
TBK Esportsというチームでサブデュエリスト兼イニシエーターを担当していた。基本サブメンバーと考えられる。

Tier表

筆者が考えるTier表
メイン配信キャスター陣が考えるTier表

見方は最高ランクがSランクそこからA、B、Cと下がっていく。同Tierの中では左に位置しているほうが序列が高い。
僕が作ったものと欧米のキャスター陣が作ったものの差として100Tの評価とヨーロッパ勢の評価の違いがある。またキャスター陣はT1、GENを高く評価しているところも印象的である。
あなたはどのように考えますか?

さいごに

いかがでしたでしょうか。執筆していてあまりの内容の無さに途中何度も書くのやめようかと思いましたが、やり切ったという自己満足のために全32チーム分記入しました。日本チームが対戦する時に、軽く調べる程度に使っていただいたらとても嬉しく思います。
eスポーツはプロが生み出すとんでもないプレイが見どころなわけですが、個人的にはその数々のプレイが生まれるまでのストーリーに注目してほしいです。チーム同士の因縁や選手の移籍など彼らが歩む道筋とともにプレイを観るとまた一味違ったVALORANTを見ることができます。
是非このLock Inで推しチームを見つけ、年間通して行われるVCTを存分に楽しんでいただきたいと思います。
こんなとてつもなく長いノートをすべて読んだ猛者はいないでしょうが、もしいたとしたら心の底から感謝申し上げます。



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