Tips.006 [電源・バッテリー]

今回はバッテリーについての設定です。
 ここを正しく設定することで、バッテリーレベルを知らせるアラートを出したり、どれほどの電力を消費したのかFPV映像に表示させることができます。ある程度の電圧でフライトをやめることでバッテリーの長寿命化に繋がったり、思わぬバッテリー切れが起こりにくくなるので確実に設定するようにしましょう。

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バッテリー

・電圧メーターソース
どの基板の電圧計で電圧を測定するか設定をします。通常はオンボードADCです。別途メーターを搭載している場合には、適宜変更しましょう。

・電流メーターソース
上の電圧の場合と同様です。

・1セルあたりの最小電圧
基本的には3.3Vです。

・1セルあたりの最大電圧
リポバッテリーを4.2V設定で充電して利用していても、ここは4.2にしてはいけません。電圧計には誤差があり、4.2Vのところを4.21Vなどと少しオーバーに認識することがあります。この時の電圧が最大値を超えてしまうと、そのバッテリーを1つセル数の多いバッテリーだと誤認識してしまいます。そのため、ここの最大値はデフォルトで4.3と設定されています。HVバッテリーと呼ばれる電圧の高いバッテリーを使用する際には、充電電圧が4.35Vとなるので4.5Vに設定することをお勧めします。

・1セルあたりの警告電圧
この電圧に達すると警告を出してくれます。3.5Vがデフォルトです。

・容量
使用するリポバッテリーの容量を入力します。この要領に応じた警告や表示をFPV映像に乗せることが可能です。同じ容量のバッテリーのみを使う場合は設定しておくと便利かもしれません。

電圧メーター

ここの数値は搭載されている電圧メーターに応じて設定します。お使いのフライトコントローラーもしくはESCに記載されています。

電流メーター

電圧メーターと同様です。

電圧状態

現在のバッテリー状態をモニタリングします。

キャリブレーション

右下にあるボタンです。ここは熟練者でも使うことが少ないようで、有名レースや東京のコミュニティなどで話したところ、ほとんどの人が使っていませんでした。基本設定から逸れるので別記事にまとめます。

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