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【FP1級実技面接体験記】学科終了から試験当日まで①

※これは学科試験を終えてから実技試験当日までの勉強方法であったり、私の心情について書いたものです。


長いよ!という方はこちらの記事の最後に勉強方法をまとめていますので、すっ飛ばしてそちらをご確認ください。


2022年5月22日
学科試験当日。

受かったんじゃないか?


試験の手ごたえと解放感を感じながら会場を後にしました。
その夜、模範解答で自己採点を終えた私は、すぐに学科試験対策でお世話になったFPWikiさんのサイト経由で実技問題集を購入しました。翌日には自宅に届き、びっくりします。さすがAmazon。仕事が早い。
驚いたことはもう一つ。問題集の薄さでした。

これは、楽勝か?

しかし、そんな甘い考えも問題集を開いてすぐに消えました。

難しい。難しすぎる。書いてある内容がまるで意味不明だ。
本当に合格率85%の試験なのか?

私はそっと本を閉じ、本棚にしまいました。


2022年6月29日
学科試験結果発表の日。
合格だ。合格率9.39%を乗り越えた。


ドキドキしながら合否照会をしました。今まで受けてきた資格試験はやらされてた感が満載で、2週間程度で詰め込んでいたので、5カ月間勉強して資格試験に合格すると、こんなに嬉しいものなのか。頑張って良かったと心の底から思いました。


2022年7月4日
実技試験に向けた勉強を始める。


まずは敵を知ろうということで、noteで先人達の合格体験記を読み漁りました。
読めば読むほどに自分が面接の場で問答している姿が想像できなくなり、とてつもない不安感に襲われました。


誰かが書いてたな。結局のところ実技試験も問題集の周回だ。


その日から勇気を出してまずは問題集を3周読んでみることにしました。
1周目はさらっと、2周目は理解することに重点を置いてじっくりと、3周目に入るとなんとなく、本当になんとなく書いてあることや解答例で言っていることがわかるようになりました。


この時点ですでに3週間経過していましたが、noteで実技の合格体験記を読んでいた私はあることに気が付きました。


なんかこれ、面接での質問のされ方、問題集の感じと全然違くない?

どんな制度ですか?メリットは?デメリットは?この場合、その制度を勧めますか?
問題集の受け答えなんて何の役にも立たねぇじゃん。(この当時、勉強が身になっている感じがしないのと、勉強方法があっているのかわからず、だいぶ投げやりになってました。)


ここで私は勉強方法を変えました。問題集は各種制度が、文章で丁寧に細かく書いてあって理解するのに時間がかかるし、6割合格の試験なんだから完璧に覚える必要はないだろう。ということで、問題集を読みながらノートに【概要】【メリット】【デメリット】【その他】といった感じで要点だけをまとめていくことにしました。この勉強方法をとって本当に良かったと今振り返って思います。


そうして問題集に登場する論点のすべてと、医療法人などについてまとめました。
この作業をしているときは設例や解説等をじっくり読んでいません。とにかく論点をまとめて、理解して覚える。ということを繰り返しました。


まとめた内容はスマホのアプリを使って録音し、通勤時、子供の寝かしつけ時などに聞きまくりました。勉強にやる気が出ないときは録音を聞きながら、まとめノートを眺めました。


この作業に時間をかけ、1ヵ月間はずっとこの作業を繰り返しました。


長くなりそうなので、2回に分けようと思います。
お付き合いいただきありがとうございました。

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