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二番底があると考えられる理由

FPOの白石です。緊急事態宣言の全面解除から二週間。ウイルス感染の第二波を警戒するあまり、仕掛けられない投資家を尻目に相場は強し!?

米国株式市場ではNYダウが6日続伸、ナスダック指数は約3カ月半ぶりに史上最高値を更新。日経平均株価も下値を切り上げながら、24000円回復をうかがうところまで来ています。はたして二番底はあるのか、それともこのまま上昇トレンド継続なのか・・・。

コロナショック前までのマーケットはまさに楽観相場でした。日経平均も昨年夏場から順調に上値を伸ばし、年末には24000円に到達!

2020年度は東京五輪もあるので、さらに日本経済は盛り上がるだろうと信じて多くの人が幸福感を抱いていたはずです。

ところが、2月中旬から3月にかけての急落で、日経平均はまさかの17000円割れ。一転して市場全体が総悲観に支配されました。

GW頃までのリバウンド機会も疑心暗鬼になって、様子見していた人も多かったことでしょう。もちろん、その後の上昇にも乗れずにいて、悔しい思いをしている人もいるかもしれません。

ただ、この一連の動きを振り返ってみたとき、伝説的バーゲンハンターと呼ばれる米著名投資家、ジョン・テンプルトン氏の言葉を思い出しました。

『強気相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観とともに成熟し、陶酔の中で消えてゆく。悲観のときが最高の買い時であり、楽観のときが最高の売り時である』

日経平均株価のチャートを動きを見るとテンプルトン氏の考える相場サイクルにはまってる!?

楽観→ 幸福感→ 悲観→ 懐疑→ ・・・ということは、楽観の次には幸福感、その次には悲観相場の可能性もあるってことに。

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「今の相場は実体経済を伴わない上昇をしている」すでに市場関係者から警鐘を鳴らす声も聞こえてきます。今週末にはメジャーSQが算出されますので、大きな動きの起点になる可能性も考えられます。

仮に動きがなくても年末年始の24000円をクリアできずにしばらく高止まりするような展開になれば、6月末あたりに一押しあるのかもしれません。

米国では白人警官による黒人殺害事件、中国では香港の国家安全法についてデモが勃発し、米中関係も緊張感が継続している状況です。

また日本でも安倍政権の支持率が低迷したままで、10万円の特別定額給付金どころか(6/3時点で支給率21.4%)、アベノマスクだってまだ届いていないわけで・・・。

市場だけが活況というのはやはり無理があり、実体経済が市場に追いつく図式は今のところ考えにくい。現に実質賃金も2ヶ月連続で減少していると厚生省から発表されています。

ここはひとつ、保有株を一旦整理して、次の相場に備えるのも戦術として考慮すべきか。二番底が来るような気がしてならないのは、ネガティブに考えすぎでしょうか。

PS.
もし相場サイクルにはまれば、絶好の仕込み時になる!これは相場の神様の思し召しなのか。人気シリーズ29作目となる『旬の厳選10銘柄[2020年夏号]』は今月末発売です。

3月の急落時に恐怖のあまり手が出なかった人、5月連休明けも疑心暗鬼で一歩踏み出せなかった人、今年一番のエントリー機会が到来するかもしれませんよ。このチャンスを逃したら、もう知らない!(# ゚Д゚)!

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