贅沢恵方巻(税込1万800円)完売!消費の二極化傾向は今後増々進む!?行動次第で投資家も二極化します
本日は節分です。恵方は「南南東」。古から受け継がれた風習に想いを馳せながら、恵方を向いて巻き寿司1本を丸かじり(笑)
昨年末に大手スーパー「イオン」が発表した神戸牛や伊勢海老を使った贅沢恵方巻は、税込み1万800円もしますが予約完売らしい。( ̄◇ ̄;)
そこまで豪華な巻き寿司は望みませんが、せっかくなので縁起担ぎの意味合いで、庶民価格なものを買って帰ろうかと思いきや、恵方巻きにも値上げの波が!
帝国データバンクの調査によると、一般的な恵方巻きで前年比73円高の898円、海鮮恵方巻きは前年比153円高の1633円とのこと。
値上げの背景にあるのは、食材価格の高騰です。鳥インフルエンザ感染拡大の影響で、物価の優等生、たまごの卸売り価格が過去最高値。不作による供給減で品薄感がある干し海苔、中国からの輸入減で、かんぴょう、鰻といった定番具材が大幅な値上がりを続けています。
食品、ガソリン、光熱費と出費は嵩むばかりで、先立つものが追い付かないと嘆く声は少なくありません。
就任当初にこう言っていましたよね?黒田総裁!「賃金が上昇せずに物価だけが上昇することは、普通起こらない」
ところが、普通起こらないことが起こっているのです。消費者物価の前年比が2%を上回る目標を掲げ、これまで頑なに異次元金融緩和を進めてきた日銀ですが、昨年12月には4%に達したものの賃金は上昇せずにいるのが現状です。
昨年10月に最低賃金が31円引き上げられましたが、過去最大でも恵方巻きの値上げ幅に届きません。
事実、物価は緩和開始の頃と比べ、22年12月までに12.5%上昇、実質賃金は同11月までに7.6%下落となっています。(ニッセイ基礎研究所)
故人のことを触れるのはいささか気が引けますが、アベノミクスの第1の矢と位置付けられた政策は、日銀総裁の任期満了を目前に腰折れ?お手上げ?このままではスタグフレーション突入も現実味を帯びてくるまでになっています。
さて、そうなったとき如実に現れてくるのが、目を逸らしたくなるような格差社会です。恵方巻きのニュースで取り上げられたように、節約志向が高まる一方で、欲しいものに支出を惜しまない消費の二極化傾向は今後増々進むと考えられます。
そして、企業もまた物価高を価格転嫁できるところと、対策が打ち出せないところで二極化する可能性があります。体力のある企業や技術のある企業であれば、雇用も増やすし、賃金アップも期待できる!?
イオン(8267)は、今春からパート約40万人の時給を物価上昇率4%を上回る平均7%引き上げると発表。人件費の増額は年300億円超えとなりますが、待遇改善で人材確保と生産性向上を目指すとしています。
ユニクロを運営するファーストリテイリング(9983)も3月から国内従業員の年収を平均15%アップ、最大で40%引き上げることを発表し、話題となったばかり。
これらの企業は比較的に身近な生活のなかにあるので、肌感覚で業界の見通しを感じることができますが、それ以外にも探せば投資チャンスの目はあるものです。
節約志向が高まる一方で、欲しいものに支出を惜しまない!そういったマインドが一層高まるのであれば、エネルギーやエコロジー関連の製造業は要チェックです。
例えば、新技術や新製品でクローズアップされる企業は、ますます成長することが期待できるので、増配や業績の上方修正をしてくるところもあるでしょう。
その可能性が見える企業が見つかれば、すかさず人気化する前に仕込んでおくべきです。どれを買えばいいのか、甲乙つけがたい相場より、今はターゲットを絞りやすい好機といえるかもしれません。
PS
1月下旬から上場企業の第3四半期の決算発表が本格化しています。今週(1/30~2/3)だけでも794社が発表となっており、来週から(2/6~2/15)は2252社が発表予定です。
もちろん、それら企業のなかには、「おっ!おおっ!」と目を見張るものがあります。実は、週明け2月6日(月)16:00に上方修正期待のある有望銘柄の情報を公開します。
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