もうすぐ春彼岸です。ところで、皆様ご存じでしたか?お彼岸に頂くあんころ餅ですが、春は「ぼた餅」秋は「おはぎ」と呼び分けること。春に咲く「牡丹」と秋に咲く「萩」にかけてそう呼ぶのだそうですが、秋は曼珠沙華も盛りなので、「饅頭」でも良かったのではと思うのは私だけ?(笑)
さて、彼岸といえば、株式市場には昔から「節分天井、彼岸底」という相場格言があります。新春から2月上旬にかけて株価が上昇し、節分をピークに下落。3月のお彼岸の前後に底を打って、再度上昇に向かうというものですが・・・、コレって本当でしょうか?
昨年2022年はウクライナ情勢のこともあり、1月に高値、3月に安値を付ける「正月天井彼岸底」の動きでしたが、この10年の日経平均株価で、年間の安値を3月につけたのはコロナショックのあった2020年と昨年の2回だけ。
これは、この格言が米相場に由来しているからで、現代の株式市場に当てはめるのは無理があるからだと思われていますが、それでも何となくお彼岸の頃は安いイメージがありますよね?
確かにお彼岸後の3月末は、企業などが海外に投資していた資金を決算に備えて一旦本国に戻す「レパトリエーション」による円高傾向やファンドの決算売りなど、需給悪化要因を警戒する季節ではあります。
しかし、一旦戻した資金はまた投資され、決算のために利益確定または損切した資金は再度投資に配分されるのが一般的です。
こういった“一時的な需給悪”は、押し目買いの好機でもあります。
実際、日経平均株価はこの10年、3月に安値を付けることは2回しかなかった一方で、3月が天井になったことはゼロ。3月に日経平均株価を買ったとすれば、年内のどこかで利食いできる10年間でした。
ただ、それはコロナショックというイレギュラーな動きが途中であったものの、2013年の1月終値11138円から2021年9月高値30795円まで、右肩上がりで日経平均株価が上昇してきたことが、その背景にはあります。
「押し目」とは、「上昇相場が継続している」という大前提の下で初めていえることです。市場関係者が気にしているのは、昨年2022年は2021年9月高値30795円を抜けていないということ。
「一時的」なのか、「大きな転換点」なのか、どこをチェックすればいいのか等は、また次回、トレンドのお話の時にさせて頂きますが、弊社投資助言サービス「株式繁昌の会」では、日経平均株価に左右されづらい個別株、材料株をお知らせしていきたいと思います♪
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