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2020年も株と共に生きる!

藤ノ井です。2019年はNYダウの上げ幅が過去最高を記録。上昇率でもリーマンショック明けの2012年以来の上昇率となりました。背景には過剰流動性相場の中で、景気拡大基調時に行った法人税減税効果が継続されていることがあります。

米中貿易問題で一時ブレーキがかかっていたものが、貿易問題解決に向けた動きが出ると上げが加速する結果となりました。現状は移動平均線かい離やレシオ面からは過熱感を示し、割高となっている状況です。

日本の株式市場は、9月以降大きく値を上げたため日経平均も24000円水準で足踏みしていますが、上昇率では米国株に引けを取りません。むしろレシオ面では米国株より割安感があります。

しかし、今年のクリスマス休暇中の売買代金は、年間を通して最低水準となり、外国人主導の相場展開が露呈しました。日本の投資家不在が、ここまで深刻化しているとは・・・。

日本株の動きが後手に回るのは、この辺りが原因なのかもしれませんね。一方、この動きでは外国人勢が売りに回った場合、想定以上に下落する可能性があります。

2020年は波乱の相場展開を予想しています。景気回復期待で上昇していた米国市場が業績相場に移行し、期待値が高かった分の調整が待ち受けていそうです。

それに伴って、日本株も調整を余儀なくされそうですが、先ほども述べたとおり、日本株は売られすぎる可能性があります。そんな時にしっかり買えるよう、気持ちとポジションにゆとりを持ちたいですね。

まだしばらくは過剰流動性相場が継続されるため押し目は絶好の買い場になるでしょう。国土強靭化計画予算積み増しにより関連銘柄は業績が良くなりそうです。

2020年も「株と共に生きる!」をモットーに頑張りましょう。

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