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謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

2023年の干支は卯(う)。ウサギといえば、「カチカチ山」「ウサギとカメ」「因幡の白兎」など昔話でも頻繁に登場してくるように日本人には慣れ親しんだ動物ですが、どんなイメージがありますか?

飛び跳ねる!足が速い!長い耳、赤い目。性格はおとなしく用心深い、そんな印象でしょうか。

干支占いによると卯年生まれの人は、物静かで優しく繊細かつ上品なのだそう。「そうそう、それワタシのこと♪」とか、「まったく見当違いな思い込みだわ」とか、いろんな声が聞こえてきそうですね(笑)。

さて、相場格言では「卯跳ねる」とされるように景気が上向いたり、経済回復が期待できたり、投資家にとって相性の良い年回りとされているようです。

実際のところはどうなのか?終戦後からの日経平均で見てみると、過去6回の卯年の成績は4勝2敗となっています。勝ち越してはいるが微妙といえば微妙です。

ただし、勝ちっぷりが見事なんです。戦後の経済復興を成し得た1951年は+62.95%、第1回G7サミットが開催された1975年は+14.18%、ブラック・マンデーのあった1987年も+15.31%、1999年はバブル崩壊の渦中にあるなか+36.79%も上昇しています。

逆に2回の負けというのは、ケネディ大統領暗殺があった1963年(▲13.75%)と東日本大震災があった2011年(▲17.34%)。いずれも突発的に起こった衝撃が甚大すぎて、アノマリーを逸脱するものとなった!?

所詮アノマリーは根拠のない経験則に過ぎません。常に相場は不確実と意識しておきましょう。

見境なくピョンピョンと跳ねることなく、どっしりと構えて相場に向き合ってください。アレもコレもなんて目移りばかりしていると、二兎を追うものは一兎をも得ずになりかねません。

2023年に飛躍するかどうかは、あなた次第です!本年が、あなたにとって過去最高に素晴らしい1年となりますように。

日本の個人投資家、トレーダーの未来のためにFPOも不退転の覚悟で日々精進してまいります。本年もどうぞよろしくお願い致します。

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【先生方より、新年のご挨拶】

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