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相場を見極めていく3つの目。鳥の目、虫の目、魚の目!

相場を見極めていくためには「3つの目」が欠かせないと言われます。(経済や企業成長を語る際にもよく使われる)

そのひとつが、「鳥の目」。高いところから全体を俯瞰することで、物事を大局的に見渡すようにしていきましょう。

日々、錯綜とする情報に振り回されて、戦術や戦略の軸がブレてしまうと思わぬ悪手を招いてしまいます。ですが、広く大きく見る意識を持っていれば、短期的な値動きに惑わされることがなくなるはずです。

次に「虫の目」です。虫は複眼です。つまり、情報を一方向から見るのではなく、様々な角度から、それも低い位置から見てみることです。

ぼんやり見ているだけでは、大事なことを見落とします。小さく細かい視点で見ることで迷いが払拭されるはずです。全体相場が下落する展開となっていたとしても個別株に影響が有るのか無いのかを確認していきましょう。

そして、3つ目が「魚の目」です。魚は潮流に逆らうことはありません。投資家は市場のトレンドに抗って生き残ることはできません。

目の前の相場状況の変化や勢いについて、潮の流れを読むように意識していくことが大切です。目的地と異なる場所に流されてしまわないように。そして、できるだけ早く辿り着けるように。

鳥の目で状況を俯瞰する。
虫の目で情報を精査する。
魚の目で大局を把握する。

どの視点を最優先すべきかという順序はありません。常に同時進行で確認してみることが重要です。

投資家は周りの雑音などに翻弄されてしまい、同じものを見ていても違って見えることがあります。

このやり方は間違っているのではないだろうか、他にもっと良い方法があるのではないだろうか。足元しか見えていない投資家ほど、頻繁に不安と恐怖に苛まれているものです。

そんなときに3つの目を思い出してください。今、自分が不安に感じてしまっているのは、鳥の目で見た景色なのか、虫の目で見た状況なのか、それとも魚の目で見た情勢なのか・・・。

物事に行き詰まったときには、異なる視点で見つめてみてください。これは冷静さを取り戻すための手段であり、相場で勝ち続けるための基本スタンスです。

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