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2022年を漢字一字で表すと?

今年1年の世相を漢字一字で表現する「今年の漢字2022」の募集が始まります。毎年年末に日本漢字能力検定協会が主催するこのイベントも今回で28回目の開催。例年通り京都の清水寺の本堂舞台で大型和紙に揮毫(きごう)される2022年の一字とは!?

ちなみに一昨年2020年は「密」でした。理由は言うまでもなくコロナ禍です。三密(密閉・密集・密接)が呼びかけられ、マスク着用がスタンダードになり、不要不急の外出が控えられました。リモートワークや巣ごもり生活など新しいライフスタイルが確立する一方で、人とのつながりや接触を制限されたことで、絆の大切さを再認識することになりましたね。

昨年2021年は「金」でした。5年ぶり4度目の第1位となった一字ですが、過去には00年、12年、16年ということからすると、選定理由はオリンピックだろうと推測できそうです。日本人選手の金メダル獲得の朗報が、暗いムードを払拭してくれたと感じた人は多かったに違いありません。

さて、2022年の一字はどうなるでしょうか?あなたも是非考えてみてください。私は昨年に続き「金」と予測しています。ただし、ゴールドではなくカネという意味で!

まずは米国の金利引き上げ政策により、外国為替市場では急速に円安が進みました。そこへウクライナ情勢の長期化による物価高も加わり、日常生活用品や食料品も総じて値上げが続いています。

また新型コロナ対策の助成金や給付金の不正受給が、全国で次々と発覚し、政府の杜撰な計画性が問題視されました。国税局職員までもが不正に手を染めていたニュースは、モラルの高さに定評がある日本人の信頼を失うものでした。オリンピックのスポンサー契約をめぐる汚職事件で、大手企業のお偉いさんが贈賄の疑いで逮捕された事件もありました。

最近、日本海に向け短距離弾道ミサイルを発射してくる某国の総書記の名前も金ですが、、、防衛能力を高めるために日本政府は米国と交渉に入り、購入を検討している長射程巡航ミサイル「トマホーク」は、1発あたりの価格が1〜2億円もするといいます。

とにかく、2022年は例年以上にカネにまつわる話題に多くの国民が関心を持ったと感じています。もちろん、悪いニュースばかりでもありません。プロ野球ではヤクルトの村上選手が史上最年少で3冠王となり、王さんの日本記録を抜く56号本塁打で3億円の家をゲット!将棋界では藤井聡太氏も史上最年少で5冠を達成するなど若い世代が金字塔を建てました。

ということで、私の予想は2年連続で「金」!あなたも予想して応募してみてはいかがですか?抽選で図書カードがもらえるそうですよ。発表は12月12日(月)です。⇒ 2022年「今年の漢字」応募フォーム

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