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米国債券格下げ。どうする???Goする!!!

米国の格付け会社「フィッチ&レーディングス」が米国債券をAAAからAA+に格下げしました。


世界一信用のある国の債券の
信用が落ちた!

との衝撃で、
米国債券は爆下げしました。
筆者が保有している
米国短期債券ETFのAGGは3日間で約3%の下げ
米国長期債券ETFのTLTは約5%の下げ

と、債券では有り得ない暴落っぷりでした。

下記は、TLTの日足チャートです。

参考:楽天証券

近々の3日間
大暴落している事が分かると思います。



話しは変わりますが、
債券価格は金利と相反する動きをします。

つまり、2022年は前代未聞の米国利上げのペースに債券価格は2022年は160年振りといった下げ幅を記録しました。


AGGに関しては、
筆者のブログで「石の様に値動きしないETF」と言う事を述べているぐらい安定性の高いETFですが、
そのAGGが2022年のたった1年で何と約15%も下落しました。



【筆者ブログ  米国ETF AGGを購入 投資が恐い方にオススメです】



このAGGの大暴落は「利上げ」によるものから、2024年初頭にも行われるであろう「利下げ」を見越し、AGGより長期債であり下げ幅が大きかったTLTに資産の半分を移しました。

参考:Googleファイナンス

青 AGG
黄 TLT



後は気長に分配金を受け取りながら「利下げ」を待っていれば「価格」は回復し、米国債券と言うローリスクな商品でありながら、「債券価格の戻り」のキャピタルゲインと
安定した「分配金(インカムゲイン)」の
両方を得れると予想しました。

戻す値は大きい方が戻りも大きくなる。
だからAGG→TLTに鞍替え。
と言った感じですね。




ところが!!!
これ以上は利上げしない=債券価格の底
と予想していた矢先のまさかの米国債券の格下げ。

お陰でAGG、TLT共に
更に損失が膨らみました。


「格下げなんてされたら、もう損切りしてしまった方が良いの?」

と思われたかも知れませんが僕の予想は逆に
「買い増すチャンスがきた!」
とAGG、TLT共に少し買い増しをしました。

理由は、2つ
①債券価格の底であろう今、更に価格を一時的に下げてくれる材料が出て、大暴落した事

②米国が予定通り利下げすれば、債券価格は上昇する可能性が高いから。

です。


元々、
債券は短期で売買するモノではなく、守りの資産として長期保有しておくアセットクラスです。


しかし、今だけはキャピタルゲインも狙え、分配金も受け取り続けれる「美味しいアセットクラス」だと考えています。


様子を見ながら、
「下げたら買う」
上がったら
「買い増しタイム終了」
して 
中、長期ホールドしていく予定です。

結果、
今米国債券ETFを保有している方は焦らずガチホールド。

保有していない方は、長期保有前提で買ってみるなら今がチャンスだと考えます。


ご参考までに。


※個人の見解です。投資の最終判断はご自身で行って下さい。
あくまで1個人投資家の呟きとしてご覧頂けば幸いです。



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