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金利上昇で変動金利が怖いから固定金利にするとどうなるのか

固定金利にするメリットデメリット

いよいよ金利上昇かというニュースが出ている、それをみてマイホーム購入予定の方は不安なことでしょう。金利が上昇となるとただでさえ土地も建物も高くなっているところにローンの利息まで増えてしまいますからね

金利上昇が怖いから固定金利にしようと思う方もいるかと思いますがその時には必ずメリットとデメリットを考えて自分たちにはデメリット以上のメリットがあるかを考えてから選んだ方がいいい

固定金利のメリット

メリットは住宅ローン金利が変わらない安心感です。これに勝るものはないという人には月の支払いが変動金利とどのくらい差があろうと関係なく、特に最近ではフラット35に子育てプラスがありますのでフラットになります

お子様1人につき0.25%の割引があり、ZEHだとさらに割引と今の高い金利状況でも5年間は1%を下回る金利となっているのは嬉しいところです。とにかく金利が上がると考えると怖いという人はこれで決まりです。

固定金利のデメリットは明快

問題はデメリットだがこれは当然固定金利の方が金利が高いことです。変動金利が0.3%台からのところ固定金利はフラット35の場合は1.96%となっています(令和6年6月現在)

仮に変動金利を0.575%で5000万円を35年で借りようとすると月の支払額は131,456円となる。フラット35だと164,606円ですが令和6年2月より子育てプラスにより5年間は1%マイナスとなっている

子育てプラスで5年間−1%となると月の支払額は140212円となり変動金利と比較すると月の支払額の差は8756円です。5年間だけならまだ許容範囲かもしれません。

問題は6年目以降です。−0.25%とすると1.71%で月の支払額は155768円、10年目以降は160341円です。もし変動金利の変動が少なければ固定金利の月の支払いの負担は変動よりかなり大きくなります。

5年目以降のことはわからないとするなら最初の5年目までの+8756円の負担増は変動金利が上がるかもしれないというリスクの保険料的意味合いとなるがこれが問題ないかどうかです。

この約9千円がきついとなると次の6年目からの約15万円の支払いはもっと苦しくなります。そうなると固定金利の方がいいけどやむなく変動金利にするしかないとなります。

実際には固定金利を使いたいのだけど月の支払額を見るとやむなく変動金利にしているという方が多いのではないでしょうか。そこで最近では50年までの支払いが多くなってきているというのです。

フラット50にして50年の支払いにするとどのようになるのか

フラット50での計算

月の支払いが大幅に安くなっているのがわかります。50年払いが増えているのがわかるような気がします。しかしこれにもリスクがあります。やはり50年の間に何事も起こらないとは考えられないからです。

特にがんなどの病気です。夫だけでなく妻のがんも同様です。そこで3大疾病の団信をつけたらどうなるかですか以下の通りです。

フラット50+3大疾病団信

3大疾病の団信をつけると月5899円上がりますが格段にリスクに対応できるようになります。固定金利で50年なら3大疾病の団信はつけたいところです、

それなら変動金利で50年にして連生ガン団信の方がリスク低いのではと思ったが35年払いまでしか対応していない銀行が多いようです。

結論としては住宅の金額高くなると比較して年収はそこまで上がっていないので固定金利を使いたくても35年では支払いが大変です。フラットを使うのであれば50年などにして3大疾病団信をつけることになるのではないか

その時でもライフプランを作成して教育資金や老後資金に影響がどのくらいあるのかを確認してから購入してください










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