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住宅ローン審査の前のCICチェック

ローンの審査に落ちるショック

マイホーム購入を決めたらまず何をするのかといえば多くの方は住宅展示場にいっているようだ。ところ狭しと並ぶ特徴のある家を見るのは意外と楽しいものだ。

そんな美しい家を見て中も見てみたいと思うのは当然のことです。そこにいるセールスにいろいろな説明を受けて大体1時間程度でしょうか。じっくり見ること数社。その後案内したセールスからアクセスがあります。

さらに詳細の話をして間取りなどの話を経るとおおよその見積もりが出てきます。そこでお客様は驚きます

『高い!』

そんな反応も計算済みのセールスから次の提案があります。どんな提案かというとローン審査です。ローンの審査には仮審査と本審査がありまずは仮審査からスタートします。

そこでお客様は我にかえります。

『ローン審査をしたら買わなくてはいけなくなるのでは?』
『まだどこのハウスメーカーで建てるか決めてないのにローン審査?』
『ローン審査したらこの銀行で借りないとダメなの?』

そんなところでしょうか。まあいいかと思って審査の用紙を記入しようとしたらどうも隣の旦那様の様子がおかしい。審査を避けようとするのだ。

『慎重になっているのかな、大きな買い物なのでしかたがないか』

そんな旦那様より連絡がありました。相談内容はローン審査が怖いと。何が怖いのかというとローンに通らなかったらどうしようか、と。旦那様にはローン審査で気になることがあるのです。

それは何か?

奥さまに内緒の借入があるのです。その影響でローンが通らなかったらどうしようという心配をしているのです。もっというとその借り入れの件で奥さまに怒られたらどうしようと考えたら家どころではなくなったのです。

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こんな相談が多いかどうかはわかりませんがローン審査をして通らなかった時のショックは計り知れないものがあります。人生否定されたのではというくらいの破壊力があります。

お客様のショックを尻目にセールスはいいます。『別の銀行に審査を出してみましょう』ローン審査が通らなかった原因も確認せずに審査をしたところで結果は同じことが多いです。

するとお客様のショックは2倍どころではありません。2乗3乗と深くでかいショックへと変わってマイホーム購入意欲なんて吹き飛んでいきます。それで済めばまだいいです。

奥様からしたら夢のマイホームです。その夢が木っ端微塵に砕かれた瞬間何が起こるのか。ここでは書きませんが想像すればわかりますよね。その恐ろしさが。書いている私が想像したくなく考えれば身震いほどです。

ローン審査に通るか診断してほしい

お客様の要望はローン審査をする前に通るかどうかが知りたいということでした。通らない場合は通るようにしてほしいということでした。支払いの遅れはないし職業は公務員です。

診断結果はこのままでは通らない、ということでした。私の予想以上に借入があったのです。当然旦那様も承知していますのでローン審査に待ったをかけたのです。

で、どうしますか?

お客様『通る銀行を紹介してほしい』
私  『ないです』
お客様『・・・』
私  『しかし通るようにすることはできます』

お客様が持ってきたCEOを指差して改善方法を説明。お客様からもO Kがでました。その数ヶ月後にお客様は建売住宅を購入しました。お客様が挨拶に来ました。『助かりました』

ではなぜ私がFPにも関わらずこんなことができるのか。それはクレジット会社に勤務していて17年間、毎日毎日CICをみてきてどうすればローンが通るかわかっているからです。

CICの見方

実際にクレジット会社の営業とはローンが通った金額が自分の成績だったのでローンをいかに通すかで生きてきたと言っても過言ではないからです。これをお客様に提供したのです。

仮審査前のCIC診断ってものは需要あるのでしょうか。困っている方がいるならやりますよ。それで夫婦円満で幸せな暮らしができるなら。






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