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【保険】自賠責保険は強制保険であり、補償される範囲は対人事故の賠償損害のみで被害者救済が目的。
一方で自動車保険は任意保険であり、対人事故の賠償損害については、自賠責保険だけでは足りない部分を上乗せで補償してくれる。更に、自分の車やケガ、相手の車の補償も可能。

【保険】
リビング・ニーズ特約:病気やケガの種類に関わらず、被保険者の余命が6ヶ月以内と診断された場合に、死亡保険金を生前に前払いする特約。この特約を付加するための保険料は不要。
しかしながら一般的に実際には、具体的な余命宣告がされるケースは少ない。

【保険】先進医療特約とは、医療保険などに付加できる特約で、厚生労働大臣に承認されている先進医療を受けたときに給付金が支払われる。
対象となる先進医療は厚生労働大臣によって適宜指定されているが、療養を受けた時点で承認されていれば保障の対象となる。
給付金額は、その技術料と同額。

【保険】高額療養費制度とは、医療機関で一ヶ月に支払った額が上限額を超えた場合に、その超えた金額が健康保険組合から還付される制度。
対象の患者は、医療機関の窓口で通常の自己負担分を支払った後、加入している健康保険組合に申請することで還付金を受給できる。

【保険】保険料は、各比率を基に純保険料と付加保険料で構成されている。
-純保険料
予定利率:契約者が支払う保険料の運用利回り(保険料が割り引かれるため、別名は割引率)
予定死亡率:性別・年齢別の、生存者に対する死亡者数の割合
-付加保険料
予定事業費率:保険事業にかかる経費の割合

【保険】医療保険:幅広い病気やケガによる通院・入院・手術等を保障。治療にかかる経済的負担を軽減することができる。
生命保険:死亡や高度障害を保障。被保険者が死亡した後、家族に保険金が支払われる。
なお、医療保険でも死亡保険金が支払われたり、生命保険でも医療特約を付与したりできる。

【保険】地震保険は火災保険に付帯して契約しなければならない。火災保険の保険期間途中でも付帯可能。対象は居住用の建物及びそれに収容されている家財。保険料は、保険会社による差はなく、建物所在の都道府県と建物構造によって決まる。保険金は、全損、大半損、小半損、一部損に従って支払われる。

【保険】指定代理請求人とは、被保険者と保険金受取人が同一である医療保険などで、被保険者の代わりに保険金を受け取れる人のことである。あらかじめ保険に設定しておくことで、保険金をスムーズに受け取ることができる。ただし、被保険者は隠していた病名や余命がバレてしまう可能性も考慮すべし。

【保険】個人賠償責任保険は、自動車保険、火災保険、クレジットカードや共済などの特約として加入することが一般的。日常生活で起こり得る事故が主な補償対象。最近は、保険会社が代理で交渉してくれる「示談交渉サービス」が注目されている。