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ライフプランニングと資金計画

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ライフプランニングと資金計画
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【住宅ローン】
元利均等返済:毎月の返済額が一定。
元金均等返済:返済額は、元金の減少に合わせて、だんだん減少していく。当初の返済額は大きいが、元利均等返済より総返済額が安くなる。

⚠実際には元利均等返済しか扱わない金融機関が多いが、繰上返済で利息は減らすことができる。

【社会保障】ベーシックインカムとは、最低限の生活を維持できるように、すべての国民や市民に一律の金額を支給する生活保障制度のこと。労働環境の改善や多様な生き方が期待される一方で、労働意欲の低下や財源確保の難しさが懸念されている。

【住宅ローン】
ペアローン:それぞれが主債務者として住宅ローンを組む方法。それぞれ相手が連帯保証人となる。団信は当事者のみ適用なので注意。
収入合算:債務者と収入合算者が連帯して住宅ローンを組む方法で、ローンは一本。収入合算者は、連帯債務者か連帯保証人になる。

【年金】企業年金制度は、企業が独自に設立する福利厚生の一つ。
給付額が予め決まっている確定給付型と、掛金の運用実績によって給付金が決まる確定拠出型がある。
確定給付型としては厚生年金基金、確定給付型としてはiDeCoが挙げられる。
給付金の受け取りは、企業年金連合会を経て可能。

【社会保険】「育児休業」制度は、育児・介護休業法で定められた公的制度。子供が1歳になるまで取得可能で、やむを得ない理由があるときは最長2年まで延長が可能。また、育児休業給付金の受給が可能。
一方「育児休暇」は、企業によって対象者や期間が異なる、独自の制度。

【ローン】リバースモーゲージとは、自宅を担保に必要な資金を借りるローンの一種。生前中は元本返済義務なく利息のみを負担する契約か、生前中でも利息を払わず最終返済時に元金を一括返済する契約になる。完済は遺族が該当物件を売却することで行われるのが一般的だが、完済して引き継ぐことも可能。

【ローン】「残価設定型ローン」(残クレ)は、自動車購入時点で分割払いと残価に分ける支払い方法である。分割払い分には毎月金利が上乗せされるが、通常ローンを組むより毎月の返済額が少なくなるメリットがある。一方で、残価支払い後の返済金額合計が通常ローン時より多くなる場合がある。

【保険】「再就職手当」が支給されるのは、正社員のように長期間安定して雇用される場合。「就業手当」は、パートやアルバイトなどの非正規雇用で雇用期間が1年未満の不安定な場合に支給される。なお、雇用期間が1年以上の場合は、再就職手当が支給される場合もある。

【住宅ローン】返済には「元利均等返済」と「元金均等返済」という2つの方法がある。「元利均等返済」は、返済完了まで同額を支払う方法で資金計画を立てやすく利用者が多いが、返済完了後の利息合計が「元金均等返済」を選んだ時より多くなる。利息を減らす方法としては繰り上げ返済がある。

【奨学金】奨学金には、「給付型」と「貸与型」がある。違いは、返済義務の有無。「貸与型」は、さらに有利子と無利子のタイプに分かれる。卒業後から返済開始となるが、返済遅延でペナルティが課される。借入元の公的機関としては「日本学生支援機構」がある。似た制度に国の教育ローン制度がある。

【年金】企業年金は、企業が福利厚生の一つとして設ける任意の年金制度。「確定給付企業年金」「確定拠出年金」「厚生年金基金」「中小企業退職金共済」「小規模企業共済」がある。中途退職した場合でも、かつて加入していた者は、企業年金連合会から年金を受給することができる。

【保険】公的医療保険は加入義務。
●公的医療保険の種類
1. 被用者保険(組合管掌健康保険、協会けんぽ、船員保険、共済組合)ーサラリーマンや公務員など
2. 国民健康保険ー自営業など
3. 後期高齢者医療制度ー75歳以上または65歳以上の障害を持つ高齢者

【社会保険】出産予定日の6週間前(双子以上の場合は14週間前)から出産までが「産前休業」。出産から6週間後までが取得義務で「産後休暇」。産後休暇は任意で8週間後まで取得可能。
この産休期間には給与の約2/3が「出産育児一時金」として支給される。

【年金】第2号被保険者の配偶者の保険料は、その第2号被保険者が払っているわけではない!他人が他人の配偶者分を負担している!そして2023年4月から雇用保険料と介護保険料が値上がりした。←配偶者の分はその世帯で賄うべき!