見出し画像

【FX】勝率が高い三角保合いの活用法について


【テクニカル分析】三角保合い(トライアングルフォーメーション)

三角保合いとは

三角保合の紹介

三角保合い(トライアングルフォーメーション)は株価が上下しながらも横ばいの動きを続け(「保合い」)、その上下の動きがだんだん小さくなっていき、チャートの形が三角形のようになる状態のことを言います。その後、上下に大きく動くと言われています。
一般的には保合いの期間が長ければ長いほど、エネルギーを溜め込んでいる期間も長いので、より大きく動くと考えられています。
重要度が非常に高いとされる分析手法です。

三角保合いに関しての詳細説明が
マネックス証券のサイト内で説明されておりますので
以下を見ていただければと思います。

参考資料:マネックス証券 「はじめてのテクニカル分析」
https://info.monex.co.jp/technical-analysis/indicators/010.html


さて、ここからが本題です。
では三角保合いをどのようにトレードに使用すればよいのかということを
お伝えします。


【三角保合いの勝率が高い活用法について】

三角保合いの環境認識

三角保合いが形成されている時にシンプルに動いていった方についていくという考え方が一般的かもしれませんが、私はそうは思わないです。
三角保合いを形成中にどちらに動いていくかを予測することが重要と考えます。

例えば上の画像で示した三角保合いで考えてみます。

三角保合い形成後、急落しています。
もしあなただったら急落途中で安値を切り下げたからとショートでエントリー出来るでしょうか。
なかなか難しいと思います。もしエントリーするとしても私であれば
直前の上昇の起点となった押し安値(1.20900)あたりまで落ちると考え、間に合えばショートで入るかもしれませんが、そう簡単ではありません。
そうするとせっかく形成した三角保合いのチャンスを逃してしまう。
もしかしたらリバウンドすると思ってリスクを取って逆張りをして損切になる可能性もあるでしょう。

だとしたら三角保合いを形成中にどちらに向かうか可能性が高いかを推測出来れば優位性の高いエントリーが出来ると考えます。

この場合だと
①長期足の水色のトレンドラインがレジスタンスとして機能
②20SMAもレジスタンスとして機能
③ボリンジャーバンドがスクイーズしている=この後大きく動くサイン
④値動きが収斂=③と同様、大きく動くサイン

など、複数の根拠を持って下落すると予測することが出来ると考えます。

①~④を考えると
エントリーポイント:1.21300
損切ポイント:1.21400(△10pips)
利確ポイント:1.21000(+30pips)
リスクリワード1:3

上記のトレードではリスクリワード1(損切金額):3(利確金額)と
優位性の高いトレードが出来ると考えます。


まとめ

三角保合いは単純にどちらにいくかと考えるのではなく、
三角保合い形成時からプライスアクションやテクニカル分析によって
優位性のある方向を予測できると考えます。

絶対こうなるという聖杯はありませんが、三角保合い形成時には上記の
ように複数の根拠を持ってエントリーし、経験値を積んでいけば自身の
トレードルールに活用できるチャートパターンになるのではないでしょうか。

是非お試しください。

サポートいただければ幸いです。少しでも誰かのお役にたてていれば幸いです。社会に貢献し、家族の幸せを願ってサポートいただきましたらFX、仮想通貨の活動資金に充てさせていただきます。サポートしていただいた方でご希望があればSNS、ブログで宣伝、発信させていただきます。