東京都が物価高対策へプレミアム付きデジタル商品券発行
東京都は、電力料金や食料の値上がりをうけ、生活支援のためデジタル商品券を発行するそうです。
デジタル商品券のメリット
1、紙媒体が必要ないので、経費削減ができる。
2、お金と違い、有効期限を付与できる。そのため、デジタル商品券をもらった人は短期で使い切ろうとするので、お金のように「タンス預金」にはならない。
3、使わなかった人がいても、有効期限で消滅するので、目的に使われない無駄な財政支出をなくせる。
4、有効期限が過ぎてもデジタルなので紙を無駄にしない。消滅させるのも簡単。
私はかねてから「通貨の類のものは有効期限をつければよいのでは」と考えていました。「商品券」と「円の通貨」は違うものと考えられますが、日本ではお札の通貨は「日本銀行券」です。
この2つは法律上の立ち位置は違うものの、考え方によっては商品券も日本銀行券も同じ利用目的を持っています。
使いきれないお金は使われることがまずありません。お金は資産として持っておける限り、必然的に眠ったままになってしまいます。
金は天下の回りものにしよう!
いくら日銀が世の中にお金を流しても、その流れはどこかで止まってしまい、本来の通貨の役割に支障をきたしています。格差が広がれば尚更そうなります。
そもそも通貨は物々交換の代替えとして考えられたものです。世の中を巡り巡って初めて利用価値があります。
いずれは通貨もデジタルにすれば、管理がしやすくなり、通貨が必要な人に分配しやすくなるでしょう。税金のチェックもしやすくなるでしょう。
そして、有効期限を付与すれば、期限が切れるまでに通貨を使おうとするので、すごい流れで世の中を駆け巡る通貨になるでしょう。
●記事執筆・監修者
iAnswer株式会社 加藤明久
2005年から「ユーザーにとって有益となる情報を調査しWEBサイトを使って情報発信する」ことを目的としたWEBマーケティング事業を開始。記事執筆・監修からサイト運営までをオールインワンで手掛ける。家電・コスメ・不動産・トラベル・自動車・士業案件など様々なジャンルで展開。2016年から金融ジャンルに特化したWEBサイトの執筆を手掛ける。
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