クレジットカードのススメ(基礎編)

概要

クレジットカード(以下クレカ)をよくわかってない人や持ってない人向けに、クレカとはどんなものか、何が嬉しいかを説明する。

目次

クレジットカードとは何か
できること
歴史
類似品

クレジットカードとは何か

お店で支払いを行う際に、現金の代わりに使えるカード。支払うお金はクレカを発行した会社が建て替え払いして、後ほど口座から引き落とされる。
 自身の信用 (Credit) 力を源として使えるのでクレジットカード (Credit Card) という。使い続けることで信用力が高まって利用可能な額が増えたり上位カードを発行できるようになる。逆に支払いができなかった場合に信用力が落ちていき、使えなくなったり発行できなくなる。

できること

クレジットカードの基本機能は、以下の2つ。
1. お店で支払いをする際に、現金の代わりに支払いに使える
2. 決済と支払に時間差を作れる
 
また、よくある副機能は以下の通り
3. 利用額に応じてポイントが付与される
4. セキュリティ的に有利
5. 保険が付帯している
6. 信用を築ける

機能と利点を下で詳しく説明する。

1. お店で支払いをする際に、現金の代わりに支払いに使える 
 現金を持ち歩かなくても買い物できるので便利。というかクレジットカードが作られた経緯がこれなので当然。高価なものを買う時に特にありがたみを感じる。現金を100万円も持ち歩くのとか怖い。また、定期的な決済が必要なもの(公共料金の支払いなど)は初回登録だけで済むのでとても楽。

2. 決済と支払に時間差を作れる
 買い物をする時に残金が無くても買い物ができるので機会を逃さない。勿論、支払日にはちゃんと耳を揃えて用意しておくことが前提だが。

3. 利用額に応じてポイントが付与される
 買い物をした時にクレカで決済すると、クレカのポイントが貰える。僅かであっても現金で支払うよりはお得。期限や還元率、利用可能なものはカードによって異なるので要確認。

4. セキュリティ的に有利
 現金は落としても自分のものと証明することは不可能で、また使われることを防ぐとこはできない。
 だがクレカは記名しておけば証明できるし暗証番号で利用されるのを防ぐこともできる。また、カードによっては不正利用された際に補償してくれるものもある。

5. 保険が付帯している
 クレカに付属している保険としては、買い物保険と旅行保険が多い。
 買い物保険は、カードで決済してから一定の期間以内に買ったものを壊した際に使える保険で、旅行保険は旅行先で怪我や病気になった際に使える保険である。海外だと医療費が高額になりがちなのであると多少は楽になるらしい。
 ものによっては飛行機が飛ばなかった時の保険などもあるので、冬の北海道にLCCで行く人とかは考えてもいいと思う。

6. 信用を築ける
 ここで言う信用とは、お金に纏わる信用である。家や自動車を買う際に多くの人はローンを組んで買うと思うが、その際に信用があると審査に通りやすくなったり金利が下がったりする。クレカを使っていくことでこの信用を築くことができる。逆に、クレカの使用履歴が無いと信用が築けないので不利になるかも…?
※クレカ以外にもスマホの割賦払いなどでも信用は築ける

歴史

詳細はWikipediaに任せるとしてここでは概要だけ。
 1950年頃にレストランで食事をしたが財布を忘れた人が、現金を持ち歩かずに食事をできるようにしたくて作ったらしい。それがDinres  Club(食事する人の会)。
 これ以前にも遥か昔からツケ払いや手形・証書を用いた取引はあり、クレジットカードも多数あったらしいけど多分ハウスカード(後述)止まりだったと思う。囲い込みで自滅する歴史は繰り返される。

類似品

・デビッドカード
 -銀行口座からお金が直接支払われるカード。
  使い過ぎを防げるが不正利用に弱い。
・プリペイドカード
 -先にカードにお金をチャージしてから使うカード。
  VISAやJCBが付いたSUICAみたいなイメージ。
・QRコード決済
 -最近流行りのスマートフォンに表示させられるやつ。
  お店側としては楽なのとSB社の捨て身の投資で一気に普及した。
・ハウスカード
 -特定のお店でだけ使えるクレジットカード。
  AMEXとかより使えるお店が少ない。最近ではめっきり見なくなった。


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