【感想】リバイス 最終話【正直…】
正直…生意気なコト言うと…
ラスト2話、ビミョウでした。
逆に言えば、最初から48話までが面白過ぎたのかも知れません。
具体的に、最終回でコンが「うーん」と思ったところを、ご説明します。
まず、その1「同じ家族でも、バイスは格下」
変身するたびに家族の事を忘れていった五十嵐一輝さん。
父ちゃん、母ちゃん、妹、弟。
全ての家族を忘れたはずなのに、まだ変身ができる。
バイスと交わした契約では、生贄にできる家族の記憶がないと変身ができない。
なぜ、まだ変身できるのか?
一輝さんにとってバイスも5人目の家族。
バイスとの記憶だけは残っているので、まだ変身ができる。
でも、次変身したら、バイスとの記憶が消えることに。
それが逆に、大チャンス。
一輝さんの中でバイスの記憶が消えれば、「悪魔との契約」もバイスの存在と共に消すことができる。
そのことに気づいたバイスは、ワザと一輝に変身させ、自分を倒させ、記憶を返そうと計画。
このシナリオは、好きです。感動的だと思います。
でも、納得できない展開になっていきます。
バイスの計画に、一輝さんが気づきます。
コンは想像しました。
「オマエの優しさは嬉しいぜ!でも、家族の記憶を取り戻すために、バイスが消えたら意味ないんだ!お前も俺の家族なんだから!」
的なコトを言って、バイスを消さない展開になると思いました。
でも、実際は普通にバイスを撃破。
バイスの記憶が一輝さんの中から消えて、家族の記憶を取りもどしてハッピーエンド!ちゃんちゃん。でした。
正直、コンは「うーん」な決着でした。
「バイスは自分にとってもう家族だ!」と言いながら、本当の家族の為には、(時間の都合かもしれませんが)迷うことなく、バイス1人を犠牲にしてしまうのは、どうなの?と思っちゃいました。
その2「いま変身解けたじゃない!」
変身のたびに家族の記憶が消える、一輝君が変身するように誘導する。
そう前話で説明されていたのに、ラストファイトの途中で変身が解けましたが、記憶は消えたりしませんでした。
ジュウガとの戦いの時に、決着つかないまま変身が解けたときは、両親の記憶が消えていたのに。
記憶が消える条件が、その時その時で違い過ぎて、え?なんで?と引っかかってしまいました。
その3「家族の記憶を犠牲にする契約」
仮面ライダーに変身する時、家族の記憶を犠牲にする。
それが、一輝くんとバイスの交わした契約だった。
そう物語の最後の方で、明らかになりますが…
サッカーのチームメイト、ジーコさんは何だったのですか?
ジーコさんを大怪我させてしまった記憶を、バイスは一輝から契約通り奪ったことを認めていました。
あれ?家族の記憶じゃなくてもいいの?
なんか、設定の徹底が雑だなと思ってしまいました。
まぁ、うだうだと文句を言いましたが…
たぶん、どんなラストでも、コンは納得できなかったのだと思います。
久しぶりに見た仮面ライダー。
自分でもびっくりするくらいハマりました。
どハマリです。
これで、お話が終わってしまうのが残念で仕方ありません。
どんな神回でも、作品が終わってしまう喪失感は慰められないでしょう。
リバイスの物語が完結したことを、冷静に受け止められた後に、もう一度最終回を見たいと思います。
そのとき、きっと違う感想を抱けると思います。
いまはただ…
1年間、楽しい作品をありがとう。
コンも立派な、仮面ライダー女子に変身!できました。
とお礼を言いたいです。
追記。最終回と同時に発表された、大二くんとヒロミさんが主役のスピンオフが楽しみで仕方ありません。
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