浅漬けキツネ

また、よろしくお願いします、

浅漬けキツネ

また、よろしくお願いします、

最近の記事

こぼす。

‪とても苦しい気持ちになった。‬ ‪なんとか空気を明るくしようと、少し時間はかかったもののうまく取り繕う。‬ ‪だけどまだ自分は子供で、君の求める答えを見つけられなかった。‬ ここ最近、あなたの考えることが予測できない。 もしかして、自分は、あなたの予測をすることで、気持ちよくなろうとしていたのではないだろうか。 ああ、ああ。 ああ。

    • 5秒に1度、何回も、月を見つめる女性がいる。 かぐや姫かも知れない。

      • 氷を入れたグラス、耳を当てると雨の音がする。

        • 上を見上げ、掌を上に。

          雨は良い。 空気が良い。 路面は反射し、街灯の眩しさが際立つ。 その音は頭の中で弾ける。 傘をさせば、その人の音が聞こえる。 この日にしか出来ないことがある。 お気に入りの傘、お気に入りのレインコート。 長靴、サンダル、スニーカー、帽子。 日が出れば、湿気が顔を撫でるように燃ゆる。 生暖かく体に密着するその匂いは、いつかの光景を見せようとする。 またこの季節が機会を作ってくれる。 そう思って、待とうかな。

          胸を締め付ける、この。

          跳ねて跳んで、踊って輝いて。 みんな自由に遊んでいる。 日が差す。僕らの額には汗が浮かぶ。 風がそんな鬱陶しさを拐うかのようにそよぐ。 また、踊る。手を繋ぐ。 時間を忘れ、日常を忘れ、今がとても大切なのだと言わんばかりに、また笑う。 でも、時間は過ぎてしまう。 この時間が大切なのに、消えて欲しくないのに、忘れたくない。忘れたくない。 消えないで、消えないで、消えないで。 ああ、なんて悲しいのだろう。 でも、悲しいけれど、きっとまた笑える。 また悲しいことが待っているかもし

          胸を締め付ける、この。

          キンモクセイ

          「匂いする!するする!」 2人で歩く帰路。 香りはしない。何かの匂いはする、気がする。 「野焼きとかの臭いじゃないですか?ほらあそこ煙上がってるし畑だし。野焼きですよ。」 ほにゃっとした顔が、冷水を浴びたようにキリッと締まる。 「んなわけ!ないじゃん!?野焼きはもっと鼻にくるでしょ!グッとクサイじゃん!」 「はぁ、なるほど。」 「これは金木犀!甘いような爽やかな空気がわからんのか!!!」 「ほらティッシュあげるから鼻かみなよ。」 「誰が鼻つまってんだよ!!!!!」

          キンモクセイ

          「浅漬けキツネ」という名前をつけたことを少しだけ後悔。 だって、呼びづらいし、覚えづらい。略称もしづらければ相性もつけづらい。主人公に「ああああ」という名前をつけたままラスボスまで行って、感情移入しにくいまま終えるRPGのよう。 そのうち、佐藤とか、小林とか、そういうのにしたい。

          「浅漬けキツネ」という名前をつけたことを少しだけ後悔。 だって、呼びづらいし、覚えづらい。略称もしづらければ相性もつけづらい。主人公に「ああああ」という名前をつけたままラスボスまで行って、感情移入しにくいまま終えるRPGのよう。 そのうち、佐藤とか、小林とか、そういうのにしたい。

          群青

          色を見て思い浮かべる。 あの日見た光景や、あの日感じた温度。 遥か彼方の先を歩く人。鼻をくすぐる風。 靴の中に入る砂の鬱陶しさ。300円もするただの紫色ソフトクリーム。 おそらく迷子であろう外国人を見つけると、我こそと一目散に走り声を掛ける勇敢な君。 その後ろで拍手する、呆然とした自分の情けない後ろ姿。

          ふとした時、気がついたら知らない誰かになっている。街も、あなたも、雨音も。

          ふとした時、気がついたら知らない誰かになっている。街も、あなたも、雨音も。

          香りの音

          朝の7時。 目が覚め、顔を洗う。 今日はどんな服にしようか。 どんな服でもいいか。 いつも通り白いシャツ、黒いパンツ、くるぶしの出る靴下、そして革靴。 いつもこの流れ。 「君って、服のセンスはまあまあだけど、向上心が無いよね〜。」 「あなたは、そのアジアンチックなワンピースと、サメのリュックを定番にするのを辞めて。」 「サメをバカにしてんのか!!!!!」 彼女のご実家で引き留められたときに借りたシャツが出てきた。 黒い無地の半袖シャツ。ほのかな香り。顔を埋める。 顔

          今日

          フライパンの上で踊る卵の音。 パンの上に落ちるバターの香り。 花に水をやる君の横顔。 僕が好きな人の歌を口ずさむこと。

          比較

          香りが脳まで届く。頭の中にあった思考、想像、妄想が、消し飛ばされた。 初めて手を握ったときの、汗、体温、前すら見えなくなる陽炎の視界。 手のひらに収まるほど小さな機械から届けられる甘い音。 六時間の戯れ。夜を越え、気付けば朝になっていた。 背中に熱を感じ、全身が温まる。足取りはぎこちなかったが、胸は踊った。 いつまでも、いつまでも。そう思えなくなるまでに、時間はかからなかった。 愛に応えるのは、そう在りたいから。 なんでそう在りたいかって、それは、求められたから?

          頭の中太郎

          昨日の人を少し雑巾絞りしました。

          頭の中の音

          日を跨いだ。

          書こうと思いました。

          お久しぶりです。 ここ最近、時間の余裕ができたので、noteを再開しようと思います。 特に心境の変化や、近況に変わりなどはないのですが、 文章を書くとストレス発散になりますからね〜〜。 長期的にゆるりと書いていきます、いきます。

          書こうと思いました。

          1週間のイギリス滞在であった。

          ただいま。

          1週間のイギリス滞在であった。