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オラお江戸さ行ったべ 春

ごきげんよう、あるいはおばんです。
時間がちょいと経ちましたが、先日のお江戸遊行ログです。

そもそも僕が江戸に足を伸ばす理由
〜東京の非常識、福島の常識、その逆も然り〜

一つは、情報を獲得しにいくため。

福島県の沿岸部に居住している僕の住環境は、色々と特殊な環境です。
電車が3時間に一本なのですが、地域にはガンガンと起業家や事業者が進出する。
片田舎の街と思いきや、スタイリッシュなお店やサービスがあり、それを目掛けて人々がやってくる。

素直にいて色々と特殊な環境なので、一般的感覚からはどんどんとかけ離れていってしまうのです。

一方で、Tokyoと比べてはとてもスローな地域なので、半年も行かなければ浦島太郎になってしまうのです。
今、東京では何が流行っているのだろう?新サービスの普及具合は?ファッションの感じは?最近ホットな街はどこ?
etc… 

わかりやすいのだと、もう日本にどんどん外国人旅行客来てる!という肌感覚。


コミュニティマネジャーとしては情報感度とアンテナが生命線。
都会からやってくるビジネスマンや起業家ともああ、あれ〇〇でしたよねとかさらりと会話ができたり、地域で活動する人々に最近こういう面白いサービスとか人にあったんですよ、と繋いだりできるのは、ひとえに定期的に江戸に赴くからでございます。

僕にとってのハレとケなのかもしれない。

もう一つは、ご縁を回収しにいくため。

コロナ禍で加速したが、全国各地のプレイヤーとオンラインを入り口に出会うことが増えた。
またありがたいことに福島沿岸部には、たくさんの人が来てくれる。
その時に次は〇〇さんの場所やお店、遊びに行きますね!というお約束が生まれることも。

その人の拠点が東京だった時は赴くし、そうでなくとも東京都はこの上なく便利なハブなので、そこで落ち合うことにもなったりする。

そういうなんや感やで、お江戸に定期的に僕は赴くのである。

メインイベント ShareByWhere でのたくさんの御無沙汰&初めまして&また次は福島で!

学生時代にお世話になったインターン先の株式会社WHEREが主催する地域経済サミット”ShareByWhere”にボランティアスタッフとしてお邪魔してまいりました。

地域プレイヤーのメディア、イベント等、プロデュース等を手掛けるLOCAL LETTER を中心に活動するWHEREが、さらなる結合と共創を目論んで開催する大集合のサミット。

フルオンライン、ハイブリッドからの一点、今回は東京で完全招待制。
より密な新結合を生み出すべく、オープンほやほやのミッドタウン八重洲のローカルをテーマにした空間PotLuckYaesu にて開催。

学生時代の多拠点生やインターンを通うじてできた繋がり、オンラインやお仕事を通じて交わった人々と御無沙汰してますがたくさんありました。
まさに東京のハブ性を実感するのでした。

また、特に今回大きく楽しかったのはLOCALLETTERがやっているコミュニティ上でオンラインで繋がっている人々と、一緒にこの場を作り上げるプロジェクトチームとして活動できたこと。

活動も居住地もバラバラな人々が、一つのミッションとビジョンのもと大集結して走り切るとことは、とても令和的な感じだし、普段は画面越して出会ってた人と実際に空気を振るわせ会話をしたり、円陣をする時に重ねる手など、身体性をともなった出会いはポストコロナ的な感じでした。

初めましてっぽくても大体つながりが重層的で、ああ〇〇さんの!世間狭い!が大体起こる、心理安全性の高い会でした。
懇親会の時のみんなが談義に花を咲かせているのを見て、ぽぽさんはこれを作りたかったんだなぁとしみじみ。

ICCサミットによって縁ができた村岡さんの九州パンケーキを焼き焼き!
キュウパンを焼く会も開催予定、楽しみにしております! 

行商ムーブ。地場の品を持っていき、人を引っ掛けてくる。

ダイジェスト:やっぱり楽しいトーキョーの混沌

やっぱり東京は日本の先端。
ヒトモノカネジョウホウを集積して、すんごくスタイリッシュなものがバンバンと沸き起こる。
それらを見るのは楽しい。
その一方で、洗練とは程遠い、粗野であるが人のパッションと生命力をありありと感じられる魂を揺さぶるものにも出会える。
東京という言葉の文脈性の多様さにも比例し、さまざまなものを包括できる包容力がある。

NulbarichのTOKYOでも聴きながらいきましょう。

学生時代からの友人と取るに足らない議論を白熱させながらしこたま酒を飲み呆ける。

なんで雨のなか池袋を歩いているんだろう?
メガネがなくなったと思ったら足首から出現し、傷がつきまくってた。
深夜、不感湯で3時間ぐらい寝落ちし、次の瞬間には外が明るくて人がいっぱいいた。
危うく死にかけるところだった。

いつも元気がない学生時代バイトが一緒だった友人が誘ってくれてパフェを食べた。
新宿も開発によりダンジョン化しとった。

また大学時代の友人と酒を飲みながら議論を酌み交わす。
違う道をいけど、見てる世界がなんとなく近しく、将来一緒に何かやれないかと感じる。

堤防DJフェスという催しを見て、知り合いがやってることも相まってこれは行かねばとタクシーに飛び乗る。

意味不明な熱気に身を任せて普段踊らないのにおどる。
これぞBon Danceの国民性。

それから先日色々あって縁ができた人々とまたご一緒にご飯をたべ、与太話に花を咲かせた。

とまぁこんな感じで終始酒ばっか飲んでました。
これを反省し、2週間ぐらいセルフ禁酒しとったのでした。

とまぁ、自分に新しさや混沌を取り込みエントロピーを増大させることで、活力を高め、放っておくと火が消えてしまう炉のような自分を禊に行くお江戸遊業なのでした。

やっていることがだんだんと行商になってきた。

ソーシャルキャピタル論に近しいのだけど、過去学生時代は何も持たずに、地域にお邪魔したが、ある種若者というだけでみんなが無償の愛をたくさん与えてくれた。

その暖かみが僕を地域に誘ったのだけど、だんだんといい大人になってきたので、最低限の手土産を持っていくことは心得るようになった。

それはフィジカルなものだったり、人をつなぐことだったり。

最近毛が生え始めたのは新しい催しや取り組みなどの「タネ」を持って行けるようになってきたこと。

その始まりは、オンラインや目的性とゴールのある打ち合わせでなく、無目的性と偶発性から始まる。

先日も地酒を手土産に丸森に赴くことで、次はぜひ小高に行きたい!といういう動きを生み出した。

単純に来てくれることが嬉しいし、そしてそれは現実的なところ、地域の事業者にお金が落ちたり、経済活動にも直結する。

これからもそういう行商的ムーブをしながら、土の民として受け皿になるハイブリッドな動き方をできるように研鑽いたしますわ。

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