カヘッカヘッカヘッカヘッ てなんだよ(君生きみたよ

最初の感想。??????

最初は多くの人がこうなっただろうし、僕もそうなった。
面白かっただとか、すごかっただとかも出てこずに、リアルに千鳥の大吾みたいな状態だった。

とりあえず、起承転結を思い出して、人と一緒に見てたのでその後カフェでちょびっとあれがああだったのかなとかをお互いに交わした。

1日、とりあえず解説動画や感想ブログを漁る

それでも、何かを見出そうとしてあれこれと解説の動画を身漁る。
場面がたくさんあったので、記憶が紡ぎ出される。

それでも、「映画マニアの」演出だとか誰がどういうメタファーだとかそういう、自分にとっては表層の情報でしかなかったので、まだ自分にとっては宙に浮いた存在。

2日経って捨象され、何かが残った。(ネタバレここから注意)

だんだんと記憶は薄れていく。
そして、自分にとって「なんだったのか」の意味を模索する旅が始まる。

一つ一つの場面は忘れていくし、物語の解釈の正ではなく、自分にとってのメッセージが残っていく。

作中には主人公の大叔父がいて、世界を維持する役を請けてくれと言われる。
主人公は断る。ほんでなんやかんやあって世界線が崩壊し、元の世界に戻る。

大叔父は特別だったから、その子孫のまひと君も特別だったのか?と映るが、僕にとっては特別か特別じゃないか、ではない。一つの物語が継がれるか否か、こそが大事だったんだと思う。

大叔父デザインワールドには乗らないけれど、でもそのピースは持っていく。そんで自分の物語を作る。

先人たちのことは、記憶から失われていくけど、そこから受け継いだものはある。悪意に染めるも染まらぬも、自分たちの匙加減。それでも継いだことは事実。

答えをもらったのではなく、改めて拾い集めたものでどう自分の人生を作っていくか。

素敵な作品と巡り会えたなと思ったのでした。

ちなみにジブリの公式アカウントは結構謎なプロフィール文章です。
ちょっと前まではカヘッカヘッカヘッカヘッ だったのに変わっちゃってなんか悲しい。

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