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FUJI ROCK FESTIVAL 2022 2日目感想

2日目は7時起床。9時に開場するので、コンビニでの買い出しや会場までの時間(30分かかる)を見越して、7時半すぎに出発。8時半に会場に着くがそれでも開場待ちの列ができている。これまでは入場前だったから並んでいる間に缶ビールで乾杯してたのですが、それができないのが痛い。ただ2日目からは木の下をしっかりキープ。寝る気マンマンです笑。

苗場食堂で腹ごしらえしてから、一発目はインドのメタルバンド・ブラッディウッド。昨日のTHE Huに比べると音作りがカラフル。盛り上げ方も上手で前方に人が増えていくのがわかる。友人も前に行って観てました。

2日目は初日の反省もあって、なるべく後半まで移動を少なくしようと心がけてました。あえてグリーンの基地で体力温存。まあお酒はずっと飲み続けてるわけですが。。

ということでそのままオレンジレンジ。まあ、ロコモーション聴ければいいかなと思ってたら、いきなり「花」、そして「以心電信」。完全にフェスモードのセトリで攻めてきます。さらに盛り上げ方もわかってる。ブラッディウッドはかなり盛り上がっていたのですが、オレンジレンジがそれを超えるとは思ってなかったです。「上海ハニー」「イケナイ太陽」で後方まで盛り上がるグリーンを久々に観ました。

かなり満足したのでそのまま仮眠。友人はアヴァロンの満島ひかりを観に行きました。折坂悠太はウトウトしながら観て、途中でホワイトのスネイル・メイルに移動。友人と合流し、ポカリに並んでいる間にリンジー・ジョーダン登場。一曲目から「ヴァレンタイン」で良し!と思ったのですが、サビの部分がちょうどドリンク受け渡しで、さらに店員がおしゃべりしててなかなか渡してくれない。さすがにこの時はイラッとしましたね笑。ただ、初見でしたが、バンドとしてはやや途上な感じがしてグリーンに戻ることにしました。

スカパラ。スカパラは何度も観てきたし、フィッシュマンズ好きとしては茂木欣一のドラムも好きなんですが、谷中敦がどうにもダメなんです。。ここまでメジャー化したのは彼の功績はあるかもしれないけど、初期のスカパラらしさがどんどんなくなっていく気がして。。グリーンは大いに盛り上がってました!

スカパラを観た後はまだまだ体力温存。そのままフォールズ。今回のフジロック、ヘッドライナー前にフォールズがいるというのが個人的には大きくて、2日目のラインナップが引き締まった気がします。ただ、DinosaurJrとかぶるという残酷さ。。フォールズは新作がポップ寄りになってて、演奏自体も気合いが入っててすごく良かったのですが、泣く泣くホワイトに。もう2〜3曲聴きたかったなあ。

ホワイトに着くとすでにダイナソー待機組で前方は埋まってたけど、かぶりもあってそんなに混んでない印象。PAより少し前で待機。後方にいたカップルの男性が「いかに青春時代のフェイバリットだったか」という話を彼女にしててほっこりしました。ほどなくしてメンバー登場。ダイナソーは2005年のフジロックで観て以来。当時は「フリークシーン」を知ってた程度だったけど、J・マスシスのギターソロが強く印象に残ってる。今回はきちんとメンバー全員の役回りが確認できた気がする。髪型1つ取っても、ロン毛、もじゃもじゃ、スキンヘッドと三者三様(笑)。「Feel the Pain」と「Just Like Heaven」を聴けたのは良かったなあ。昼に体力を温存してたので、かなりベストな状態で満喫で観れた気がする。

満足状態でグリーンに戻る途中で、ジャック・ホワイトの「Take Me Back」が聴こえてきた。今回は初のヘッドライナーということもあり、気合いが入ってる気がする。髪型もパーマをかけてカッコ良くなったと思う。基地に戻っると、ホワイト・ストライプスの「Dead Leaves and the Dirty Ground」が流れて爆上がり。その後も時折ホワイト・ストライプスの曲を挟むセトリで飽きさせない。前回のフジロック2012も似たようなセトリだったと思うけど、女性だけのバンド・THE PEACOCKSだったせいかピンと来なかったのかもしれない。今回はバンドとしての演奏力がまとまっていた。特にドラマーが上手くて、あとでダル・ジョーンズという人だと判明。PAの出音のバランスも良かったと思う。ラストは安定の「Seven Nation Army」。海外ほどじゃないけどフジロックでも合唱が起こってました。

初日に続き、早く帰る組は宿に戻り、残留組はお酒を補充してから、レッドマーキーへ。後方でどんぐりずを初見。テクノDJにラップMCが絡む感じで聴きやすく、人気が出るのもわかる。最後の「Oto mafia」は何か90年代後期のテクノ感があって懐かい感じがあった。

この日残ったのはナイトテンポの昭和グルーヴを観るため。2019年のマーキーをチラ見して以降かなりハマって、以降も単独公演なども行った身としては再びマーキーで観れるのは感慨深い。ただ、前回から売れてしまったということもあり、以前ほどのベタベタな選曲ではなくなってしまったかな。でもWinkと工藤静香は相変わらず名曲だったなあ。

2日目は体力温存した効果もあって、わりと深夜まで体力が持った。ただ、その一方で前半盛り上がっても前に行かないように我慢するのは自由じゃないよな、フェスじゃないよなと思ったのも事実。予習もせず、体力配分せず、自由に楽しんでいた昔の方がフジロッカーだったような気がしました。

1時半に会場を出て宿に戻り、速攻風呂に入って3時就寝。明日も朝は早い!

(3日目に続く)

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