Godville スピードランのススメ

 本記事は、スピードランに関する情報を記載している。正直なところ、やることはおすすめできない。というか、睡眠不足、不眠症を引き起こすことになる。
 規則正しい生活が送れる日本系の放置ゲームとことなり、このスピードランは生活リズムが乱れることになる。やってはいけない。
 自分なりに1日のリズムを作り、日常生活に支障を与えないサイクルを作り上げることが長く楽しくやっていくためのポイントである。

 10年以上も続けてもまだ飽きないという類のゲームである。無理してスピードランなんてする必要性はない。

寺院建設(Temple)スピードラン

金塊(Golden blick)集めを徹底的に追求する人たちへ

 Godvilleの最初のゴールである金塊を1,000個集めるというもの。能動的に行動せずとも集められるし、時間制限があるわけではない。しかし、世界には最速を求め追求する者たちがいる。ロシアでは1週間で寺院建設を完成させた者もいるという。
 このゲームは消耗品課金ができる(それいがの課金要素はない)。平たく言うと、課金の力と24時間張り付いて作業することでスピードランを達成するという力技である。寺院建設以降のゴールは、課金の力を持ってしても強力なマイナス補正(短期間での資源獲得が不利になるクールダウンがある)が掛かることで、金塊集めのような極端な時短ができないデザインとなっている。

 寺院建設スピードランは課金前提である。そして特徴的なことは、スピードランで金塊は1,000個集まっても、レベルが低く(2週間達成の進度でレベル13)なる。
 ダンジョン(Dungeon)解禁されるのはいいのだが、レベル13ではHPが148しかなく、ダンジョン内のダメージトラップ(最大で135ダメージ)や、ボスの攻撃(通常攻撃で105ダメージ、2回攻撃(nimble)で210ダメージ、ミニボスと通常攻撃とで158ダメージ)が致命打になってしまう。常に体力を全快に持っていく必要があり、燃費がとても悪くチャージ消費量が半端ないだろう。
 最も、スピードランでチャージを大量に消費する勢にとってそんなことは些末な話なのだろうが。

1日に金塊を75個以上集めるために

 ちょっと何言っているかわからない
 私自身は達成したこともない。ものすごく運が良くて1日20個である。

  1. 町の外で60秒ごとにトレハン(Dig)のボイスコマンド(Voice command)をする。 お金や、金塊、アーティファクト、ボス戦(Underground boss)をすることができる。

  2. 60分ごとにトレハン(Dig)をし、ボス戦(Underground boss)をする。起動可能アーティファクト(Hazardous minerals maps や trouble magnetsはこの60分のクールダウンを無視してボス戦に挑める。仲間やアルト(alt; 別アカウント)を使いチームを組み、ボスと仲間も倒し、お金とアーティファクトを独り占めする。
    ※ボス戦(Underground boss)では、金塊1つと、3,000Gold、3,000Goldぐらいの価値のあるアーティファクトが手に入る。仲間が死ぬと、1.5倍ぐらい増えていくイメージ。4人でボス戦に挑み3人が死ねば3倍近くにはなるだろう。すると1戦で9個分の金塊が手に入るよ、ということ。

  3. レベル10で解禁されるアリーナ(arena)で毎回勝ちに行く。勝利すると1つ金塊が手に入る。特別ルールにより、金塊3つ獲得できたり、多くのお金が手に入る条件がある。また、マッチングしなくても50%の確率で金塊が手に入るので、ひたすらアリーナに送還(Send to arena)し続ける。

  4. 3,000 Gold以上溜まったらPunishによりお金を金塊に溶かす。

  5. アイテム合成を積極的にする。 同じアルファベットの者同士を混ぜ合わせると別のアイテムが手に入るというもの。太文字アーティファクト同士を混ぜ合わせると高い確率で有益な起動可能アーティファクトを作ることができる。

  6. 不要なアイテムをビンゴ(Bingo)に使う。ビンゴの報酬を受けることを忘れずに。日本時間帯ではAM 7:05に切り替わる。
    ※個人的に低レベル帯でのビンゴは効率が悪い。余力があれば程度。

  7. トレイル(Trail)のオーラを使い、賞金首(wanted monster)や金塊、金持ちの特別な敵(Wealthy monster)を倒して大きな報酬を狙う。
    ※オーラの獲得はランダムである。もし有益なオーラが手に入ったら、ニュース紙(news paper; "Godville Times")のクロスワードをクリアすると、今かかっているオーラの有効期限が伸びる。ここあたりを上手く活用していく。

  8. タイムゾーンの異なる友人とアカウントを共有してひたすら攻略する。睡眠時間によるダウンタイムを作らない。
    大体ヨーロッパ勢とアメリカ勢が主流であり、日本・アジア・オセアニア勢は少数派。主流派と組めば圧倒的に効率がいいだろう。

箱舟(Ark)建設スピードラン

 金塊を1,000個集めたら、次は丸太(Log)を1,000個集めて箱舟を作ることになる。金塊が丸太に変わっただけやろ、変わらんやん。と思いきや、相変わらず金塊は手に入り(代わりにアーティファクト扱いとなり1,500Gold程度で売れる)、アリーナ(Arena)やクエストの報酬は相変わらず金塊である。
 通常のゲームの中で引き続き金塊は手に入るのだが、丸太の獲得チャンスは限られているのだ。
 そして、課金の力で大量に手に入れる方法が防がれてしまっている。

 結論としては、5ヶ月間で箱舟(Ark)建設ができる。かかる費用は2.5万円程度と試算される。
 それ以上の課金をしてゴリ押しをしても、数日レベルの短縮にしかならず、1日に付き5,000円ほど、7日間目辺りになると1日時短に2万以上掛かると考えられる。

丸太(Log)の主な獲得手段

 A.ダンジョン(Dungeon)でのクリア報酬、B.首都Godvilleへの帰還ボーナス、C.アリーナ(Arena)での特別報酬、D.エピッククエスト報酬・サイドジョブボーナス、ランダムイベント報酬、により丸太(Log) を獲得することができる。

 スピードラン視点でいうと、
A.ダンジョンは 1日5回で 3個の丸太
B.首都Godvilleボーナスは 1日5回帰還で 1.5個の丸太
C.アリーナ特別報酬では 1日5回で 1個の丸太
D. その他の報酬類 は 1日あたり 1.5個の丸太 (実績値をベース)
 →1日 7個の丸太を獲得。143日(5ヶ月弱)ほどで1,000個集めるという試算だ。

 これ無理だから、やっちゃだめ。

A.ダンジョン(Dungeon)踏破

 一番大きな丸太(Log)の獲得源はもちろんダンジョン(Dungeon)である。
ダンジョン踏破報酬として、1/2の確率で丸太(Log)獲得のチャンスが得られる。救済措置として、24時間以内に2個の通常ダンジョン踏破報酬の丸太(Log)が手に入っていないときには確定で丸太(Log)をドロップされる。
 確定ドロップだけを狙って1日2回ダンジョン(Dungeon)出撃するのが通常の流れとなる。1日に3.5回ほど出撃すると、1回あたり0.53個の期待値となり、確定ドロップ狙いと比べて全然効率が良くないという事態になる。
 

統計情報

B.首都Godvilleへの帰還ボーナス

 首都Godvilleに帰還すると、大体3/10の確率で丸太(Log)、3/10の確率でチャージ(Charge)、4/10の確率で3,000 Gold前後のお金が手に入る。
 ※2022/5/14追記 頻繁な帰還出ない場合、1日2回程度の帰還である場合、継続してチャージとLogの獲得で確定であり、Goldが手に入らないことが観測された。チャージとLogについては7時間程度のクールダウンタイムが設定されており、短期間での帰還でクールダウンタイムが終わっていない場合はGoldが獲得される仕様になっているかもしれない。(7時間というのは、24時間以内に3回チャージを獲得することが観測された情報と、短期間での連続獲得が観測されていないことに基づく仮説)


 一度帰還ボーナス獲得後は、1時間から1時間半ほどのクールダウン(Cooldown)の後、再び帰還ボーナスを得ることができる。
 ただしこの帰還ボーナスは、手持ちのお金が10,000 Gold未満のときにのみ得られる。それ以上の場合は、コイン経験値変換(Coins to Experience Conversion)され、ボーナスが得られない点注意が必要だ。

 緻密にサイクルを管理し、ReturnのボイスコマンドでGodville にうまく帰還させてボーナスを狙っていく流れとなる。
 アリーナで負けてお金が全部なくなると安全にこのボーナスを得ることができる。

C.アリーナ(Arena)での特別報酬

 寺院建設後の、シニア(Seniors)特別ルールで、勝者に丸太(Log)が手に入るというものがある。それがなんと、25%ほどの確率で発生するのだ。
 このため、寺院建設後のアリーナ戦においても、丸太(Log)の獲得の主要な獲得源になる。最も、通常勝利ボーナスは引き続き金塊で嬉しくないのだが。。

アリーナにおける特別ルールの割合

 当然、勝ちに行けば行くほど丸太(Log)の獲得確率は増えていく。ただし、アリーナで勝ちに行くために大量のチャージを消費する進め方は、長続きしないのでオススメできない。

D.エピッククエスト報酬・サイドジョブボーナス、ランダムイベント報酬

 積極的な介在が不要なものである。
 クエスト番号の下1桁目が0の場合、エピッククエストが始まる。つまり10回に1回はエピッククエストになる。通常のクエストの5倍ほどの時間が掛かるが、報酬として丸太が5〜7個ほど手に入るとても旨味の大きなイベントである。
 このエピッククエストをたくさんこなせばたくさん丸太が手に入る!と思いきや、短期間でエピッククエストを連続攻略すると、獲得する丸太の量がどんどん減っていく。
 1週間に1回のエピッククエスト攻略が一番丸太効率が良いという。

 毎日、Godvilleでは特別な予報があり、その中に計画外のエピッククエストが発生するというものがある。エピッククエストが増えることで、丸太(Log)獲得のチャンスが増えるように見えて、実は旨味が少ない、むしろ、クエストが長引くことで、帰還指示(Return)の指示が聞かなくなり、首都Godvilleへの帰還ボーナスのチャンスが大幅に減る。トータルではマイナスになってしまう。
 連続してエピッククエストを受けた場合は、"Cancel Quest"のボイスコマンドで速やかにやめることが、トータルの丸太効率向上に役立つ。

蓄財(Savings) スピードラン

 30M Gold (= 30,000,000 Gold)貯金する、という途方も無い目的。しかし、30M貯めると、 GPが2倍の200%になるというとてつもないアドバンテージが得られる。そのため、Godvilleプレイヤーの中では最も重要な要素の一つとして語られる。
 しかしエンジョイ勢でやる分には、4年から8年ほど掛かってしまう。

 航海(Sailing)やデータマイニング(Data Mining)といったコンテンツが開放されると、よりたくさんのGoldが獲得できるということで、実際にはもっと効率がいいことになるかもしれない。
 箱舟(Ark)建設前では、 月1.6 M Goldの蓄財が実績値である。

 このペースで行くとアカウント作成から20ヶ月だが、箱舟を5ヶ月で攻略させ、航海(Sailing)で大量のお金を獲得できるようになれば、もっと時短になり、スピードラン視点で真剣にすれば、さらなる時短が可能となるだろう。


以上

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