Peace Pact/pre-school

1998.01.21 Peace Pact/pre-school

記念すべき(でもないけど)1発目は個人としての青春3大バンドの1つ、【pre-school】のメジャーファーストアルバム。

書くにあたり、再聴したのだけれど、全然今でも十分カッコよくて聴き惚れる。

1曲目にデビューシングルを持ってくるのではなく、イントロの入りが素晴らしいセカンドシングル「MANHOOD-MAN」

そこから13曲44分と濃縮で聴き応えがよいギターロックが続く。

ずっと速い曲だけではなく、シンセをうまく使ったスロウな、けれどバラードではない「MAN ON THE TOP」、「Inexpiable」もアクセントになっている。

「FAT MAN THIN MAN」、「HOLE」はここからライブの定番曲になっていったし、名曲揃いの1枚。

けど忘れてならないのは根幹となるシングル既発3曲、前出の「MANHOOD-MAN」、ファースト「SPUNKY JOSH」そして、多分pre好きな人が一番好きと挙げる曲ではないだろうか「A SAD SONG」

このアルバム、そして、【pre-school】が一部のMUSIC LOVERにしか評価されなかったことはとてももったいない。

ただ、今になってこのサブスク全盛の時代を蠢いてたかと考えるとその姿は想像できない。

【pre-school】は世紀末バンドブームの中でウィットにとんだひねくれギターロックバンド、だからこそ僕は愛してやまないし、いまだに客席に背中を向けて歌っていたバクちゃんに想いを馳せるのである。


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