【講師紹介】林百香氏 ※特別講座

担当分野:音楽・歌唱

林百香(はやしももか)

林百香(はやしももか)
1999年~2004年フィンランドにある「ラウルコウル(歌の学校)」で学ぶ。専門分野として歌唱教育を選択。
2004年から『アンカヴァーリング・ザ・ヴォイス(歌声の覆いを取る歌唱指導法)』による発声講座などを行う。
現在は、岡山・高松・京都・横浜で発声練習を中心とした歌の会の講師、
また福山市で開催中の小学生向け土曜クラス「ワンダーキッズ」でうたの時間を担当。


アンカヴァーリング・ザ・ヴォイス

スウェーデン人でオペラ歌手だったヴェルベック=スヴァルトストローム(1879-1972)が、長年にわたって研究した「声にかけられた覆いを取り除く」ための歌唱指導法です。本来の正しく美しい声が輝き出るのを損ねている原因(心や体の緊張・筋肉の衰えなど)を、取り除くための取り組みをします。ルドルフ・シュタイナーとの約12年間の共同研究を経て、1924年1月に「人智学に基礎を置く歌唱指導法」と認められました。

Laulukoulu 〔ラウルコウル・歌の学校〕

1990年、フィンランドのラハティに開校した4(+1)年制の全日制の学校です。2001年にイルマヨキ に場所を移しました。学校では、アンカヴァーリング・ザ・ヴォイスの教授法を用いての訓練を深めるほか、歌に関連する部分での人間についても人智学的な視点から学びます。4年間で学ぶことは、その後、学生が自分の才能と好みによって選ぶ様々な進路(芸術的歌唱、歌唱教育、歌唱療法)の基礎付けとなります。5年生はフィンランド内外で、各人が選択した分野に関しての理論と実践の訓練を受けます。また、音楽の一般的な理論と実践も教育課程に含まれています。

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