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成人


2024年1月8日の成人の日の思い出をここに綴る。

成人の日の前日に父親の彼女に激怒されるという事案が起こった。“もう成人なんだからしっかりしなさい”
その言葉がその人なりの成人の祝い言葉だったんだと思う。
当日は縁切りしてきた母親から突然無言の大金の振込が!?なんてことはなく、同居してる父親からも成人おめでとうの言葉すらなかった。

インターネットの私の心境を詳しく理解してくれている友人だけが 成人おめでとう、ここまでよく頑張って生きてきたね。と祝ってくれた。

あとはラインギフトを2個ほどいただいた。二つともおいしかった。

ピザ屋が成人に無料でピザをプレゼントしていたから貰うために外へ出た。外に出る時に父親の彼女に「成人式出ないんだ。」と言われたが

当たり前でしょう。振袖がないんだもの、私服で行って写真撮られて インキャぼっちの末路wwwとアフィリエイト垢たちに数十年擦られたらたまったもんじゃないし。

そして二十歳の集いの会場は運悪く私の家の近くで行われていたため、道路の向かい側にはきっと同い年であろう振袖姿の女性たちとスーツ姿の男性たちがいた。わたしはグレーのパーカーでいかにも正反対だったためあまりにも自分がちっぽけに感じて惨めな気持ちになった。

19年間生きてきて目撃して辛かった場面は 母親が男に土下座させられていた14歳の冬の夜だったがこれも追加されると思う。 行きたかったなあと思ったけど、社不を言い訳にアルバイトをしなかった自分が悪いし。と心を宥めて 行けないものに固執しすぎると辛くなるため忘れるためにピザ屋さんへ向かった。

向かう前にコンビニに立ち寄ろうと思って片耳イヤホンつけて歩いてたら声かけられた、道に迷ってる人かと思って音量消して振り向いたら 「すいません、一緒にお茶どうですか?」 マルチの勧誘だった。田舎にお茶できる場所があると思うなよ。

そんなこんなでピザ購入してバスを待つ。だが30分ほど待たなきゃ行けなかった。焼きたてのピザが手元にあるのに食べれないでどんどん冷えていく、悔しい。寒い。

寒すぎて目の前の自販機でコンポタ買った。だけどコーンめっちゃ残った。 清掃員のおばさんが目の前にいるのに思いっきり缶コンコンしたり すべてのコーンを口の中に入れようと試行錯誤してたけど無理だった、私がその時間で得れたのは おばさんからの冷たい視線だけだった。

家に帰ってピザ食べて、コーラ飲んでラインギフトでもらったからあげクンを食べて 自分を一番に祝ってあげた、おまえ、生きてて偉いな!と。その次の日はまた怒鳴られ事案が発生したり、多分私は成人してからも怒鳴られまくり人生だな…と思いました。おしまい。





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