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foufouパンツ沼のお話し

「自信がなくてスリムなパンツなんて履けない」「スタイルがよく見えるパンツに出会ったことがない」そんな人にこそ一度試して欲しいのがfoufouのパンツだ

foufouのパンツを履いて感じた魅力を、いままで販売されてきた商品の紹介とともに伝えたい

foufouのパンツの魅力

なぜ、foufouのパンツを勧めたいのか

というのもわたし自身、身体のバランスがなによりもコンプレックス。
ワイドシルエットのパンツ、ハイウエストのパンツ以外あまり履いてこなかった。

しかし、初めて履いたfoufouのパンツ
adjust straight pantsには度肝を抜かれた。

着用感は締め付けもなく楽なのに、見た目はピシッと締まったシルエットが美しく、かなり感動したのを覚えている。なによりも腰の張りが気にならないし、スタイルもよく見える。まさに魔法。

試着会でも、わたしと同じようにパンツに抵抗がある方は多く「ドレスは全部試着したいけどパンツは履かなくてもいいな!」という方も少なくない。

しかし、実際に良さを伝え履いていただくと、大半の方が「こんなに綺麗なパンツ履いたことがない!」「今までスリムなパンツは避けてきたけど、これなら履ける!」と話してくれる。

ここまで良く書きすぎると、大げさじゃないか?と感じるかもしれないが

各地の試着会でスタッフをしてきたわたしからすると、むしろ感動の言葉しか聞いたことがない。

foufouのパンツ沼」なんて言葉も生まれるほどだ。

もちろん、100人中100人が魔法にかかるわけではないかもしれない。しかし、だからこそ一度は試してみて欲しい。

foufouのパンツ

「そんなに履いて欲しいと言われても、種類が多すぎてなにから履いたらいいのかわからないわよ」

そこで、いままで販売されてきたfoufouのパンツを、定番から初期のものまで紹介していこうと思う。お好みのパンツが見つかれば、ぜひ試してみて欲しい。

※着用感も記載していますが、一個人の意見として参考にしていただければと思います。

foufouの定番パンツ「おじパン」

おじパンの愛称で、2018年から変わらず支持され続けているfoufouの定番パンツ

 adjust straight pants (ladies)

 (163㎝ Sサイズ着用)

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このパンツは、わたしも含め本当に多くの人がシルエットに感動している。とにかく細く、スタイルがよく見える。

デザイナーのコウサカ氏によると、その理由は女性の骨格に合わせて作られているから。股上はスラックス全体が膨らんで見えない程度に深く、体型の気になる部分を隠しながら細く見せているという。バックスタイルをみていただくとわかりやすい。

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また、adjust straight pants の特徴といえば、サイドについているアジャスター。このアジャスターでウエストを締めたり緩めたりすることで、サイズ調整ができる。機能面だけではなく、紺一色のパンツにポイントを持たせてくれてもいる。

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素材は綿で、厚すぎず薄すぎない中肉の素材。ずっと触っていたくなるような滑らかな手触り。真夏には暑いが、どちらにも偏らない厚みのため、ほとんどのシーズン履くことができる優れもの。履き心地は柔らかく、動きやすさも兼ね備えているから言うことなしだ。

テーパードパンツが好きな方にはもちろん、細身のパンツが苦手な方にもぜひ一度試してもらいたい。

S.Mサイズ展開。

adjust straight pants (men's) 

(170㎝ Mサイズ着用)

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素材はレディースと同様の綿素材。

レディースとの違いは、男性の骨格に合わせた作りとアジャスト部分がメンズ仕様になっていること。また、正面にはタックがひとつはいっておりこれによってメンズらしい重厚感のある印象になっている。

アジャスターの留まり具合はこちらのほうがしっかりと留まる印象がある。

身長の高い女性がメンズを履いてもカッコよくきまるし、細身の男性がレディースをジャストサイズで履いても素敵だ。

ただし、男女それぞれの骨格に合わせて作られているため、シルエットが変わってしまうことを覚えておいていただきたい。

S.M.Lサイズ展開。

coin pocket straight pants (ladies)

(上163㎝ Sサイズ ネイビー着用 . 下165㎝ Mサイズ モカブラウン着用)

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adjust straight pantsとシルエットは似ていて、股上が絶妙に深くヒップにゆとりがある。ウエストには2本タックが入っており、それもゆとりをつくりだす秘密だ。

これは個人的な感想であるが、adjust straight pants とシルエットは似ているものの、履き心地はかなり違う。こちらのほうがよりフィット感もあり、スッキリとした履き心地だ。とはいえ窮屈さがあるわけでもないので、よりカジュアルに履きたいという方に勧めたい。

仕様としての大きな違いは3つ。

1つ目は生地の違い。レーヨン混のポリエステルでサラっとしたサマーウールのような肌触り。adjust straight pantsと比べ、生地は薄く軽いので夏にサっと履ける着心地だ。

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2つ目の違いはベルトループ。アジャスターはなく、太めのベルトループがついている。コウサカ氏によると、これによってウエスト周りがスッキリ見えるのだという。こちらもバックスタイルをみていただくとわかりやすい。

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3つ目の違いは、アクセントについているコインポケット。メンズのスラックスに時々見かけるポケットで、昔は懐中時計を入れていたようだが、腕時計が普及してからは切符や小銭を入れるようになったとか。こちらも実際にポケットになっているので、少しの小銭が入れられる。

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S.Mサイズ展開

coin pocket straight slacks (men's)

(上163㎝ Sサイズ着用 . 下170㎝ Mサイズ着用)

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レディースの coin pocket straight pants と同じレーヨン混のポリエステル素材で、肌触りが良く動きやすいスラックス。

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こちらもウエスト周りにコインポケットと、ベルトループが付いているので腰回りがバランスよくしなやかに見える。

レディースとの違いといえば、adjust straight pants と同様でワンタックになっていること。また、ベルトループも細い。女性が履いても、メンズらしい仕様が際立ちカッコよく決まる。

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ただし、こちらも男性の骨格に合わせて作られているため、女性が履くとシルエットも少し大きく見えてしまう。レディースパンツのようなシルエットやフィット感を求める方には向かない。

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購入後、裾は"ふらし"という丈直しのされていない状態で届くので、190㎝くらいまではウエストのサイズで選べば問題なく履くことができる。裾が長すぎる、短すぎるといった煩わしさもなく、お好みの丈にお直しできるため、男性も女性も検討しやすいだろう。

S.M.Lサイズ展開

wool flannel coin pocket slacks (men's)

(170㎝ Mサイズ着用)

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素材はフラノウールで裏地つき。coin pocket straight slacks (men's)と同じ仕様なので、コインポケットも付いている。

こちらの方が生地の厚みはあるので履き心地はしっかりとした印象

内側にサスペンダー用のボタンが付いているので、お手持ちのサスペンダーを合わせても◎

S.M.Lサイズ展開

trench half pants (ladies)

(158㎝ Mサイズ着用 . 165㎝ Mサイズ着用)

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素材は麻の混じった固めの綿素材。

このハーフパンツも多くの方が感動するシルエット。わたし自身、ハーフパンツといえば体育の授業くらいでしか履いてこなかったが、このハーフパンツは思い切って履いてしまえ!と思わせてくれる感動シルエット。

カジュアルな印象をもつハーフパンツだが、レディースのロングパンツにもある2本のタックが入ることにより、大人の女性が履いたときでもほどよいエレガントな雰囲気を出してくれる。

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また、ウエスト部分が他のパンツに比べ太いため、そこが特に強調され目線を上に集中させることができる。

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そして、全体的なシルエットは裾に向かってフワッとフレアが効いている。これらのポイントが1つにギュっと詰まっていることで、足が細見えするのだ。

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バックスタイルをみるとわかりやすいが、ハイウエストになっていることも細見えの重要なポイント。

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これまであまりハーフパンツに手を出してこなかった方にこそ試してもらいたい。

S.Mサイズ展開

linen belted slacks (men's)

(163㎝ Mサイズ着用)

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これまで紹介してきたロングパンツがテーパードシルエットだったのに対し、こちらはストレートシルエット。

レディースのハーフパンツと同じ固めの綿麻素材で、他のパンツに比べよりラフでカジュアルな印象のスラックスだ。

腰回りのディテール、ベルトループのデザインが、シンプルなスタイリングでも目をひくように仕掛けられている。ベルトループがボタン留めになっているものもなかなかみかけないデザインでキュート。

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バックスタイルも抜かりない。

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共布のベルトは取り外しも可能なので、違うベルトに変えても◎イメージもかなり変わる。

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こちらも裾が "ふらし"の状態で届くので、ウエストサイズで選んでお好みの裾丈にお直ししていただける。

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メンズ仕様であるが、他のレディースのパンツと同様にタックが2本入っているため、女性でもキマりすぎずに履きこなせる。

同じ生地のジャケットと合わせればセットアップにもなる。

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(178㎝ Mサイズ着用)

S.M.Lサイズ展開

one tuck linen pants

(165㎝ Mサイズ着用)

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素材はリネンリヨセル。リネン100%だとガサついてしまうため、リヨセルというなめらかな繊維との混紡生地になっている。
そのため、リネン特有のガサっとした質感はなく、滑らかで爽やかな風合い。とにかく軽く肌触りも良い。夏に履くのにぴったりなパンツだ。

ポイントはベルトの太めのステッチと、ワンポイントのベージュボタンだ。

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ヒップとわたり幅が大きめなので、細身の男性にも履いていただける。実際に男性から「これに決めました!」と報告していただいたこともある。

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同素材のS.F. linen one pieceと合わせるとこれまたクール。(158㎝Mサイズ着用)

S.Mサイズ展開

ストレートシルエットのパンツに続いて、ワイドシルエットのパンツも紹介したい。

trench wide pants 2.0

(163㎝ Mサイズ着用)

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固めな綿素材のワイドパンツ。ストレートに落ちるシルエットだが、身体自体を太くみせないよう計算されている。また、固い素材だからこそパンツのシルエットも崩れにくい。

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トレンチフレアスカートと同様で、ウエストボタンは金属になっているのでメリハリがある。

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ハイウエストで履いて、付属の太いベルトをギュッとしめたら言うことなし。

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大きめなバックポケットがポイントになり、ヒップもあまり気にならないので、腰張りさんや下半身にコンプレックスがある方、細いパンツが苦手な方にぜひ勧めたい。

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S.Mサイズ展開

adjust wide pants

(163㎝ Mサイズ着用)

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adjust straight pants のワイドシルエットタイプ。

ウエストは同様の2タックで、センタープリーツが入ることにより、trench wide pantsと比べると同じワイドパンツでもビシッとした印象になる。

素材は、adjust straight pantsより少しさらっとした綿素材。これにより、ワイドなシルエットが固くなりすぎないよう調整されている。

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バックスタイルもクールすぎる。

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ワイドパンツをビシッとクールに着こなしたい方、モードな雰囲気がお好みの方にも勧めたい。

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S.Mサイズ展開

wool-like wide pants

(160㎝ Mサイズ着用)

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ウールライクな柔らかい起毛素材のワイドパンツ。裏地も全体にしっかりついていてチクチクせず、防寒性もある。

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着丈は長めに、ウエストは太めに作られているため、男性でも履いていただける。

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ワイドシルエットでハイウエストなデザインは、これまたモードな雰囲気が好きな方に勧めたい冬のパンツ。

S.Mサイズ展開

shady lane (デニム)

(158㎝ Mサイズ着用)

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スタンダードなアイテムである分、様々なところで簡単に手にとることができるデニムだが、その反面、選択肢の多さに疲れてしまうこともある。

デザイナーのコウサカ氏によると、foufouのデニムは "デニムをデニムとする最低条件だけを残し、シンプルに削ぎ落とし切って、シルエットと素材感だけで勝負をしているイメージ" だという。

素材は綿100%、10オンスのデニム。

仕様を見てみると、多くのデニムにみられるポケットの端を補強するリベットや、コインポケットなどはない。難しいものは削ぎ落とし、シンプルにまとめられていることがわかる。また、他のものではあまり見かけない白のステッチによって、よりシンプルで洗練された印象を感じる。

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ストレートなシルエットのため締め付けもなく、デニム特有の圧迫感もほとんど感じられない。

気になるところといえば、ユニセックスのためウエストが大きいと感じる方がいるかもしれないという点だ。
しかし、あえてワンサイズ上を選び、ウエストをベルトでギュッと締め、裾はロールアップして履いてもキュートだ。

下の画像は、新品と約1年履いたshady laneを比べたもの。(左 163㎝ Mサイズ . 右 170㎝ Mサイズ 着用)

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約1年履いたshady laneには、"アタリ"いわゆる履きジワがうっすらと見られる。色落ちもしていて、並べて見るとその違いは一目瞭然だ。

履くほどに自分の身体に馴染み味がでて、自分だけのデニムを育てていくことができる。これも、デニムを履いていく楽しみのひとつ。

デニムが好きなひとにも、これまでデニムをあまり履いてこなかったひとにも勧めたい1着。

S.M.Lサイズ展開

best friend(デニム)

(158cm Mサイズ着用)

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素材はshady lane同じ綿100%、10オンスのデニム。太い共布ベルトがウエストマークになっている。

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shady laneとの違いは全体のシルエット。
デザイナーコウサカ氏によるとshady laneは「ゆるさ」のあるシルエット。best friendには「スマートさ」がある。

寸法的には、股上が深くなりウエストとヒップは細くなっている。そのため腰回りがすっきりと見えよりスタイリッシュなシルエットになっている。

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着用感もbest friendの方がよりハイウエストでよりタイトな印象。コウサカ氏の言う通りスマートさのあるシルエットであり、履き心地もshady laneに比べスマートだ。

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(170cm Mサイズ着用)

S.M.Lサイズ展開

corduroy straight pants

(170㎝ Mサイズ着用)

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コーデュロイといえば厚みのあるガサっとした生地のイメージを浮かべるが、このパンツはいままで抱いていたコーデュロイに対するイメージをかなり覆してくれる。柔らかくストレッチの効く素材で肌触りも心地よく、サラッと軽く履きこなせる。

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ストレートなシルエットで、太めのベルトループに2本のタック。foufouのパンツがシルエットを美しく保つポイントもしっかりと押さえた1着。同素材のジャケットと合わせれば、これまたセットアップにもなる。

S.Mサイズ展開

chino slacks (men's)

(170cm Mサイズ着用)

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しっかりめのチノ素材。
コウサカ氏によるとザ・おじ色のアイボリーを「ただのおじさん」にしない、野暮ったさをなくしたことがポイント。
シルエットは通常のチノパンに滲み出るおじさん感を残しつつ、かといっておじさんすぎないシャープなシルエット。

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ベルトループをウエストのタックと繋げることで一つポイントができ綺麗なウエスト周りに視線がよるのだという。これにより自然と腰に目が行き足が長く見える。
後ろにはポケットと飾りでシンチバックが付いている。

S.M.L サイズ展開

belted straight pants

(165cm Mサイズ着用)

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素材は綿。通年使える厚すぎず薄すぎない素材感。

足が長く細見えするワイドシルエットのパンツ。デザイナーのコウサカ氏によると、その秘密は股上が深くヒップラインを覆うように作られたシルエットからストンと落ちる形。

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(158cm Mサイズ着用)
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正面にはタックがしっかりとはいっており、モモや腰周り、ヒップをしっかりと隠してくれる。

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まさに普段パンツを疎遠してきた方の隠したい場所をしっかり隠してくれるパンツだ。個人的にもこのストレートパンツは自分のコンプレックスを全て覆い隠してくれる最強パンツだと思う。

S.Mサイズ展開

foufouのパンツ沼

さて、ここまで15型のパンツを紹介してきた。

こんなにあったんだ…

そう感じた方も多いのではないだろうか。

foufouのパンツはより美しいシルエットを出し、より美しく魅せるために、男性・女性それぞれの骨格に合わせ計算されつくられている。

しっくりくるパンツになかなか出会えない方

そして、特にパンツを履くことに抵抗があった方にこそ試してもらいたい。

アナタも「foufouのパンツ沼」にはまりませんか?


5月試着会の予約受付中!


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