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the boutiqueの1周年、長い歴史の最初の1年になりますように。

8/22
お店ができて1年が経ちました。
振り返れば去年、怖がりながらフルスイングをして作ったお店が1年続き、さらに「あったよかったなぁ」とさまざまな場面で思えたこと。それだけでも大きな成果でした。

元々、「このお店のために作った什器の木材が朽ち果てるまで続けたい」と思っているのでこの1年は長い歴史の最初の1年。それでも実際に1年が無事に終わるとなんだか感慨深い物です。

僕らのお店は決して「革新的で驚きのあるスタイル」ではないです。
サンプルを置いてネットで注文できるわけじゃないので在庫管理は大変だし(物理的にも重いし、、、)
「インターネットがメインだから、月の何日か開ける」とかでもなく、
基本的には不定休で、平日の「服なんか買わねえよ!」という日も常駐の「セールススタッフ」がお客様を待っています。

「待つ」ということが大事なんです。セールスのスタッフさんからすれば待っている間はソワソワしちゃうかもしれないですが、
「時間をかけて待つこと」それもこの過ぎていく時間の分だけ、お店に積もっていく歴史に変わります。

このようにどう考えてもあんまり効率が良いお店ではないのですが、
インターネットのfoufouとは異なる来てくださった方が「自分を喜ばす」ためのいろんな仕掛けがあります。

僕はその中でも一番このお店の鍵になっているのはやっぱり”人”だなと思うわけです。お店を作るきっかけになったのは店長との出会いでした。

「foufouにおけるセールスタッフ」とは何か。
その答えはまだまだ出ないんですが、「スキルよりも人間としてのチャーミングさ」は外せない要素かもしれません。
それは笑顔が素敵とか、愛想がいいとかそういうことではなくて、もっと奥底にある「自分を持っていながら相手を認める柔軟さ」みたいなものに近いです。

the boutiqueは当時新卒だった店長を中心に、店長よりもキャリアのある3名のスタッフが参画してくださりました。
どのスタッフさんとも面識があり、付き合いも長かったので任せられる安心感もありました。
キャリアは全然違うし、なんなら変な話、率いている店長は新卒でまだ社会人経験も当然浅いのに関係性も絶妙で、馴れ合うわけではなく仲良く、まさに「自律」を感じます。助け合う姿は見ていて本当にリスペクトできます。全員に拍手。

foufouのセールススタッフの最初が4人で本当によかったと思いますし、彼らが作り上げていく「foufouにおけるセールスタッフとは何か。」を僕も日々学びながら考えていきたいです。

毎日、お店から届く「日報」(どんなお客様が来てこんな風に楽しんでくださったんですよーみたいな話を本社に共有してくれます)を見ながら
「僕がここにいるのに、foufouの服がセールススタッフさんからお客さんの手元に渡るなんて不思議だなぁ」と今でも思います。

この当たり前では決してない繰り返していく1つずつの出来事に感謝しながら、また次の1年もお店を続けていきたいです。

新しい取り組みも始めます。取り置きや在庫確認が楽にできるようお店の公式ラインを始めました。週次で入荷情報も送られてくるのでぜひご登録くださいませ。

ご予約はこちらからも。


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