プロジェクト・田村ゆかりLOVE♡LIVE2023 with me? ツアー - 28公演全通プロジェクト
まえがき
こんにちは!ようかんまんです!丶|・∀・|ノ
この記事はぷるおさん主催のゆかりっくアドベントカレンダー2023、17日目の記事になります。前日はしらこさんの「ゆかりさんに出会って」でした。
AFT福岡2日目、私もかなり前列にいて、ゆかりさんへ手をつなぐしらこさんを目の辺りにしていました。ライブ参加2回目で最前ドセン、かつあのような奇跡体験に巡り会えるのは幸運な人だ、と羨望の感想を持ったのを覚えています。その後、しらこさんと交流を持つことも多くなりました。順調に濃いゆかり王国民の道を邁進していて何よりです。
昨年はもうひとつのアドベントカレンダー「あなたのゆかりはどこから?」に参加して「えっちなゲームからCCH」という記事を書きました。この記事では、私と田村ゆかりさんとの出会いやゆかり王国民になった経緯についてまとめています。今年のアドカレ記事でもちょいちょい引用されたりしてうれしい限りです。
with me?ツアー 序章
さて、今年2023年4月22日 川口公演から、9月3日 東京公演千秋楽まで、4ヶ月に渡って開催された、田村ゆかり LOVE♡LIVE 2023 with me?ライブツアー。この記事を読んでいるあなたも、きっといくつかの公演に参加したのでしょう。実に楽しいライブ&ツアーでしたね。
私は今回のwith meツアー28公演すべてに参加、いわゆる「全通」できました。周りには20-30人くらい全通or準全通民がいるのですが、毎週各地方・会場で顔合わせることが多く、ゆかりさんからも「濃いファンがずっとついてまわる」と揶揄されちゃうような、とても濃厚な4ヶ月でした。
昨年2022年11月20日のファンクラブイベントで「田村ゆかり LOVE♡LIVE 2023(仮)」の開催が発表され、当日パシフィコ横浜会場にいた王国民と同じく私も衝撃が走りました。いつまでも流れ続ける開催会場告知…一昨年全25公演のAFTツアーを終えたばかりなのに、さらにそれを超える公演数のライブツアーをまだやるのかと。ゆかりんの余生、元気すぎじゃん…
AFTツアーでは20公演参加、それまでは首都圏中心に半数ほどに参加していた私は決意しました。2023ツアー、全通してみたい。”ゆかりと二人で手を合わせ はしゃいで回ろう世界中”を一度はやってみたい、と。FC先行の受付期限は12/4。仮に全公演チケット当選したとして、どのような準備をして、どのように毎週公演に参加していくべきかの計画を練る必要がありました。
プロジェクト・with me全通
そして、12/8 15:00の当落発表。八王子を除く25公演のチケットがご用意されました。
後日2/25、残る八王子公演も一般・後方立ち見席でチケットがご用意され、3/16には追加公演・東京2公演も当選決定。with me?ツアー全28公演に全通する権利が確定しました。でも「全28公演の参加権利(チケット)は入手できたけど、本当に全公演参加するのはまた別の難しさがあるぞ?」と気づき、「with me?ツアー全通」を「一種のプロジェクト」のように捉えて、必要な準備、手配、計画をはじめていきました。
実は私、23年4月から昇進して管理職になりまして、かつ妻子持ちで学校行事や地域活動もある身。そもそも春〜夏のほとんどの週末を地方遠征に費やせるのか?と不安もありました。もちろんマスクなし声出しありライブになったけれど、まだまだ新型コロナ感染症への不安もある時期。全通するためにはクリアしなければならない課題がたくさんあるな、これらを整理して全通しきるぞ、と決意したのは来春からの会社組織の準備も始まりつつあった3月でした。
「with me?ツアー全28公演に参加しつくす」ことと「付随目標を完遂すること」、「仕事や家庭もきちんと両立すること」をゴールに掲げ、移動や宿泊、物販、ご当地メシなど「with me?ツアー全通」を”ひとつのプロジェクト”として捉えて、何一つ取りこぼすことなくしっかりと楽しみ尽くして完遂しようと、ひとつのプロジェクトを起稟しました。
「プロジェクト・with me全通」のはじまりである。
まず、ツアー会場や移動手段、宿泊地などをまとめたスプレッドシートを作りました。
さらにツアー中、「どの公演でどこに行って、誰と何をしたか」は日報のような形式でこのシートにほぼすべての活動を記録に残していました。このシートを元に、いろいろな観点で「プロジェクト・with me・全通」を総括していきます。
基本的に、同じゆかり王国民向けにこの記事を書いていますが、もしかしたら他アーティストの全国ライブツアーを全通しようと考えている方へのtipsにもなるかもしれません。
また記事の性格上、田村ゆかりさんへの言及やライブ本編の感想はほぼ含まれず、「ようかんまんという一参加者視点で、全28公演のライブツアーをどのように参加しつくしたか」という記録形式の総括になります。ご了承を。
プロジェクト・with me全通 概要
プロジェクト前提条件
基礎情報
東京都内在住、車なし
妻子いるけど、イベント参加には寛容
前提条件
予算条件:全通を決意するくらいの金銭的余裕はあるけれど、贅沢できるほど裕福でもない
日程条件:月曜朝に幹部会議があるため、基本的に日曜の間に帰宅したい。有給は自由にとれる環境だけど、毎週取得すると業務に支障がでるため最低限に留める
宿泊条件:喫煙ルームであることを除き、入浴・睡眠ができれば特段条件はない
プロジェクト目標
KGI:重要目標達成指標
with meツアーを楽しみつくすこと
KPI:目標達成中間指標
まず、目標達成のための指標を分解したKPIツリーを作成した。
全28公演の観戦を完遂すること
入場に必要な手続きをもれなく実施する
電子チケット、身分証明証を持参し、事前に本人確認を済ませる
ルールに反する行動を行わない
チケット代、交通宿泊費、食事代、グッズ代などを踏まえ予算を適正管理する
健康な身体を維持する
感染症に罹患しないよう細心の注意で日常生活を送る
怪我、入院、その他疾患に罹らない
家庭行事、仕事などに悪影響を及ぼさない
公演会場に開演までに辿り着く
そのために必要な移動手段を事前に準備する
2Days公演の場合は宿泊施設も準備する
月曜朝からの仕事に備えて、可能な限り終演後帰宅できる行程を確保する
全28公演ごとのチケットキーホルダーをコンプリートする
前週12:00に先着発行されるLINE物販整理券を確保する
12:00ちょうどに移動時間、勤務時間にならないよう極力調整する
1秒を争う競争力確保のため、高速回線環境に身を置く
物販整理券を入手できた場合、指定の整理時間に会場に辿り着いておく
物販時間に遅れると販売終了になるリスクがあるため、遅れないよう旅程を組む
購入に必要な金銭を持ち、チケットキーホルダーの注文を忘れない
購入後はきちんと収納し、紛失しないよう留意する
整理券を入手できない、もしくは時間に間に合わない場合のリスクヘッジを行う
最悪の場合、購入代行してもらえる相手を見つけ、依頼する
全28公演・27会場ごとの楽しみを見つけ、記録する
ツアーと同時に開催された「with me?スタンプラリー」をコンプリートする
ご当地グルメや移動そのもの、イベントなどを楽しむ
前述の通り、昼12時前後に物販のため一度会場へ行かないといけない制限の中、最大限の楽しみを発見する
前泊・後泊せず時間の余裕がなく、自由に移動しやすい車はなくとも、楽しみを見出す
その行程をTwitterで発信・共有する
行程を一緒に楽しむメンバーと合流して共に楽しむ
可能な限り打ち上げを行い、当日ライブの感想を語らい合う
初めてお会いするフォロワーさんとの挨拶、会合も広く行う
出会った人や使った出費、旅程などを記録・保管する
出納記録が残る手段で決済を行う
スプレッドシートに記録を残し、いつでも参照・追記できるようにする
私がツアー中に気をつけていたことをリスト化してみました。書き出してみると当たり前のことばかりなのですが、これを4ヶ月半、134日の間ずっと維持していたと思うと我ながらよくやりきったなと思います。
特に体調不良、コロナ罹患による不参加には特別の注意を図っていました。Twitterでアンケートをとってみたところ、病気や仕事の影響で参加を諦めた公演があると回答した人は28%いました。4人に1人は何かしらの事情で参加できなかった公演があるので、単純に予算があれば全通できるという訳ではないことがわかります。
プロジェクト実績
プロジェクト定量評価
プロジェクト期間:
2022年11月20日〜2023年9月3日 計287日
準備期間(1次):
2022年11月20日〜2023年2月12日 26公演発表から追加公演発表まで
準備期間(2次):
2023年2月13日〜2023年4月21日 ツアータイトル発表・追加公演発表からツアー初日前日まで
本番期間:
2023年4月22日〜2023年9月3日 初日・埼玉川口公演から千秋楽・東京追加公演Day2まで
本番工程:
公式ページを参照
総予算:¥1,075,495
内訳:
チケット費:¥297,385
交通費:¥356,875
宿泊費:¥52,854
食事費:¥197,352
物販費:¥121,300
その他経費:¥49,729
体制:1人参加。
ただし、東京追加公演2Daysは友人との連番参加とした。
有給取得:0日
ただし、8/14-18は夏季休暇を取得し、地元福岡へ早めに帰省して、地元友人とのコミュニケーションを図った。
座席位置:
以下表に示す。奇跡的な最前が1回を除き、中列を中心に分布していた。
宿泊回数:10日
ただし福岡(実家)に帰省した3日間も含む。ツアー行程で宿泊した7日間の内訳は以下。
広島、岡山、金沢、名古屋(四日市泊)、札幌、盛岡、奈良
新幹線乗車回数:19回
JR東海・西日本:16回 うちこだま利用:4回
JR東日本:3回
なお、頻繁に新幹線乗車が予想されたため、EX予約会員(年会費¥1,100)に予め加入した。スマートEXアプリによる1ヶ月前事前予約と、えきねっとによる1ヶ月前事前予約、JREポイントグリーン券(400point)を多用した
航空機搭乗回数:3回
札幌便:スカイマーク
福岡便:スターフライヤー(往路便のみ、復路は大阪経由のため新幹線)
Jくんカー乗車回数:7回
Jくん車で現地まで移動(新潟、金沢・長野、四日市往復)。ガソリン高速代が格安になり、移動中にライブ映像観戦できるため、非常に盛り上がった
ご挨拶人数:34名
ただし今ツアー中に初めて会合・挨拶をした人数に限る。打ち上げ参加者は除く
打ち上げ参加回数:17回
2次会含む
打ち上げ同席人数(のべ):244名
大人数の打ち上げ:秋葉原HUB総打ち上げ(95名)、福岡Sさん打ち上げ(40名)、大宮Jさん打ち上げ(20名)ほか
グリーン乗車打ち上げ(復路):4回
うち3回は湘南新宿ラインで同乗したOさん
主要打ち上げメンバー:
Pさん、Rさん、Jくんが同行多く最多。次点でMさん、Oさん。
ほか、行動パターンが近いKさん、Kさん、Rちゃん、Yさんも次点。
いつもありがとうございます。
プロジェクト定性評価
特筆事項がある公演
もちろん私も全公演順調に参加できた訳ではありません。最大のピンチに陥ったのはやはり 6/3の岡山・倉敷公演です。
倉敷公演 大雨による往路ピンチ
せっかくの倉敷行きなので、寝台特急サンライズへの乗車を計画。
確実に予約をとるため、予約開始のちょうど1ヶ月前、5/3の10時前にみどりの窓口へ行き”10時打ち”をしてもらい、シングルB寝台の予約完了。同便乗車する友人も多く、期待を馳せる。
6/3の前日、大雨の影響によりまず東海道新幹線が運休決定、続いてサンライズの下りも運休が決定。
急遽航空便を探すも岡山行きは全滅。ギリギリ1席残っていた香川・高松空港行きの早朝便を確保。
6/3当日朝、山手線運休で羽田空港に辿りつけないかも、というトラブルも乗り越え無事搭乗。高松空港着。
前日に高松入りしていたフォロワーMさんに運よく拾ってもらい、また同じく高松入りルートを選んだYさんと3人で香川うどんを堪能する(田村うどん、麦香うどん)
またこの公演では前週の物販整理券確保ができていなかったため、整理券なしでチケットキーホルダーを購入するべく早い時間に倉敷会場現地入り。
無事チケットキーホルダーを購入完了、ミッションクリア!
ゆかりさん御一行も福岡へ飛行機で飛び、そこから新幹線で岡山入りするルートをとっていたり、ベース・メリーさんは東海道新幹線の車内で18時間過ごした、というエピソードも話していました。参加者のほとんども準備していた交通手段やルートではなく、イレギュラーな対応策が必要だったのではないでしょうか。王国民の中には代替ルートを提案してくれたり、同乗者を募る車民もいたりと優しい気遣いがあった公演でした。
広島公演 人生初の最前
広島記念公演で原爆ドームと平和祈念像を見た直後に発表された座席がまさかの人生初・最前。
最前経験者から「記憶がない」とよく聞いていましたが本当にほとんど記憶がないですね…ずっとゆかりんだけ見ていた記憶。唯一、前回・宇都宮公演で「この曲ワイパー似合いそうじゃない?」とゆかりさん本人から提案された「わすれもの。」、最前で誰も視界に入らない中½ワイパーしてみたところだいたいあってたみたいでよかったな、という記憶が残っています。
東京八王子公演 立見席と初レス
3F後方立ち見席で、2人だけ入る不思議なお立ち台BOXで参加しているとMCでゆかりさんご本人からお声がけいただいてしまい、初レスを果たす。なお、後方立ち見席は抽選をかいくぐった猛者が集結しており、声量・運動量ともにツアー最大級の熱量があったフロアだったことは記しておきたい。
札幌公演 ピンクライトアップ
昨年2022年のSoundropsツアーに引き続き、さっぽろテレビ棟ピンクライトアップを企画。ライブ終了後に、20分ごと3パートに分けてライトアップ。王国民のみなさんが撮影しTwitterにアップしてくれた写真はtogetterにまとめました。後日、仙台公演で同じくライトアップを申し込みしていたLさんと初めてましてのご挨拶して、羊羹までいただけたのは良い思い出です。
富士公演 ようかんパンの購入と差し入れ
ご当地グルメを探していると、富士製パンさんがようかんパンを販売していると知り、これは絶対に食べたい!と決意。富士製パンに連絡をとり、事前購入予約と当日引き取りを依頼しました(当日は直売所お休みだったのに取り置き対応していただきました)。2箱に分けてもらったうちの1箱をゆかりさんへのお土産BOXにいれ、残りを友人たちとシェアしました。
その結果、ロッカーに入れられた剥き出しの3連ようかんパンや、「ようかんまんのようかんパン…」と呟くK氏が目撃されたりと珍事が続出した。
プロジェクト成果
参加公演数
28公演参加完遂
撮影した写真・ムービー数
1563枚
購入したグッズ
多数。なお、with meペンライトは3本購入したが、ツアー最終日で3本とも破損した。
購入したチケットキーホルダー
チケットキーホルダーは28公演コンプリート達成。23年12月現在まで発売された全34枚も含めてコンプリート継続中。
スタンプラリー
28公演コンプリート ※ 画像はFC会員限定のため非掲載
公開した記事
田村ゆかり LOVE♡LIVE 2023 with me? ツアーを楽しむための #王国民ライブ参加ガイド
ツアー開始前、2023年4月4日公開。思っていた以上に反響が大きく、新規フォロワーさんが爆増したり、「とても助かります!」などの賛助の声もいただいた。
一方で、ネガティブな議論も起きた。少し配慮が足りない部分や、大きい影響を与えることへの想定が足りない部分がありました。素直に反省です。
でも、一番うれしかったのは「初めての参加だったんですけど、記事見てとても参考になりました!」「数年ぶりの参加だったけど、グッズ購入とか準備とか思い出せました!」という声を、直接現場で10数人にいただけたことですね。ありがたいことです。札幌で初参加のKさんから「ガイド記事読んで、唐揚げ食べてきました!」と声かけられたのは笑った。
田村ゆかり LOVE♡LIVE 2023 with me? 7/22札幌公演 さっぽろテレビ塔 ピンクライトアップまとめ
前述の通り、7/22札幌公演に合わせてさっぽろテレビ塔の個人ライトアップに申し込み。当日3枠を3名で埋め合計60分、札幌の夜をピンクに照らした。このときTLに投稿されたピンクライトアップの写真をtogetterに集約、投稿した。3699pvを達成。
なお、この打ち上げ時にスペシャルゲストが参加したり、2次会でバニーガールズバー「ミリオン」を堪能したが、こちらも詳細は掲載できないため非公開とする。
田村ゆかり LOVE♡LIVE 2023 with me? ツアーで日本全国を巡ったゆかり王国民たちによる厳選グルメ選手権
大阪公演Day2が終了し、残るは東京・追加公演となった8月後半。全国で巡ったご当地グルメやスイーツをまとめておきたいと思い、ハッシュタグ企画「#withmeツアー2023で食べた1番美味しかったもの1つだけ貼る 」を実施。200名以上の投稿が集まったため、togetterで集計し記事公開した。8822pvを達成。
なお、この企画を投稿したもうひとつの裏の理由があったのだが、後日その当事者Wさんから企画と背景の意図、わかってましたよと聞かされ、安堵したことを記しておく。こちらも詳細は非公開とする。
プロジェクト総括
得られたもの
達成感
「全通」の醍醐味はこの言葉に凝縮される。”ゆかりと二人で手を合わせ はしゃいで回ろう世界中” や”ゆかりのためならどこへでも!” “逢うたびゆかりを好きになる!”というコールに代表されるように、王国民はひたすらにゆかりんと一緒にいたいのだ。
そして今ツアーでうさみみひみつくらぶから提唱された「Everlasting Voice」の”ゆかり36連コール”。最初は懐疑的な反応だったが、公演を重ねるに連れて声は大きくなっていき、千秋楽ではついにゆかりさん本人から「100万回のラブコール…受け止めたよ!」と歌詞変のレスポンス。「同じセトリで何度も参加して楽しいの?」と外野から言われることは多いが、同じ曲でも込める想いも反応も、何もかもがひとつずつの積み重ね。同じライブはひとつとしてないのだ、という自信を持てたことが、全通で得られた何よりの達成感である。
満足感
他アーティストでは当選倍率の観点から全通は現実的ではないのかもしれないが、田村ゆかりライブに関しては対価と準備さえできれば、全通ないし準全通は不可能ではない。それこそ当日に一般チケットを購入して参加することさえできる。計画どおりに観光やグルメを楽しむもよし、友人たちとの旅程を楽しむのもよし、突発的に参加するのもよし。私は事前に計画を練ってそれを昇華することにカタルシスを覚えるタイプなので、今回の全通プロジェクト計画と、それを予定通りに完遂できたことになによりの満足感を覚えている。
共犯感
いつかのMCで田村ゆかりさんは我々熱心なファンのことを”共犯者”と呼称した。お互いに提供できる価値を与え、享受し合い、共生関係が成り立っている。ひとつひとつのライブに観客がいなければ全国ツアーを続けてくれるというビジネスも成り立たないし、彼女からしても新しい試みを受け止めてくれる我々ファンがいないと活動が成立しない。この共犯感は、おそらく外部からは理解されづらい感覚なのだろう。でも一度、二度とゆかりライブに参加してファンになっていく方々は、この心地よい共犯関係に浸っていくのだ。
対価
主に時間と予算は対価として必要になってくる。地方僻地在住だったり、極論海外在住だと必要になる時間と予算は国内・首都圏在住に比べて桁が違う努力が必要になる。その他、家庭環境だったり仕事の影響だったり、参加者の環境に応じて対価は変動してくる。それでも。ゆかりさんが繰り返しライブMCで言うように、「一公演だけでも参加してくれるファンがいてくれて嬉しい」のは多分我々も同じなのだ。各個人のバランスが保たれる加減で、ファン活動を薦めていくのが最適だろう。
次回プロジェクトの兆し
with meツアーを終えた11月、「ファンクラブイベント2023」と「17才だよ?! おとなのゆかりちゃん祭り@高円寺」の前後で、全通した友人たちとこんな話をしていました。
回答は様々でしたが、少なくとも1年くらいはそういう妄想ができるかなと思っていました。
しかし、このAdvent Calendar2023企画が始まったあと、2023年12月8日に「田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2024(仮)」の開催が告知されました。ニューシングルEP「Altoemion」や「You Are The World!」が2ヶ月連続リリースされ、これまでの成分と異なるゆかりニウムに満たされつつあった我々にまた、新たなプロジェクトのはじまりの鐘が鳴り響きました。
2024年6月から、全22公演予定のライブツアーがはじまります。またゆかりさんと、全国をはしゃいでまわれる夏がやってきますね。私がまた全通できるかどうかはまだわかりません。ただひとつ言えるのは、”ゆかりに会いたいそれだけで 僕らはここまでやってきた”こと。また、ゆかりさんに会って、想いを伝え合える機会に恵まれるとうれしいですね。
最後に
私のnoteでは恒例ですが、記事を書きながら聴いている楽曲の一部を引用して、本記事の締めとします。この曲、本当にいい歌詞ですよね。ライブ終了後に駅へ、自宅へ、そして明日へ向かうときの我々ファンの心境が込められています。
明日は主催者ぷるおさんの「*with me*幕間映像の話をしたい」です。しましょう!3時間くらい部屋抑えますんで!
また、次のライブツアーでお会いしましょう。ようかんまんでしたヽ|・∀・|ノ