のり

NGKの袖でミルクボーイの内海さんに「のり持ってきて」と言われた。「スティックのりですか?水のりですか?」と聞くと「かわいいやつ」と言われた。「うーーんわかりました!」と返すと内海さんはそのまま舞台に向かった。

舞台裏に続く大きな階段を降りて必死にのりを探す。でもどこに文具スペースがあるのかわからない。舞台裏にはたくさん人がいた。酒を飲みながらテレビを見ている人、談笑している人。この中のスタッフらしき人にのりの場所を聞こうと思ったが、誰が演者なのかスタッフなのか見分けがつかず私はもじもじしていた。客席の方から大きな拍手と黄色い歓声が聞こえた。内海さんが舞台に上がってしまった。早よせな。

焦る私に中年男性が「どないしたんや」と声をかけてくれた。のり探してまして…と言おうとしたところ、そのおじさんの前の机にオレンジのスティックのりがピラミッドのように積まれていた。オレンジのスティックのり、ギリかわいい。これにしようと鷲掴みにした。「ありがとうございます!」とおじさんに言って舞台へ急いだ。おじさんは「すまんのぉ、何もしてやれんで」ととても申し訳なさそうにつぶやいた。あの話ぶりから新喜劇座員だろうと思った。内海さんのもとへ必死に走る。途中プリンターの設定を手伝いながら。

のりは渡せず、目が覚めた。寒い夜だったのに寝汗がひどかった。夢0127

#ミルクボーイ #スティックのり #水のり #新喜劇座員

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