GOKISO のメンテ
こんにちは。
つくば市のスポーツバイク・プロショップ
BIKE SHOP FORZAの東(アズマ)です。
最近、メンテナンスの御依頼が増えてる感じです。
まだまだ緊急事態宣言などの影響で
イベントが縮小したり延期したり
と思いっきり乗れない
という方も多いかと思いますが、
それでも、スポーツバイクにとって
良い季節本番
ということには変わりありません。
そーーゆーーことですよね。
今日はGOKISOの
ハブメンテナンスを御紹介。
1000文字くらいです。
SPECIALIZED S-WORKS TARAMAC SL6
で御利用頂いているお客様のホイールです。
フロントから行います。
まずは球面ワッシャーを外します。
ハブがしっかりフォークの面で固定できるように
工夫されている
シンプルかつ素晴らしい機構です。
引っ張れば外れます。
中のOリングを外します
ハブ内部のベアリングにアクセスするには、
専用ツールを使います。
ナットを外しました。
ほとんど汚れていませんね。
ベアリング接触面もキレイ。
ベアリングの顔もキレイです。
綿棒でクリーニングします。
反対側は少し汚れていました。
この白いリングが防塵効果を発揮します。
しかしながら回転するにあたっては
極力抵抗にならない素材が選ばれており
絶妙なサイズとなっております。
外してキレイにクリーニングしました。
専用グリスです。
少しだけ。
ほんのすこし塗布して
伸ばします。
Oリングも
ベアリング接触面にも塗布します。
こちらは球面ワッシャー
ここには、少し粘度の高いグリスを使用します。
SHIMANOのプレミアムグリス(リチウム系)
を使っています。
組み直して完了です。
リアハブです。
ナットを専用工具で外しました。
さらに専用ツールで
フリーボディを外します。
外しました。
古いグリスは除去します。
そこまで汚れていませんね。
フリーボディです。
爪を外してクリーニングします。
爪は外してクリーニングします。
GOKISOの爪は、一般的なブランドの爪に対して
倍くらいの長さがあります。
駆動力をしっかり伝える
という性能に寄与するデザインかと思います。
全てのパーツをキレイにしました。
こちらもGOKISOの専用グリス。
フリーボディ用です。
爪の収まる場所に塗布して
爪を入れます。
あとはフロントと同じように
白いグリスをうっすら塗って
しっかり組戻して完成です!!
動画で見たい!
という方は、GOKISO公式の動画を御覧ください。
今日も最後まで御覧頂きありがとうございます。
それでは今日もステキナ1日を☆彡
――――追記―――――
そういえば、
YoutubeでGOKISOの動画のリンクを
と検索したら
Y's Road の野澤さんの動画で
汎用のプーラーでフリーボディを
外す方法が紹介されていました。
これは勉強になりました。