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SL7comp組立⇒購入前セッティングの話

こんばんは。

つくば市のスポーツバイク・プロショップ
BIKE SHOP FORZAの東(アズマ)です。


週末に御注文いただきました

SPECIALIZED 2022
Tamrac SL7 Comp RIVAL eTAP

の組立を進めております。

ということで、
ちょっと組立の話を。

1200文字くらいです。


ハンドルの話

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こちらのバイク。
お持込のハンドルで組み立てます。
いわゆる、「丸ハン」という形状ですね。

クラッシクなハンドルであり
昨今では、
各社あまりラインナップされない形状ですが

その昔、SPECIALIZEDでも

S-WORKS SL CLASSIC BEND
18,900円(税込)

という名前の丸ハンドルがありました。

見直してみたら
2013年のカタログを最後にドロップしていました。

ちなみに、2014年には
初代AEROFLYが登場していました。
価格は、25,000円税別

昔のカーボンハンドルは
お手頃価格でしたね。
って、物価を考えるとそうでもないですか?
(そうでもあるか)

話が脱線してしまいましたので
もとに戻しまして。


フィッティング的な話

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クラッシックな丸ハンドル。
今回のお客様は
「形状的な好み」

ということで選ばれているのですが、

フィッティング的には、
ブラケットポジション(レバー位置)
を下げたい時に、

強烈な角度(20°とか30°とか)
のステムを使わなくても
レバー位置を下げる事ができる。

というメリットがあったりします。

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最近はフレーム内装ケーブルは
「当たり前」
になってきていますので、

スッキリ組むなら
ステムの角度はメーカー品の中から選ぶ
ということになります。

ちなみに TARMAC SL7 の場合ですと
6°か12°から選ぶことになり
12°は、110mmからしか選択ができません。

フレームサイズは下げないで
ハンドル位置を下げたいよぉ
という方には大きなメリットです。

小柄な方で、体幹、柔軟性も十分
でもフレームサイズは、
これ以上、小さいものがない、、、
という時にも有効ですね。

画像3

繰り返しの写真になりますが、
今回は、御注文時に
ポジションを確認させて頂いております。

ステム下のスペーサーは10mm

複数台目。
ということで、
今のお気に入りのポジションに近づける。
という作業です。

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この確認は、VENGE の時から重要になるわけですが
TARMAC SL7 になって
エアロ形状では無い
完成車モデルがラインナップされて

よりシビアになりました。


エアロハンドルの方が自由度があるよ

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というのも、エアロ形状の場合には、
ハンドル内部の空間に
ブレーキホースを押し込むことで

15mm程度の調整シロを確保することができます。

やっぱりステムを10mm伸ばしたい。
と、なった時には
ホース長が足りないと

うーーーん、ホース交換して伸ばさないと
ステム伸ばせませんねぇ(汗)

みたいなことになってしまいます。

画像1

ということで、
御注文時(組立前)には
サイズ確認と合わせてポジションも確認する。

というのがとても重要になってきます。


現車での確認体制も万全です

SRAM eTAPモデルですと、
組立前の状態でも
軽く乗って試していただける
レベルまで仮組みすることは簡単です

購入確定の現車を使って
ポジションを確認することができます。

それが出来ない場合には、
49、52サイズの試乗車がありますので
こちらを使って
現車でのポジションチェックが可能です。

つまり、フィッティングマシーンもあるけど
「現車での確認体制も万全ですよ」
ということです。


今買える、Tarmac SL7

Tarmac SL7 Comp は、
ホワイトが残り2台です。詳細は
コチラ
 ⬇


S-WORKS SL7 も、52サイズが残り2台
PRO, Expert グレードも、残り僅か。

詳細は
コチラ
 ⬇


今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

それでは明日も素敵な1日を☆彡






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