CADEX Race Integrated Handlebar組付け編。注意点など。
皆様こんにちは。FORZAの風間です。
昨日ご案内させて頂いた
CADEXの新型ハンドル、ステム一体型コックピット
CADEX Race Integrated Handlebar。
ハンドル周りを大幅に軽量化することが可能な
スペシャルなコックピット。
今日は簡単ではありますが、
作業の様子、注意点などをご案内できればと思います。
それではいってみましょう。
今回コックピット周りの交換と合わせて
コラムカットのご依頼も頂いたので
まずはそちらから。プレッシャープラグを抜き取ります。
欲を言えばこのアンカーもうちょっと軽量化とか。。。
してくれると嬉しいですよね。今後に期待。
寸法が確認できたら
コラムをカットします。
切断面を整えます。
こちらは切断前のものですが、ベアリングの状態チェック。
納車からおよそ半年。
オーナー様は月2000kmは走る剛の者なので
傷んでるかもなと思っていましたが、
ブレーキプロテクターはその上をいっていたようです。
しっかり効いていてくれて、回転は良好。
汚れを落とせば問題なく再利用可能な状態。
ベアリングのメンテナンスを行い再度
ブレーキプロテクターで保護を行います。
ラインフル内装ロードバイクは
ヘッドベアリングへのアクセスが容易では無いため
こういう機会を逃さず、念入りに保護を行っておきます。
こちらも写真が前後していますが
PROPELのヘッドの中にはこんなものが入っています。
ストッパーリング。
ライン類のストッパーの役目と
ハンドルが90°以上曲がらないようにする役割があります。
エアロタイプのトップカバーが
フレームに接触するのを防いでいます。
PROPELのハンドルが回らない!壊れてる!
なんてことはありませんのでご安心を。
コンプレッションリングを入れました。
フル内装タイプのフレームにD型コラムが採用されている理由は
このため。
丸型コラムだったら使えないスペースにラインをまとめます。
トップカバーを装着。
それぞれのブレーキレバー方向にラインを分割します。
セパレートタイプのコラムスペーサーをセットしていきます。
最後にステムスペーサー(という名前だったみたい)を
収めて行くわけですがここで注意点。
写真はPROPEL純正のステムスペーサー。
一体型では無い専用ステムの場合ステム下が
コの字型にくり抜かれているためこのままラインが
ステム下のスペースに入っていきます。
こんな具合ですね。
一体型では無い専用ハンドルの場合
ステム下の空間にラインを隠してるという感じ。
一体型の場合ここから内装されるので、
スペーサーとステムの間に隙間を作る必要がありません。
なので、スペーサーを変えずに
Race Integrated Handlebarを入れてしまうと
ステム部分とスペーサーの間に大きな隙間が生まれてしまいます。
動作は問題ありませんが、
水や汚れが入りやすくなりますし、
意味のない空間がポカンと空いてしまうので
Race Integrated Handlebarに付属している
専用ステムスペーサーに交換しましょう。
大事なとこ写真に取り忘れていたのが悔やまれます。。。
要は専用ステムスペーサーが入ってます。それを使ってください。
というシンプルなご案内になります。
後はハンドルにライン通してブリーディングしてバーテープを巻く。
通常通りの作業。
最終的にこんな感じに仕上がります。
軽くなって剛性も上がって、エアロになって、
ヘッドの防御力も上がるので
Race Integrated Handlebar。
おすすめなのです。
お値段は104,500円(税込)と
決してお安くはありませんが、
得られる恩恵は十分すぎるのでは無いかと。
発表からお問い合わせ、注文も殺到しており
現在もかなり品薄な状況ではありますが、
一部サイズはご提案可能です。
また、欠品、入荷待ちのサイズについても
9月から11月にかけて入荷してまいります。
人気サイズは予約完売の恐れもありますので、
事前予約を強くおすすめいたします。
【御注文・お問合せフォーム】
⬇
https://bit.ly/3b06Hh5
(クリックするとフォームが開きます)
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
BIKE SHOP FORZAの風間(カザマ)でした。
それでは、また。
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