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【レースレポート】機材編・CEEPO SHADOW @2021彩の国トライアスロンinスペシャライズドカップ

こんにちは。 

つくば市のスポーツバイク・プロショップ
BIKE SHOP FORZAの東(アズマ)です。

昨年、2020年10月のセントレアIRONMAN70.3
以来のトライアスロンレースに出てきました。

練習不足が否めない中、
ランで歩くこともなくトラブルもなく
無事に完走することができました。

コロナ渦で運営準備が大変な中、
素敵な大会を開催頂いた
スペシャライズド・ジャパン
と運営の皆様には感謝しかありません。


ということで、記憶の新しいうちに
レポートにしておこうと思います。

まずは機材から。


①フレーム

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CEEPO SHADOW フレームセット 682,000円(税込)
Sサイズ

Stack が485mmというのは、150cm台の小柄なライダーや
私のような短足ライダーにも嬉しいサイズです。

海外ブランドですと、
Stackは500mmくらいというのがほとんど

このあたりは、日本のトライアスロン専門ブランド
CEEPO(シーポ)の日本人に対する配慮が感じられるところ。

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『CEEPO』は、一人の日本人(田中信行氏)に
よって立ち上げられたブランドです。
まだフルカーボンのトライアスロンジオメトリーの
バイクが世の中になかった頃。

2002年から開発を開始し
2004年のストロングマン宮古島大会でデビューしました。

それから17年。
多くのトライアスリートからの支持を受けるブランドになりました。
CEEPOの歴史の詳細は
コチラ⇒https://t.co/eHooFHcgg0(田中社長のFacebook記事です)

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ステムはノーマルステムのため。梱包や調整が簡単です。

昨今は、エアロを追求するためのケーブル内装化のため
や、他社との差別化をはかるために
専用設計のハンドル・ステム(コクピット)が増えているですが、
CEEPOは遠征時のパッキングの自由度を失わないために
ノーマルステム仕様としています。

ノーマルステムの場合ですと
ハンドル位置を下げたい場合には、
20°や、30°といったキツイ角度にすることで
10mmほど下げることも可能です。

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トップチューブには補給食を入れることができる
ストレージ(ベントボックス)が標準装備

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前後から開けることができます。
マグネットが付いているので締めるのもパタンで簡単です。
底には水抜き穴があります。

ジェルなどで汚れてしまった場合には、
ゴムの蓋を取り付けているネジを外せば
蓋のない状態でクリーニングすることが出来ます。

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フレームセットには、シートポストも付属します。
前方オフセット、後方オフセット。
ひっくり返すことでセッティングを変えることができます。

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お腹の部分(フレーム底部)には、
パンク修理のためのチューブなどを
入れておくためのバッグが入っています。

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バッグの上部にもフレームの空洞(スペース)があるので、
薄いウィンドブレーカーなどを入れておくことも可能です。

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トライアスロン専門ブランドということで
レースの事を考えて作られているバイクです。
ストレージ含めてエアロになるように。

フレームは機能面もさることながら
やっぱりデザインがカッコいい。
ということは、何にも勝るかもしれません(笑)

シートポストが下に出ている部分を
フレームに揃えてカットすれば
最高にカッコいいのですが、
試乗車という側面もあり再販を考えると
私のサドル高でカットすることは出来ません(汗)


②ホイール

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ROVAL RAPIDE CLX 341,000円(税込)

フロント51mm、リア60mmというリム高
前作のCLX50と、CLX64の良いとこどり。
に加えて、フロントの風に対する安定性が
抜群に良いのでエアロポジションでの
安定性も必然的に良くなるわけです。

ディープホイールで、エアロポジションだと
風の強い日は怖いので、、、
という方にも、一度試して頂きたいホイールです。

Tarmac SL7 を速くするホイールは
トライアスロンバイクも漏れなく速くしてくれます。

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タイヤは
SPECIALIZED S-WORKS TURBO COTTON 26c 
10,450円(税込)

プロチームも使用している安心の高性能タイヤです。

空気圧は、5.4 BARで使いました。
ちなみに体重は、63kgです。


③コンポーネント

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メインコンポは、SRAM RED eTAP AXS 12s です。

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フロントは、50/37T

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リアは、10-33Tのワイドレシオ仕様です。

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今回のような、ド平坦のコースでは、
やはり16Tが欲しいなぁと感じました。

自分の巡航速度ですと、ここを埋めたい!!
ここがあれば85rpmくらいのケイデンスが
使えるのに!! という感じでした。

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Stravaのデータのデータからは、
72.48km / 2:06:16
平均 34.4km/h, 138w でした。
走行データは別途レポートにしたいと思います。

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コクピットは、ZIPPです。
コンポがSRAMなら、やっぱりZIPPでしょう。
みたいな理由もありますが、

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変速スイッチの信号をディレイラーに送るための
発振器(Blip Box)を綺麗に格納することができます。

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ちゃんとエアロなデザインに考えられています。

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ベースバー(ハンドル部)はSRAMのグリップでスイッチを固定
(あ、内側のスイッチの写真を取り忘れました汗)

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エクステンションバー(エアロバー)は、
ZIPP VUKA EVO 70 
こちらには滑り止めが付いているので
ハンドル部と併せてバーテープなしで組むことができます。

汗が染み込んで匂いの原因になる。
や、洗車のあと乾きにくい。
という問題がありません。

今になって、ライズは110にしておけばよかったな。
と、ちょっと後悔しています。

小さくなれるようになってから
もう少し、ハイハンズなポジションにしたい
今日このごろ。
もう少しライズが欲しいわけです(笑)

組んだ当初は、ここまでの自分の成長を
予測できておりませんでした。
43歳。嬉しい誤算です(笑)

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ちなみに今はこんな感じ。
アームパッドの位置は一番狭い状態。
高さもスペーサー無しで一番低い位置に付けています。

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ステムは、17°(90mm)で
一番下に取り付けています。

これ以上アームパッド位置を下げるには、
エアロバーをZIPP以外にするか
ステムの角度を25°や30°に変える
しかありません。

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『狭くてエアロでカッコいい』

という反面コクピット部分に
ボトルを積むことができません(泣)

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幅が合いません。

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そもそも、ボトルの幅さえありません。
ボトルが乗ると、バーに手が置けません。。。

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ということでボトルは、ダウンチューブ部へ
神的なクリアランスだと思いません??
ボトルケージ取り付け位置をずらす
ステーを使って確保しています。

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出し入れでボトルがフレームに当たって
擦れないように保護ステッカーを貼っています。

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こちらはレース前日に付けたGarminマウント
前から作ろうと思っていて一念発起。
お客様には、前日にバタバタするのは辞めましょう。
と言っていますが、
自分が使うバイクは、どうも後回しになりがちです。

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コラム部分にもマウントがあります。

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LEOMOを使って動きも含めた
トレーニングをする時には使っています。

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もっと早く、こうしておけばよかったですね。
セントレアではLEOMOを使いましたが
今回は、トランジションでバタバタしないように。
と思いLEOMOは無しでレースに臨みました。

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アームパッドの置き方(貼り方)なのですが、

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伝わります?

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あえて、ちょっとだけ後ろにずらしているんです。
このほうが、
荷重のかかる手前の端の腕への当たりが
優しくなるんです。

細かい話なのですが
快適さの改善に関しては効果が大きいです。


④バイク価格

ざっくり、180万(税込)くらいです。

内訳も、ざっくりですが。

フレーム  68万
ホイール  34万 ※タイヤチューブなし
エアロバー 15万
SRAMコンポ  53万 ※クランクパワーメータ無し
その他   10万

こだわりたい方にはSRAMがオススメです。

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個人的には、ブレーキ部分の手が
スッポ抜けない形状になっているのは
安全面では安心です。

あとは、変速モードがシンクロモード
じゃなくっても使えること。

やっぱりフロントの変速はオートマチックじゃなくって
自分のタイミングでやりたい。

という方には、
シンクロシフト縛りのSHIMANOではなく、
SRAMがオススメです(^^)

細かいことといえば、そうなんですが。
こだわりたい方は是非。


⑤オススメのカスタム

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TTバイクといえば、やはりディスクホイールでしょう。

こちらは、ROVAL 321 DISC 308,000円(税込)
チューブレス対応で、1015gと軽量に仕上げられています。


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動きを改善したい。というのはトライアスリートの願い。
スイムもランもフォームが大切。

もちろんバイクも。

ペダリングのパワーフェーズ(どこで力を入れているかなど)
が判るペダル型のパワー・メータがオススメです。

Garmin社のVECTOR3は、RALLYにモデルチェンジしたことで
SHIMANOクリート対応モデルも登場しました。

SHIMANOのクリートが使えないから。
と敬遠していた方にもオススメできるようになりました。

価格は変わらず、
左右ペア 140,800円(税込)です。


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今日も最後まで御覧頂きありがとうございました。

それでは今日もステキナ1日を☆彡
BIKE SHOP FORZAの東(アズマ)でした。


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