~最恐攻撃陣爆発!これが2019年モデルのガンバ大阪だ!!~
3月2日、IAIスタジアム日本平で清水エスパルスとのアウェーに臨んだガンバ大阪、開幕戦を落としただけに勝利が絶対条件の中アクセスが死ぬほど悪いし喫煙所なし、またチケット2,800円というなんの価値あんねん!という静岡遠征をしてきた。
試合開始からガンバがボールを保持するがなかなかフィニッシュまで持っていけない、逆に左サイドから攻撃を仕掛ける場面が多いため左SBの藤春はカウンターの際後手後手を踏んだ。その中でその左サイドを突かれて中村の先制ゴールを許す。
「また先制か」と俯くアウェーゴール裏、しかし俺は「これからやぞまだまだや!」と声を枯らし続けた。
その後自分の応援が無駄でなかったというのを象徴するかのような美しい同点ゴールが決まる。
今野、倉田、藤春とトライアングルを形成し藤春がスペースにグラウンダーのクロス、左足一閃!ノリに乗る男、小野瀬康介が2試合連続のゴール。なんかあのゴールを見た俺はあの時を思い出した。
遡ること10年、明神、遠藤、橋本、二川のパスワークを思い出した。美しいパスワークだった。これが「GAMBAISM」だった。
後半になってガンバの勢いは止まらない。かつての二川のような空間を支配するようなアデミウソンのスルーパスから相手DFとの混戦から奪いきったウィジョがマイナスのパス、アデミウソンが流し込んで逆転!さらにセットプレーからアデミウソンがニアで頭を合わせ3点目!本人は日本来日から4年目にして初の複数得点を記録。こうなるとエースも黙る訳にはいかない。足の止まってきた清水の最終ラインでボールを奪ったジェソクからのスルーパスに反応したウィジョがニアに右足一閃!興奮の渦のゴール裏!本人もホッとした一撃になっただろう。
ラストプレーで1点失ったものの4-2で終了。今季初勝利を静岡の地で挙げ、チームは水曜日もルヴァン杯で静岡遠征となるがまずはリーグ初勝利を挙げた。
昨シーズンは開幕3連敗からスタートした為こちらもホッとした。やはり1勝するのに時間はかからない方がいい。
この試合においてビジャやポドルスキを前において後ろにイニエスタがいる某チームとは違い『Jリーグでの経験数のある外国人選手』というアデ&ウィジョのツートップは日本屈指の前線を誇ることを証明してみせた。かつてはコウチーニョ、ネイマールとナショナルチームでプレーしていたアデミウソンとソン・フンミンと前線のコンビを組み韓国サッカー界のスターに駆け上がったファン・ウィジョのツートップはスター揃いの神戸や鳥栖、名古屋とは違う力強さがある。そしてベンチにJ1通算302試合、91ゴールの渡辺一真がベンチに控えてる我がガンバ大阪は紛れもなく優勝争いを狙えるメンバーである。何故ここまで過小評価されてるのか分からないレベルである。
また開幕戦でアンカーを担った高に代わり百戦錬磨の今野泰幸がボランチにいることで安定感が2倍3倍となる事も分かった。高は今節メンバー外だったが今後にかかる期待があるので次節以降の奮起に期待。
開幕戦から途中出場でしか果たしていないが矢島慎也、今年はやってくれそうな気がする。"ポスト遠藤"というのは無理だが若返りやあの偉大なポジションを奪える自信は伺える。如何に昨季の不完全燃焼っぷりがよく目立つ、そして前任者と現任監督の起用法でこうも選手の価値観が変わるものかとも思った。遠藤今野の鉄板ボランチから高と矢島に。。。矢島は短い時間ながら起点には間違いなくなれてるのでもっと存在感を出してスタメンの座を掴み取って欲しい
ルヴァン杯の磐田戦は大学の合宿がある為試合すら見れないのだが次節の名古屋戦に今節の爆発を見て期待を寄せてまた大阪に行きたい。
PS.清水駅付近には静岡名物さわやかハンバーグ
が無かったので6月の磐田戦で行こう!
その代わり海鮮丼が抜群に美味かった事を記し終えたいと思う