~"待ち人"との出会い キム･ヨングォン獲得決定的報道~

長らく更新が途絶えてたこと申し訳なく思います。筆者は成人式参加しており成人式が楽しすぎて「成人式疲れ」で1週間くらい大学から帰ると寝ていました。同窓会も楽しかったですねぇ、またやりたいねえ…

そんな訳でアジアカップも決勝トーナメントに、筆者の大学も期末試験と色々と大一番迎えてるんですけど我がガンバ大阪、補強の目玉がやっと報道きました。韓国代表キム･ヨングォン獲得報道。

Ｇ大阪、広州恒大から韓国代表ＤＦ獲得へ　２８歳の金英権 - スポニチ Sponichi Annex サッカー

スポニチより引用

ここまで青山と田中達也だけと言っても過言ではない中身のない補強だったんでファビオの穴はしっかり埋められるかな？とは思うがJでの実績、広州恒大で世界のリッピが賞賛したボール奪取能力、ガンバの選手には欠かせない足下の器用さ、そしてCBとして必要な高さにフリーキックも蹴れるという万能型CBが加わる。

キム･ヨングォン加入によりCB運用は？

基本的に4-4-2で4のCBに入るので三浦とのタッグを組むと思われる。三浦も日本代表なので日韓代表が揃ってCBを組むのだ。想像するだけでワクワクする。代表ウィークになると恐らくこの2人が抜けるが新加入の青山と復帰2年目の菅沼が代わって入るので一定数のクオリティは満たすであろう。何よりルヴァンカップが代表ウィークにあるのでその期間三浦、キム･ヨングォンが不在でも元日本代表にアカデミー出身者の苦労人が控えてる訳だ。成長著しい野田も控えてるのでCBは本当に心強いものとなった。

キム･ヨングォン加入により外国人枠は？

ファビオが契約満了で退団、アデミウソン、ファン･ウィジョ、オ･ジェソクの3枚に加えここにキム･ヨングォンが入り5人使える外国人枠のうち4枚を確保。そしてキム･ヨングォン自身のコミュニケーションに関しては来日7年目のオ･ジェソク、アジアカップを共に戦っているファン･ウィジョの2人がサポートするはずなので問題ないと思われる。キム･ヨングォンが1番安心するのはオ･ジェソクの存在だろう。SBというCBの隣のポジションでプレーする彼の存在は大きいだろう。伸び伸びと自分のプレーを見せて欲しい。

戦術的な向上は？

左利きのCBということでなかなか日本にも、世界的にも多くないポジションの選手だがフィード力に定評のあるキム･ヨングォン、ガンバに加入してもたらされるものはまず起点が増えるということ、遠藤が攻撃のスイッチだとしたら対格のフィード力がピカイチの三浦、キム･ヨングォンも足下の評価は三浦に似たものがあるので中、長距離の縦パスや斜めのパスをバシッと入れて攻撃のスイッチがCMF以外にも選択肢が増えるということになりそうだ。攻撃面で変化をもたらすCBも多くはないのでこの獲得は非常に大きい。また、184cmと高さもあり、先日のアジアカップを少しだけ見たが韓国人らしいガッツ溢れるエアバトルも見所だろう。

特殊能力？

キム･ヨングォンの特徴としてフリーキックも蹴れるということもスポニチに書いてあったので(自分の目では見てないが)新たなフリーキッカーとなるだろう。今までは長らく遠藤が蹴っていたが2015年、ナビスコカップ準決勝2ndレグの新潟戦以来直接フリーキックを叩き込んでないので精度の低下も露呈されていた。また2016年より加入の藤本淳吾もフリーキックが上手い選手だがガンバ加入後3年間は直接叩き込んでない。そういった意味でも飛び道具、某プロ野球ゲームの特殊能力みたいな要素があるのも魅力である。

また、1月頭に広州恒大との契約満了を迎えてるので移籍金はおそらく発生しないと思われる。

正式発表、背番号の発表は韓国代表のアジアカップ終了後と予想されておりファン･ウィジョと共に関西空港に降り立つのではないか。

開幕戦をほぼ1ヶ月を前に宮本ガンバはACL圏内、いやその先にある優勝という頂に向けて最高の"ラストピース"を獲得する