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~丸佳浩加入から感じる某巨人ファンの願いとは~

予め言っておくがアンチ巨人の方は見ない事をオススメします、一巨人ファンとしての意見を述べてるものです。

11月30日深夜3時頃であろうか、球界を驚かすニュースが飛び込んだ。
『FA宣言の丸、巨人移籍へ』
巨人ファンである俺は深夜にも関わらずガッツポーズして喜んだ。飲み会を終えて帰ってきたのにも関わらず家で祝杯のビールすら空けていた。それくらい嬉しいニュースだった。
2018年、高橋由伸の監督生活3年に幕を閉じ、原辰徳に3度バトンが繋がれた。
「岡本を4番に据えた貴方の功績をもってしても優勝出来ないと巨人の監督は辞めなければならないのか…」
悔しかった。巨人ファンになるきっかけを与えてくれたのはクールで内に秘めた熱い思いを持つ背番号24が大好きだったから…
由伸政権3年目は3位だったものの確実に"世代交代"に彼は着手した。前述した岡本和真を筆頭にルーキーの大城や広島の田中広輔の弟、田中俊太や吉川尚輝といったフレッシュな顔ぶれがスタメンに名を連ねることが当たり前と化していた。なのに何故…
志半ばで去っていった24番の魂はこれまで数々の栄光を監督として築いた百戦錬磨の原辰徳に代わった。
今でも変わらない感想は
「また原か」
この一言に尽きる。
だってそうじゃないか、勝つことに重きを置く彼の姿勢はあくまで補強に頼りきり、大田泰示や橋本到、中井大介というロマンの塊を育てられなかった。(中井に関しては由伸政権で散々使われてたのに結果が残せなかったので戦力外の判断は妥当だが)
第3次原政権になった途端様々な選手の背番号変更が遂行、正直覚えてない(笑)
そしてオリックスから自由契約の中島裕之を獲得、メジャー20発との噂のビヤヌエバ(読みにくい…)もマギー退団後即座に確保、西武の第2、第3捕手に甘んじてる炭谷銀仁朗もFAで獲得した。
心のどこかで思う「やっぱな…」
しかし、ここ数年のオフにお茶を濁すようなFA補強を繰り返してた巨人にとって丸佳浩というピースは不可欠だった。

何故丸を心から欲しかったか

・申し訳程度の補強
まず大竹、相川、金城、脇谷、森福や野上といったおおよそスター選手という名には相応しい選手ではない現役晩年も近かったりする選手を獲得する近年の巨人の補強にはうんざりしてた。

・若手の突き上げとしての丸獲得を
燻ってる若手の手本になって欲しい選手として丸がいた。ちょうど選手として全盛期を迎えてるセ・リーグ2年連続MVP選手、岡本等の若手は今季の活躍に終わらないで欲しいという願いと何かあれば背中で引っ張ってくれる選手であろう丸を見てまた選手として一回り二回りして欲しい願いがある。

・ファンを魅了する『補強』
俺の記憶の中でのFA戦士としての1番の成功例は日ハムからやってきた小笠原道大である。彼も2006年オフに巨人入りし翌年のリーグ奪還に大きく貢献し、リーグMVPも獲得した。ここ4年間リーグ制覇出来てない巨人に必要なピースに丸から小笠原への既視感を感じたファンも多いだろう。

『補強は悪、常に巨人は金でモノを言う』


それを言われれば確かにそうかもしれない、ジャイアンツ球場で出待ちのファンにスラスラサインを書く二軍選手に「お前らがドヤ顔でプレーするのはこの舞台ちゃうやろ!」と言いたい。しかし出番を与えて結果が出ないのなら仕方ない。巨人は目の前の優勝が必要なチームだ。常勝を期待されてるチームにおいて優勝しないなんて裏切りもいいところだ。だから由伸も責任を感じたのか、と思うと悔しいが通ずる所もある。

だからこその丸佳浩巨人獲得なんだ。今の丸には感謝しかない。優勝チームから3位のチームに行くという決断は辛かったものだろう。しかし巨人に5年約30億という年俸で来てくれた。

だったらやってやろうじゃないか、優勝を。由伸が叶えられなかったけど苗を植えた事実は変わらない。岡本や吉川尚輝が打って走って坂本や丸が確実に仕事をする。そんなチームを見てみたい。久しぶりに心から喜べる補強がきた。やってやろう巨人軍、全力でサポートする

拾い画の巨人丸、来季は頼むぞ!​

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