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自慢になりたい

2022年がスタートし、寒い中にも春の気配が感じられる季節となりました。
そんな中チームの主役となる年を迎えようとしているFORZAの2年生達がnoteを書きました!
ぜひお読みください!!

6人目は
#14  窪田圭祐 (#99→#14) です!


今年の2年生のnoteは「自分の現在地と目標、FORZAでの活動を通して身に付けたい・獲得したいこと」ということでかなり難しいテーマが設定されました。

コロナウイルスでリーグ戦やインカレが延期、中止になってしまう。
そんなかなり難しい状況の中で、僕がFORZAで頑張ってきた1年半の現状を素直に書こうと思います。
興味のある方は是非、友人は必ず、お読み下さい。


まずは1つ目のテーマ

「自分の現在地(競技レベル)と目標」について。

はじめに、自分の現在地をどうやって表そうかと考えたけれど
伝わりやすい表現が見つからなかった。
3日考えた結果たどり着いた答えが

【チームの試合結果を左右する選手になった】

これが今の自分を素直に見つめた現在地。

今からちょうど1年前は、滋賀県で関西インターカレッジカップが行われていた。
1年生ながら真平(#28 土田)と2人で20人のメンバー入りはしていたものの、
ベンチ入り14人には入らなかった。

でも、その時はそれが当たり前だと思っていた。
偉大な4年生がいて、2.3年生も強者揃い。
自分が入る隙なんて少しもなかった。

結果は全国ベスト8。

もし自分があのコートにいても何もできないだろうと、観客席から見ていただけで感じた大会だった。

その当時の現在地は
「2年生に上がったら、もしかしたら試合に出る選手。」
おそらくその程度の存在で、トップチームにいた人からしたら怖い後輩ではなかったのかなと。

そして、4年生の引退と同時に真平と2人でサテライトチームからトップチームに正式に昇格して、やっと自分達にもチャンスが来た。

新チームで試合に出られるのかという不安もあったが、2年生になってからは心配とは裏腹に、思うようにプレーができていた。

トップチームで初めての公式戦は大学フットサル選手権だった。

県大会を難なく優勝し、いい準備を行って臨んだ九州大会。
友達に少しは自慢できるくらいの結果を残した。

九州大会優勝。

予選から決勝までの4試合すべてで得点。
九州の大学生相手ならどこまでもやれる自信がついた。

その中でも、決勝での先制点が自分を大きく変えたと思う。

ゴールを決めた瞬間に自分は

「この試合はもらった。」

そう確信した。


もちろん自分だけがすごいとは思ってないし
みんなで守って、みんなで掴んだ勝利なのは当たり前だ。

でもあの瞬間だけは、自分がこの試合の結果を決めたんだと、誠に勝手ながら思った。

それからの自分は、九州リーグなどの大事な試合でもチームで2.3番目くらいには長く試合に出られるようになった。

自分が多く試合に出ている以上、自分のミスで失点するかもしれないし、自分の活躍で得点する可能性が高くなる。
これが試合の結果を左右すると言うこと。
今やっとここに辿り着いた。


そして、これからの目標は

【対戦相手に目をつけられる選手になること。】

やっぱり、自分達も相手チームのスカウティングをするなかで、
「あの10番はドリブルすごい。」とか
「あの15番は速くて守備がうまい。」とか
試合の結果を左右してくるであろう選手はやはり怖い。

対策されるってことは、実力が認められて
相手からしたら嫌な存在である証明になる。

そんな選手にこれからなれるようにトレーニングしていこうと思う。



続いて、2つ目のテーマ

「FORZAの活動を通して身につけたいこと(競技レベル以外)」について。

結論から言うと、それは


【場面・状況に応じた立ち回りの技術】。


これは当たり前のようにできている人もいるけれど、意識してみると意外と難しい。
僕がFORZAの強化部を務めているからこそわかる難しさだと思う。

強化部というのは、わかりやすく言えばコーチ。
トップチームとサテライトチームがあってそうたさん(監督)がいて、強化部がいる。

誰でも強化部ができるわけではないし
かなりフットサルについて勉強しているつもりでも、まだまだ知識不足なことや
実際にトレーニングを作ったり
指導をしたりするのが難しいことが多くある。

この中で難しいことが2つあって
1つは実際の指導中にミスが起きてしまったとき。

トレーニングを作る時にルール設定が甘かったり
オーガナイズ(コートの広さなど)がうまく行ってなかったりすると、トレーニングが上手く進まない。

これを解決するためには
事前に何が起こりうるかを想定すること
ミスが起きても冷静に目の前で起きてる状況を見て、整理し直す力が求められる。

これが状況に応じた立ち回り。

もう1つが、学年的な問題。
これが最難関。
2年生で強化部をやっているのが自分だけ。
強化部の中では最年少。

今は主にサテライトチームの指導をしているわけだけど、サテライトチームにも2.3.4年生は所属している。
スポーツに学年は関係ないとわかっていながらも、僕よりも1.2年は長くフットサルやっているのは事実。
だから、「なんでフットサル歴が短い後輩なんかに指導されるんだ」「なんで同い年に指導されるんだ」って思われてるかもしれない。

本当に最初は怖かったし、本気で強化部を辞めたかった。

そうたさんに
「練習の強度が低すぎる。もっと厳しく指導しろ。ブチギレるくらいやらないとダメだぞ。」
って言われた時もあった。

そんなことできるわけないだろ。

当時はそう思っていた。

だけど、今はそんなことを言わずに続けられている。
それには理由があって、そうたさんからもらった

「指導するときは、役作りをしろ。」

と言う言葉。
自分の心の中にスッと入ってきた。

いままで見てきた指導者になりきって指導をしてみたり、自分はコーチなんだと言い聞かせたりもした。

それからは、ほんのちょっとだけマシな指導者になったんじゃないかなと。
キレたことはまだないけど。笑




今では、誰に対してもやらなきゃいけないところで強く言えるし、みんなも少しは僕の立場を考えて、「あいつも頑張ってんだな」って思ってくれてるような気がする。
役作りをすることが場面に応じた立ち回りなんだと思う。

部活以外の時間は普通に友達だし
普通に大学の先輩。
難しい立場だけど、これが大学の部活だと思う。

遊びじゃないからこそ生まれる立場の違い。

これで得られるものが大きなものなのか
小さなものなのか
はたまた社会で使えるものなのか
使えないものなのか。

そんなことはわからないけど
これを身につければなにか良いことがあるんじゃないかなと。

そう信じて続けていこうと思う。


長くなりすぎたけど、最後にもう1つだけ。

応援してくれる家族や、友人の自慢できる人になれたらなと。

九州大会のLIVE配信を見てくれて
優勝おめでとう!とか、シュートうますぎやろ!とか、黄色いシューズ目立ってたよ!とか、声をかけてくれる人達にはすごく助けられてきたし
その人たちのためにも頑張ろうって思えてます。
(ちなみにチーム名はフォルツァって読むんでお間違えなく笑)

だからもう1つ
FORZAの活動を通して身につけたいこととして

「誰かの自慢の友達」

って言う肩書きを身につけたいなって思います。

長々と下手くそな文章になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

(窪田父)


#14窪田圭祐

学年:2年
学部:工学部、社会環境デザイン工学コース
出身地/出身校: :福岡県/県立新宮高校

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