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「エースとして、道標として」

【広報企画2年生note⑪】
人気のnote企画、2年生バージョンです!
FORZAに入った理由、現在の立ち位置、これからの目標などなど。
赤裸々に語ってもらいます!

ラストを飾るのは、ダイナモテクニシャンでお馴染みの #10小原光稀 です!

是非お読みください!



2年 #10 小原光稀


こんにちは。2年の小原光稀です。

これまでの2年生のnoteはどうでしたか?
自分は同じようなテーマで一度書いたため、素直に今の思いを書かせていただきます。

まだ見てない人は、是非ご覧いただければ。

それでは。


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先日、はじめて全国大会に出た。

結果的には準々決勝敗退、ベスト8だった。


もちろんこの結果に満足は一切してないし、
目標の全国ベスト4を成し遂げられず、悔しい結果だった。

けど、この大会は僕たちにとって間違いなく大きい収穫になったと思う。



まずはインカレ九州予選から振り返ってみようと思う。


この大会を一言で表すなら、

「今までで一番情けない思いをした大会」だ。




北九州市立大学(以下北九)との事実上の優勝決定戦。
もちろん全国に行くために、勝つ気で望んだし、勝てると思っていた。


結果は、1-6の大敗。


今まで北九とは大事な場面で何度か試合をしたが、こんなにやられたのは初めてだった。

昨シーズンの大学リーグでは勝っていて自分たちも強くなっている自信があったから、負ける気はしていなかった。

なんなら、普通にやれば勝てるだろ。
負けるわけない。

北九の人たちが見ると思ったら書きにくいけど、正直下に見ていた自分がいた。


それでこの結果。情けない。



僕が一年生のとき、選手権の準決勝で北九と対戦し、負けて全国に行けなかった。
この時の自分はまだフットサルを全然知らず、ベンチには入っていたが1秒も試合に出ることはなかった。
出れる実力ではないと気づいていた自分がいた。


けど今年は違った。

一年間一生懸命練習して、フットサルも勉強したし、筋トレもしたし、確実に上手くなったと思っていた。
絶対勝てると思って望んだ試合だった。




実際、試合での僕のパフォーマンスはどうだったか?


最悪だった。



得意にしていた一対一からフィニッシュできず、じゃあ守備で貢献できていたのかと言われたら、そうでもなかった。

北九の気合い、この試合にかける気持ちに明らかに負けていた。




試合終了の笛が鳴って、単純に負けたことと
4年生・健さん(#4 柴田)と全国に行けないってことが、悔しかった。


そして、ただただ自分が情けないってこと。


自分の試合への臨み方、試合中のプレー、思考、全部が相手をなめてかかって
自分の実力を過信し、軽いプレーをしていた自分が恥ずかしくて、情けなかった。

4年生・健さんに合わせる顔もなく、かける言葉もなく、ただただ一人で泣くしかできなかった。

今までで一番後悔の残る、最悪な試合だった。


試合後、帰りの車の中で1本のLINEが来た。
龍道さん(元鹿児島大学 → ポルセイド浜田サテライト監督)からだった。


本当にその通りで、何も言葉が出てこなかった。


試合後に自分が感じたことをそのまま言われていて、怒られているのに全く嫌な気持ちにはならなかった。

でも一つだけ引っかかることがあった。


「覚悟」 ってなんだろう。


それまでフットサルをしてきて、別に本気でやってないわけではないし、真面目に向き合ってきたと思う。

けど覚悟って、考えたことがなかった。


でも健さんと陸駆さんのプレーを見たら、なんかわかる気もした。

どれだけフットサルに本気で向き合えるか、エースとしてチームを勝たせるためにプレーできているか。

龍道さんとは選抜で一度お世話になっただけで、僕は奏太さんの教え子ってくらいの認識だったと思う。にもかかわらず僕のことを考えて厳しい言葉をかけてもらい、本当にありがとうございます。

いつでも見れるようにiPhoneの壁紙になってます。




北九に負けてから、この言葉をもらってから、僕は気持ちを切り替えて本気でフットサルをしようと思った。
それまでが本気じゃなかったのかと言われたら違うけど、そういう、「覚悟」とかのレベルではなかった。

練習から、意識さえすれば変わる守備からやろうと決めた。


強い気持ちを持つこと、覚悟を持ってプレーすること、そこから何か変われた気がした。
それに気づけたのは、ここ何試合かの話。


有り難いことに北九に負けた直後、九州リーグと全日本選手権があり、高いレベルの試合に臨めた。

そこでは全試合得点して、及第点の挙げられるくらいの活躍はできていたと思う。
別に満足したわけではないけど、それ以前の自分に比べれば明らかによくなった自覚があった。





そして迎えた全国大会。


九州2位だったから全国大会には出れなかったけど、新型コロナウイルスの影響で出場辞退した地域があり、チャンスが回ってきた。


僕にとっては初めての全国大会。
4年生・健さんにとっては、恐らく最後の全国大会。

今までにないくらい、気持ちを入れて望んだ。



結果はベスト8。

ベスト4がかかった試合で、3-4の逆転負け。
悔しかった。


チームを勝たせることができず、目標のベスト4を成し遂げられなかったこと。

4年生と健さんと出れる、最後の全国大会が終わってしまったこと。

最後に自分がピッチに立っていなかったこと。



どうして試合終了のブザーがなったとき、ベンチにいたんだろう。

パワープレーだったから?
俺だってパワープレーの練習してたし、最後の最後、一番大事な場面でピッチに立っていなかったのは事実。
それが一番悔しかった。

一番信頼のある、最後に頼れるやつが最後にピッチにいたはず。

あー、悔しい。




でも、振り返ってみれば本当に楽しい大会だった。

全国という舞台を知れたことはもちろん、全力で戦えたこと、大会広報部の方にも注目選手に選んでもらえた。

奏太さんにも、この2試合パフォーマンスよかったなって言ってもらえて、あの試合をきっかけに少しは変われたのかなと思う。



全国でも戦える。


でも、ベスト8が今の実力。
もっと上手く、強くならないといけない。

多摩大、桐蔭横浜、大阪成蹊、上手い人や強い人がたくさんいたけど、負けるつもりは全くない。
なんなら圧倒できるレベルになる。

今のレベルじゃまだまだなことはわかってる。もっと成長するしかない。


全国でどんなチームと当たっても、チームを勝たせる。
中途半端な覚悟はいらない。


来年リベンジだ。





ここからは、これからの目標について少し。


まずプレー面。

「エースになる」

これは今年の春に掲げた目標だが、変えるつもりはない。
でもあの時に考えていた、「自分がいいプレーをして、点を決める」ではなく。

どんな状況でもチームを勝たせられる、信頼される選手になること。

これが今のエース像。
健さん、これからは任せてください!




次に幹部・強化部について。

正直楽な仕事ではない、プレーとは関係ない部分。

毎週あるミーティングに、試合の度に許可をもらいに行く支援課、2.3時間かけて考える練習メニュー、指導のために朝6時に起きる、など。

きついよねー。実際。



けど、頑張れる理由はFORZAだから。

大好きなメンバーと本気でフットサルするためなら頑張れる。

さとる(#92 久保田)とかじゅんや(#2 竹川)が時々言ってくれる。
「お前がおるから、俺らは頑張れとるんよ。」って。

よしきさん(#5 松橋)が幹部のLINEグループを作る時に作ってくれた名前は、

「おれたちFORZAの道標」

最初はふざけてると思ってたけど、なんとなくわかってきた。

『みんなの道標になる』

曖昧だけど、こいつにならついていきたいって存在になりたい。
幹部・強化部のみんな頑張るぞー!





最後に、2年生。

今までいろんな理由で辞めた人がたくさんいる中で、ここまで残った12人。

このメンバーでこれからも本気でフットサルができるって言うのは、本当に幸せなことだと思う。

仲間に恵まれるって、恐らくこういうこと。



うるさいけど人一倍責任感の強い暁公。

クールな感じだけど誰よりもFORZAが好きな拓真。

なんでも一生懸命に取り組む陣内。

誰よりも元気で楽しむことを忘れない雄大。

陰で人一倍努力してる久保諒。

すぐへこむけど誰よりも内に秘めてる裕介。

点を決めたら無邪気に喜ぶ実は熱い諭。

誰よりも声出して鼓舞してくれる潤哉。

少しバカだけどいつも真剣な健太。

一番小さいくて一番負けん気の強い和明。

なんだかんだ2年のみんなが大好きな福間。



このメンバーで、日本一のチームになりたい。

みんなに自慢できるチームでありたい。



でもこのままじゃ絶対無理だって、全員わかってると思う。

勉強とか、バイトとか、プライベートとか、彼女とか、彼女とか。笑

いろいろあるけど、最後このメンバーで笑えるように、今できることを本気でやろう。

負けて泣いてばっかだから、勝って嬉し泣きしたいよ。
俺らならできる。頑張ろう。



長々と書いてきましたが、何が言いたいのかというと

「エース」として、「道標」として、このチームを引っ張る。

みんなが日本一を目指して本気で取り組める集団になる。




俺だけ、幹部だけ、トップのメンバーだけが高い意識持ってやってもダメ。

みんなで、本気で、目指してみよう。


まずは謙虚に自分と向き合う。





こんな大口叩いて、中途半端なだらしないことは出来ないよね。

ってことで、


「有言実行!」やってやりましょう!



まずは一戦一戦を大切に。
九州リーグ、全日の九州大会と頑張ります!





と、本当はここまでのつもりだったんですが、書きたいことが増えたので、ごめんなさい、もう少しだけお付き合いください。

先日、全体ミーティングがあった。
今年度チームの第一優先の目標として、インカレベスト4を掲げて、先日インカレをベスト8で終えた。
来年度はどこを目指すのか、チームで決めよう。そういった内容だった。


グループで話し合った結果、大多数が今年同様の「全国ベスト4」だった。

僕が主張したのは、
「大学日本一」
だったが、来年度もベスト4を掲げることになりそうだ。

僕が思っていたのは、「なんで??」

チーム全体で決めることだから、僕個人の意見は貫くことはできなかった。
皆がそこを目指したいっていうなら、もちろん全員で目標を共有するべきだと思う。


でも、なんで??

今年インカレに出場したメンバーは特に、なんで??

ベスト8という結果だったが、手応えは感じたし、もう一歩でベスト4という所までは来ていた。
それは多分、試合に出た全員が感じたと思う。

けど、準決勝、決勝、優勝した多摩大を見て、何も感じなかったんだろうか。

単に「強いなあ。」とか、そんなもん?

今年達成できなかったからとか、現実的にとか、4年生・健さんが抜けるからとか。

正直、納得はできなかった。



日本一になるのは簡単なことではないし、大学チャンピオンの多摩大がもの凄い練習量を、高い意識で取り組んでいることもわかっている。

でもあの試合を見て、届くかもしれないっていう可能性があるのに、そこを目指さないのが正直理解できなかった。

この皆の意見がチームを客観的に見た、現実的で挑戦的な目標なのかもしれない。


でも、だからこそ決めました。

来年、同じ内容のミーティングをする時には、
みんなが口を揃えて目標を「大学日本一」と言えるチームにする。

チームレベルの向上はもちろん、僕自身が全国でも圧倒的な選手になって、
こいつがいるから日本一になれるんじゃないか。

そう思わせれるように、そのレベルまで足を止めずにやっていきたい。


これがついさっき思いついた、これからのもう一つの「目標」です。

長々とまとまらない文章でしたが、これが僕の今の気持ちです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



2年 #10 小原光稀

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