「結果で」
【カウントダウン企画 4日前】
10/10.11.17に、中止となった全日本大学選手権の代替大会として、関西インカレカップ2020の九州予選が開催されます!
開催までのカウントダウン企画として、3年生に今大会への意気込みをnoteに綴ってもらいます。
4人目は #27 和田 昂大 です!
「結果で」
3年 #27 和田 昂大
去年の大学選手権。
自分たちが一番懸けていた大会の準決勝で北九州市立大学に負け、全国大会に出場することが出来なかった。
正直、自信はあった。
去年のメンバーなら全国でも結果が残せると思っていた。
しかし蓋を開けてみると自分たちのセットは殆ど機能せず、個人としてもピボであるにも関わらずシュート0本。
他のプレーでもチャンスに絡めなかった。
悔しい気持ちより、情けない気持ちの方が大きかった。
試合後、健さん(#4 柴田)と秀さん(R2年卒 園田)が泣いていたのを今でも覚えている。
本当にあのメンバーで全国に行きたかった、4年生とまだ戦いたかったと一番強く思った瞬間だった。
その年の九州大学リーグでも優勝争いが最終節までもつれ込んで、対戦相手は北九州市立大学。
勝ち点差は1で北九州が首位。
全国に出るためには勝つしかない、加えて監督もベンチに入ることを許されない。
そんな状況での大一番だった。
結果は4-3で勝ち。
3月末の名古屋での全国大会が決まった。
監督不在の中、全員が勝つことだけに執着できた結果だったと思うし、選手権の借りを返せたこともあってめちゃくちゃ嬉しかった。
自分たちのやってきたことが少し結果として表れて、全国大会でもやれるんじゃないかと少し手応えをつかんだ試合だった。
でも約二か月後に開催されるはずだった全国大会は、コロナのため中止となった。
結局、当時の4年生とはその年の全国大会に出れないまま終わってしまった。
後悔しかなかった。
そして今年。
健さんと4年生の最後の年。
今年はコロナのこともあって今のメンバーではほとんど試合ができないと思っていたし、特に健さんとは大学チームの大会でない限り同じチームとして試合に出れないから、ネガティブな気持ちしかなかった。
そんな中、関西をはじめとする多くの方が動いてくれてこの大会が開かれることを聞いて本当に嬉しかったし、感謝しかなかった。
だからこそ何としてもこの大会で、このメンバーで結果を残したい。
大好きな四年生、健さんと一緒に戦える最後のチャンスかもしれない。
今までの大会を振り返っても、一昨年は全国大会で大敗、去年は全国にすら出れていない。
自分たちの目標を達成するどころか、全力でやりきることすらできていない。
今年はフットサルの戦術を含め、色んなことに取り組んできた。
九州の大学では、一番フットサルに向き合っているチームだと思う。
その自負があるからこそ、九州予選で負けるわけにはいかない。
そしてもう一つの理由。
僕は小学1年生から今までフットボールを続けてきた。
そんな自分を一番応援してくれているのは家族、特にお父さん。
僕は幼少期のころ、とても運動が苦手だった。
幼稚園時代から小学校低学年まではかけっこも4人中3番か4番、マラソン大会でも下から数えるのが当たり前。
それくらい運動が苦手で、お母さんは自分を絵描きにしようと思ってたくらいだ。
そんな自分が自信をもってプレーできるようになったのは、間違いなくお父さんのおかげだ。
小学生のときは試合のたびに怒られ、時に泣かされ、正直めちゃくちゃ怖かった。
中学2年生の頃、僕は全く試合に出れなくなった。
そんな時、自分よりも必死になって、試合がない週末や平日の仕事前の朝に、自分の課題を克服するために色んな本を参考にして練習に付き合ってくれたお父さん。
思い返すと感謝しか出てこない。今でも両親で試合を見に来てくれる。
僕の大学フットサルも残り1年と半年。
こんなに熱量をかけてスポーツをできることは、これから先ほとんどないだろう。
今まで応援してもらった分、全国大会で自分が活躍する姿を見てもらうことが、今の自分にできるフットボールでの恩返し。
だからこそ、このインカレで結果を残したい。
最後に少しだけ、自分の気持ちを綴らせてもらいます。
健さんと4年生。
先輩方のおかげで僕は今フットサルが楽しいです。
だからこそあなたたちと絶対に結果を残したい。
健さん、4年生、本当に頼りにしています。
自分が今までお世話になった分、試合でチームを助けてもらった分を、今回の大会で返します。
絶対勝ちましょう。
次に1、2年生。
1、2年生はみんな素直でほんとにいい後輩だなって思います。
特に2年生はこんな自分を慕ってくれて(若干態度が怪しいやつもいるけど笑)、みんなフットサルが上手で、今のFORZAには必要不可欠。
メンバーに入った2年生には、ほんとに期待してます。
全国行こうね。
そして3年生。
今年から、チームの主体は仮にも自分たち3年生ではあるけれど、、現状自分たちが主体となってチームを引っ張っていけてたかというと、そんなことはなかったんじゃないかな。
入学したての頃は全く期待されてなかっただろうし、正直なところ今までは先輩方に引っ張られてばかり。
でも今回のインカレでは、3年生がいてよかったってみんなに思ってもらいたい。
そう思わせるようなプレーがしたい。
自分たちがチームを盛り上げて、勝たせる。
それくらいの気持ちでみんながチームに貢献すれば、おのずと結果がついてくるんじゃないかと思います。
自分たちの代でもメンバーに入れなかったやつもいる。
そいつの分まで一人一人が責任もって戦おう。
できるよ!俺たちなら!
長々と汚い文章になりましたが、読んでいただきありがとうございました。
3年 #27 和田 昂大
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