見出し画像

「情けない」

【広報企画2年生note②】
人気のnote企画、2年生バージョンです!
FORZAに入った理由、現在の立ち位置、これからの目標などなど。
赤裸々に語ってもらいます!

2人目は、「毎試合5点取る!」と、とにかく元気な #15小川雄大 です!

是非お読みください!



2年 #15 小川雄大


 「情けない」

 この言葉を今年何回、頭に思い浮かべただろうか。
 決定機を外した時、簡単にドリブルで抜かれた時、ベンチに座っている時、他の人が活躍している時など、さまざまな場面で何度もこの言葉が頭に浮かび悔しさと虚しさで胸がいっぱいになった。
 
 今回このnoteを綴る際も、10日間ほどの期間を与えられたが、締め切り最終日まで1文字も綴ることはできず、この言葉が浮かんだ。
書く気がないとかやる気がないとかではなく、自分の立ち位置を客観的に見ることを避けていた。
 
 僕が今回この文章を書く意味。
それは、この呪文のような言葉と決別し、これから記載する目標を達成するためである。

 まずは、これまでの僕のフットボール人生を振り返ってみる。


 兄の影響もあり小学1年生から、地元のクラブチームでボールを蹴り始めた。
 そこからは、中学、高校も部活動としてサッカーをしてきて、大学ではフットサルをしている。
 数字に表してみて驚いたが、もうかれこれ14年間ボールを追いかけていた。
 
 改めてそのフットボール人生を振り返ってみると、楽しいことよりも悔しさと不甲斐なさ、もっと出来たのに、という後悔を感じることばかりだ。
 
 小学生、中学生の頃のサッカーにも、思うことはあるが、今回は省略。


 高校サッカーでは満足いく結果が出ず、高校生最後の試合となった県総体ではチーム目標のベスト4という結果に遠く及ばない悔しい結果で終わってしまった。
 試合終了のホイッスルがなった時から、友達が声を掛けてくれたりご飯を食べる時間がきても、何時間も涙が止まらなかった。
 
 小学校から高校まで、生活の大部分を占めていたサッカーが終わる瞬間は、呆気なかった。

 高校サッカー引退後は、勉強をして長崎大学に入学した。入学後すぐに経済学部のサッカー部の練習に何回か参加した。


 ボールを蹴るだけで、満足できるだろうと思っていたが、いざやってみると何か物足りなさを感じた。
 その時に、経済サッカーのキャプテンをしていた睦樹さん(#18 萩野)にFORZAを紹介してもらった。
 
 全国大会の出場経験があることに、とても魅力を感じた。
 練習に参加してみると、先輩方が優しいだけではなく、面白かった。
 1回目の練習は、体育館の1階でボールを使わない筋トレだったけど、それでも楽しかった。
 フットサルについては何も知らないまま、筋トレだけで楽しいと思えることに魅力を感じて、すぐに入部を決めた。


 ここから、僕のフットサル生活が始まった。


 フットサルを本格的に始めて、戦術の難しさとプレースピードの速さに驚いた。
 迷っているうちにボールは取られるし、少しでもボールに寄せるのが遅くなるとゴールを決められる。
 同級生も、先輩も上手い人たちばかりで、1対1や2対2の練習は本当に苦手だった。

 
 入部当初からバカみたいに筋トレをしていたのが理由か、PIVOというポジションを任された。

 PIVOでの動き方、相手のFIXOとの駆け引きやボールキープの仕方、覚えることはたくさんあった。
 ボールキープでさえ難しいのに、同じポジションの先輩がターンしてシュートしている光景を見て、あんなの無理やんと思っていた。
 
 相手との駆け引きがへたくそで全然ボールに触れず、PIVOが楽しくなかった。
 違うポジションでもっとボールに触りたいとか、下におりていけばいいやと思いながらプレーしていた。

 PIVOとしてきちんと決めた得点の記憶はなく、点を決めたのは、トランジションか、がめつさ満点のゴール前での得点ばかりだ。

 入部した時からずっとサテライトで、試合に出場する機会は多くあったにも関わらず、そんな考えのまま過ごしたフットサル1年目で何か得た実感はなかった。


 フットサル2年目、新入生が入ってきた。
みんな上手くて焦った。試合に出れない不安は現実になり、僕は今サテライトの第3セットにいる。


 情けない


 敢えてここではこの言葉を使うが、本当に情けない。


 ここまでダラダラ長い文章になってしまったが、最後に本題の目標についてである。

 目標は、得点を取って活躍すること。

 アバウトではあるが、点を決めたいと強く思っている。
 今シーズンの公式戦得点は3点で、これはもちろん満足のいく結果ではない。
 1試合1得点以上を目標にして今後の試合に臨みたい。


 正直な気持ち、試合に負けることよりも、PIVOとして点が取れず、チームに貢献できないことが何よりも悔しく思っている。
 トップにいる同級生と差が開いていくばかりで、とても歯がゆい。


 思うことは尽きないが、悩みや苦しさから抜け出すためには、結果を出すしかない。

“打倒自分”


 一切妥協しない。
 わからないことがあれば質問するし、プレーで合わない部分があれば話し合う。100%でプレスをかけ100%でシュートを打つ。
 

 もちろん楽しむことを忘れずに。
 

 Vamos FORZA



2年 #15 小川雄大

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?