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旬の食材~秋~

この記事にはショッキングな内容が含まれております。
閲覧の際にはご注意ください。

リクエストにお応えして、食レポ第二弾をお届けしたいと思う。

美味と噂のモンクロシャチホコを今年こそは食べたかったのだが、近所で桜の木を物色しても出会えずにいた。シーズンも過ぎてしまったので、秋だしとりあえずコオロギやカマキリでも捕まえられないだろうか、と近所の公園等を散策することにした。

下調べもろくにせずブラブラしたが目当ての獲物には全然出会えず、あきらめて帰ろうかと思っているところで、ある虫と遭遇した。

クモである。

「たしかクモも食えるんだよな...?」うろ覚えだったので一応ググる。内山先生(昆虫食研究家)の記事がヒットした、ビンゴだ。

秋はクモの旬でもあるらしい。ラッキーだぜ。

最初はうまく捕まえられず逃がしてしまったりしたが、そのうちコツがわかってきた。

クモの巣を支える糸のうち、下の方をつかんで糸が切れない程度に手前に引き寄せる。するとクモは上の糸へ逃げようとするのでそこを手で包み込むように捕まえる。

何匹か捕まえて虫かごに入れ家路につく。

さて、調理の準備を...と思ったら共食いしてるぅーっ!!

狭いところに何匹も閉じ込めれば当然の結果であろうか、それにしてもこの短時間にもう共食いを始めるとはさすがの獰猛さだ。

なんにしてもこのまま放置すれば食材が減ってしまう。調理まで時間があいてしまうので、冷凍締めしておくことにした。

調理の準備を整え、クモを冷蔵庫から取り出す。腹が赤かったりそうでなかったりするが、どれもジョロウグモだ。

死んでしなしなになっていたが、揚げると脚がピンと張って見栄えがよくなった。

盛り付けの皿は、デコペンでクモの巣っぽくしてみたよ☆

油の温度が高すぎたか、腹ははじけてしまってスカスカだ。それでも噛むと旨みは感じられる。脚はサクサクだし、スナック感覚で食えるなこれは。

しかし、いかんせん量が足りない。生息密度から考えても大量に獲るのは難しそうなので、コスパはよくなさそうだ。

これからの季節、寒くなると虫はあまり見られなくなるが、陸貝(カタツムリ等)は休眠中のものを見つけることができるらしいのでトライしたいと考えている。

他にも狙い目の獲物をご存知の方がいれば教えてほしい。

それじゃあバイバイ、またね。

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