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死にたい夜に限って

しにたい僕とか要らないから殺してほしい

この世に 生まれてきてしまった以上  
( 止めたくても、止めなくても )
進んでいくものが 人生のおわり、死であって

ひとが亡くなってしまうことに関して
「 かなしい 」 というひとつの言葉で  
表現できなくなってきている わたしが居ます。


ね、ぼくさ    君と ひとつ手を取って
この世を終わらせたいって夢があります。


わたしに 最期のおはなしをしてくれるひと
くるしいけれど、うれしいでもあって

ね、どうしたらいいのかな
わからなくなるよ。


言葉を大切にしていたかったはずなのに、
言葉を大切にできていないような気がして
ならないから、わたしを
わたしをこのまま 手放してしまいたかったのに
また、またやらかした  むずかしかった

ごめんね、


しぬのがこわいから しにきれませんでした
死にたかったのに 生きていたかったみたいです

もうすこし 生きていくつもりの 私によろしく


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