手の届かないところで


今日も眠れないから祈ります。
祈ることしか出来ない夜です。

目を瞑ると君の姿が浮かぶから、
いま  君は どうしているのだろう
ひとりで涙を流していないかな
誰かと 共に ちゃんと笑えているかな
すきなものを すきなだけ食べたり、
すきなだけ 眠ったり できているかな
と 今日も勝手に 考えてしまいます。

誰かが手を差し伸べなければ落ちてゆく命が
今日もあるのを あなたは、知っていますか。

深夜に 裸足でアスファルトを歩くと
こころや身体が ちょっぴり痛い わたしは
たぶん どこか怪我をしてしまっているので、
わたしが 怪我をしてしまっている と
気づいてくれたひとからの絆創膏を
お待ちしてしまいます。( ごめんなさい )

ここに 居たくない 居たくない って
逃げ出した わたしの手を ひっぱってくれたひと
ありがとうございます    と感謝しています
だけど、  ひっぱってくれた手が 痛かったから
1度きりの 出会いでした、 2度目は ありません

どうして 2度目はないのって 聞いてくる人
こわいです、 助けてくれて ありがとう
それだけで いいのではないでしょうか
見返りを求めているのが こわいって おはなしです、


手が届かないから 愛おしいって ありませんか
あれ、これってわたしだけなのかな
いつも助けてくれてありがとうございました
いつも なにも出来ずに すみません

あなたは、
手の届かないところに居てくれませんか
わたしからは 悪いこと  なにもしたくありません
あなたが居てくれるだけで
わたしのこころは うれしくなります
あなたとして 今日も居てくれてありがとう
感謝してしまいたくなります。

許してほしいことだらけ、
許さなくていいことだらけ
手の届かないところで増えていきました。

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