PCR検査を受けた話

こんにちは。Rです。

実は私先日PCR検査を受けてきました。自分でもまさかの展開でした。今熱を出すとどうなるのか。を折角なのでレポしたいと思います。(一部汚い表現もあるのでご注意ください)

まず私の基本スペックですが、大分大人の女性。現在はリモートワーク中なので仕事はWEB会議メインで人と会う機会は少ない。持病は喘息とアレルギー。年に数回は風邪を引くがあまり熱は出ないタイプ。好きな風邪薬はパブロンゴールド。運動はあまりしないが普段だと4月以降月1位で山に登ってる感じだけど今年は全然登れてない。酒もたばこも喘息が出るので一切しない。というステイタス。

5/8(金)

朝から若干具合が悪い気がする。が、仕事(リモートワーク中)があるので仕事を進行する。昼過ぎ位から本格的に具合が悪くなってきたので横になりながら仕事(よくできた社畜)

夕方熱を測ると37.8度だった為風邪かな?と思いパブロンゴールドを飲んで早めに就寝。

5/9(土)

AM1:00 寝苦しさで起きる。身体が尋常じゃなく熱い。寒気も酷い。腰が痛い。熱を測ると40.1度に。これはインフルエンザなのでは!?(なったことないけど)と、なり、救急に行くか悩み始める。

近所の救急に連絡を入れるが熱がある人は新型コロナ受診相談窓口に連絡の上、保健所からの依頼でないと受け入れらないとのこと。。。なるほど。。。

と、言うわけで教えて貰った電話番号に電話をかける。繋がらないといったことはなかったが永遠に自動音声ガイダンスで待たされる。気が遠くなっていく。。。それでも30分位して担当の女性に繋がったので症状を訴え、インフルだと思うので受診できる病院を教えて欲しいとお願いする。

窓口女性『確かに症状を聞くとインフルぽいですね。。。でもこちらから病院に受入れ依頼をすることはその状態だと難しいんです。ごめんなさい。でも〇〇病院や××病院の救急であれば比較的受け入れてもらいやすいのでご自身でお電話かけて聞いてみて頂けますか?あと、WEBで「ひまわり」で検索して貰うと東京都医療機関案内サービスのページが出てくるのでそちらでも近所の病院の救急を検索できます。あとどうしても辛い場合は救急車呼んでください。でも救急車も熱があると搬送先決定までに少し時間かかってしまう傾向にあるみたいです。。。お役に立てずごめんなさい』

ひたすら謝られる私。。。いやええんやで。。。大変そうですね。。。お疲れ様です。

あと救急車は本当に辛くなった時に使いますね。意識がなくなった時とか。って思ったのですがよく考えると意識なくなってどうやって自分で救急車呼ぶんだろう私大丈夫かな?幽体離脱する予定なのかな??と今思い返してみると大分冷静じゃなかったな当時の自分(そしてこれがフラグとなる)

窓口の方に教えて貰ったひまわりサイトで近所の救急を検索して電話をかけるも、守衛さんのところで「新型コロナ受診相談窓口に電話して」とまた逆戻りさせられそうになったので既に相談したことを伝えて救急に電話を回して貰う。なんだこれ。なんで高熱出てるのにこんなに強い気持ちと負けない勢いが必要なの。。。つらい。。。でも仕事柄強めの圧には慣れているので営業でよかった。。。のか?

救急の看護師さん『症状を聞くと確かにインフルのようですがインフルの検査は発熱後24時間経たないと検査できないので今着て貰っても解熱剤お渡しするくらいでまた明日AMに来て貰うことになりますがよいですか?』

そうなのーーーー!?知らんかったーーーーーーーーーー

じゃあ深夜にお手を煩わせるわけにはいかないので!!解熱剤ならあるので!!明日朝行きます!!すみません!!と、言うことで電話を切り、家にある解熱剤を飲んで再度就寝。。。できるわけもなく。寝たいけど寝れない。熱いけど寒い(悪寒)という何とも言い難い夜を過ごしたのでした。。。

それにしても病院受診のハードルが高すぎる。。。私高熱出てる割にめっちゃ冷静というか自分で言うのもアレだけど謎の安定感で病院と交渉してたけど、熱出て辛いときに自分で色々手続きして交渉して。って詰むやつだと思う。特に一人暮らし勢。チベットスナキツネの顔になるやつ。。。

8:45 朝になったのでとりあえずインフル検査なら近所のかかりつけ医に1回相談してみようと思い、電話をかける。

医者『あーーインフルぽいね!でも今熱があると検査できないから一旦PCR検査受けてきてもらえるかな??』

は??

医者『今熱があって緊急を要する病気はやっぱりコロナだから!!コロナが陰性であればとりあえず容体が急変したりとか他だとそんなにないからPCR検査受けよう!!病院には僕から依頼をかけるのでちょっと待っててね~』(ガチャ)

え?めっちゃ軽!!え?そんな簡単にPCR検査って受けれるものなの!?PCR検査数めっちゃ少ないってTVで言ってたよ??え?待って。PCR検査じゃなくてインフルの検査でいいんだけどおおおおおおおおおおお

8:55 折り返しあり

医者『OK貰ったからA病院(我が家から5km程度離れた大病院)に行ってくれるかな?時間は9:30なんだけど行ける??できれば公共交通機関は使わないで欲しいので最悪タクシーで』

R「父に車出して貰うようにします(っていうかそもそも公共交通機関だとバス+JRなので間に合わないわ)」

医者『助かる!!』

助かる??なんで??キミが??てかキミはよく日本語間違えるよねえ~☆と思わず脳内で医者に突っ込んでしまったけど、そんなことをしている場合ではない。急がないと間に合わない。親に電話して車の準備して貰いつつ自分は支度をしてA病院へGO!!

9:25 A病院着。ギリギリセーフ。初めてきたけどめっちゃキレイ。中入ってないけど笑

病院の駐車場側にあるプレハブを訪ねて。ということなのでプレハブへ向かう。インターフォンがついているのでインターフォンを押し、用件を伝えるとプレハブAで待っていてください。との指示。

プレハブAに入ると中はパイプ椅子が3脚。2m間隔で並んでいて誰もいない。ので、端っこに座る。窓は空いているがブラインドは締まっているので外から中の様子は見えないように配慮されている。

暫くするとフェイスガードに3Mのマスク、防護服を着た看護師さんがやってきて体温と血圧、脈拍等を測ってくれる。それが終わると問診表のような紙を渡されいつから症状が出たか等を記入するよう指示される。記入が終わると看護師さんに連れられて非常口?みたいなところから病院へ。と、思いきやドア開けた瞬間にそこにお医者さんと看護師さんが待機している。。。

医者『Rさんですね。〇〇先生からの紹介状確認しました。PCR検査するのでマスクずらして鼻の穴出してください』

秒。検査までの導線が秒すぎない!?椅子に座ったら秒で検査始まったンゴ。インフルとか関係なく絶対PCR検査するワールドだった。。。そして有無を言わさず鼻の奥をグリグリされていい大人なの盛大におぉぅぃぇっとなる。。。

医者『熱が高いようなので解熱剤の強いやつ出しておきますね。じゃあまたさっきのプレハブAでお待ちください』

滞在時間3分もなかった気がする。。。が、もし私が感染者だとしたら感染予防の為最低限の接触にしたいのわかる。めっちゃ理解。なので速攻でプレハブに戻る。

その後看護師さんがやってきて今後の説明をしてくれる。

・今回の検査で陽性だった場合は保健所から連絡がいきます。

・陰性だった場合は病院から連絡がいきます。

・陰性だった場合は郵送で今回の検査費の振込用紙をお送りしますのでお振込みください。陽性の場合は公費負担なので支払いは発生しません。どちらにせよ本日のお会計はありません。

とのこと。その場での会計はなし。というのにびっくりしたけど、感染疑惑のある患者とのお金のやり取りは感染防止の観点で難しいんだろうな。ということかな。。。説明が終わり、解熱剤を貰い解散。尚、ここまで他の患者とすれ違いもなく終了。時刻は9:45。かかりつけ医に電話してから約1時間で検査まで終了するスピーディーさ。凄い。また親の車で自宅に帰りこの日はずっと高熱だった為薬を飲んで寝る。を繰り返す。ちょっと動けないので上長に相談してカロリー高めの案件を無理やり引継ぎさせてもらい休養に専念することに。

5/10(日) 

本日も絶好調に高熱。大体38.6度で落ち着いてきた感あり。この日も薬を飲んで寝る以外の行動をせず。喉が腫れて固形物を飲み込めないのでゼリー飲料が主食に。

5/11(月)

 高熱も若干落ち着いてきてはいるものの相変わらず38度近くまで熱が出る。

夜腹痛が発生。お腹痛いいいいいいいいいいいいいいと思いトイレに行くと、一気に吐き気・眩暈・尋常じゃないレベルの冷や汗と手足の震えと共に視界が暗くなっていく感じが。。。あ。これ。あかんやつや。。。これたまにあるけど熱ある時になったことない。どうしよう。。。という混乱の中、意識が薄れていき、いやでもここで倒れたらう〇こまみれになる。。。それだけは避けたい!!という一心でお尻を拭き。。。拭いたとこまでは覚えているんだがその後が全然記憶になく。何分か、十分なのかわからないけど次に意識が戻ってきたときにはトイレの前にあるシャワーブースのタイルの床にけつ丸出しで寝てました☆(私の部屋のトイレはシャワーブースとユニットバス的な構造になっている)

意識は戻ってきたものの動けないのでポケットに入れておいた携帯で親に連絡をして救急車を呼んでもらうことに。。。(私は腹痛起こすと貧血起こすことがあるので携帯をトイレに持ち込むようにしていた)

親に救急車を呼んで貰いつつ私はけつ丸出しはさすがに女子としてダメだろう。ってことで身だしなみを整えたい気持ちは人一倍!!あるんですが!!なんと言っても!力が全然入らないので毛虫みたいな動きでパンツとズボンを履き、さすがにここにずっと横になっているわけにもいかないので、気合で、貞子スタイルで玄関まで行くことに。救急隊の人貞子ですみません。。。

幸い救急車はすぐきてくれたのですが、いかんせん我が家2階が入り口かつ、急な階段なのでストレッチャーが入らず。。。布担架で。という話になったので、救急の!!方の!!お手を!!これ以上煩わせるわけには!!大丈夫!!立てる気がする!!気合だけでいけるはずうううううううううう!!そーーーーーーーーい!!(立つ)(立てない)まあ立てませんでしたよね。わかってた。気合だけじゃダメだって。もうばばあだってこと忘れてた。。。あばばばばば。

それでも布担架を用意したりするよりかは膝歩きの方が早いのでは。ということで救急隊の人に支えて貰いながら1階に降りてストレッチャーに乗せてもらうことに。貞子改め生まれたての小鹿おばさん爆誕。無事救急車に乗り、脈拍やその他数値を測定される。

救急隊『これから受入れ先を探しますが熱があるので搬送先決定までに時間かかるかもです。。。熱があった人で搬送先決まるまで最長9時間っていうのがあったのですが、さすがにそこまでにはならないと思うのですが少し時間ください』

9時間!?え!?ここは離島か何かかな!?

まじで!?戻ってきた意識が一気に遠くなったわ。。。やばい。熱ある人ほんと詰む疑惑。

救急隊『でもRさんはPCR検査してるのでPCR検査したA病院にまずは連絡してみますね。5~6件目位で受入れてもらえたらラッキーだと思って頂ければ。。。』

まーじーかー。今の時期に熱出したらガチで色々アウトなんだな。。。

そして電話をしてくれる救急隊員さんたち。するとA病院で受入れOKという返事が出たらしく、救急隊員さん浮足立つ笑「すごい!一発でOK出た!!」「おおおおおおおおお」どんだけ毎回苦労してるんだろう。。。と偲ばれる位の喜びよう。。。ほんとお疲れ様です。。。

と、言うことで救急車を呼んでから40分程度でA病院に搬送。A病院では熱がある為(&PCR検査結果がまだの為)通常の救急入り口ではなく、別の入り口から入ることに。一旦ここで救急隊の方とお別れなのでお礼をお伝えする。皆さんめっちゃ笑顔でよかったです。推せる。後で課金するから口座教えてください(すぐ課金する勢)

そして救急では普段よりも距離を取ったソーシャルディスタンス部屋に通されて診断を受ける。診断結果は「腹痛による貧血と一時的な自律神経の乱れによる意識低下」という診断だったんだけど「右肺にちょっと気になる音があるからPCR検査陰性出ても一応CT撮りましょう」と言われビビる。え。肺の音って何。。。

ところで病院着いたら私ブラジャーしてなかったんですよ。。。どこ行ったブラジャー。。。脱いだ記憶ないしナイトブラ(スポーツブラタイプ)だから脱ぐとしてもどのタイミングで!?って感じだったんだけど、家に帰ったらトイレの前に投げ捨ててあって、苦しい時の人間の行動って凄いなって思いましたまる。全然記憶にないわーーーー

5/12(火) 

熱は37度台まで下がってきたものの前日の意識低下の余波なのか全身だるかったので寝るか薬飲むかしかできなかった。が、たまに仕事をやる(完全に休めない社畜)

5/13(水) 

熱が36度台まで下がる。そしてA病院から陰性の連絡がくる。

A病院の人『今回陰性ということなのですが、救急にいらした時に右肺の音を医師が気にしていたので本日午後来れるようであれば当院の呼吸器科の結果外来という部署で相談できますがどうされますか?』

とのこと。折角なので相談することに。結果外来なんてあるの初めて知った!

と、言うことで指定の時間に行き、相談した結果、念のためCTを撮ることに。結果的には異常なし。だったのだけど医者の見立てとしては「多分熱もあったし咳も出てたのであれば軽い喘息も起こしてたのかも」とのこと。だとしたら月曜日の私の身体、熱出して、お腹壊して、貧血起こして、喘息も起こしてただなんてめっちゃ忙しいやん。。。

A病院の帰りにかかりつけ医のところにも報告かねて寄ることに(喉痛いし花粉症の薬欲しいし。)

かかりつけ医『いやー陰性でよかったよー!うちで依頼した患者さん今まで幸い全員陰性なんだよね。でもほんと今コロナで大変だから熱あるとどこも診てくれないよね!!困るよね~』

PCR検査あんなにあっさりできると思ってなかったという話を伝えると

かかりつけ医『医者がね、依頼すると結構すんなり受理してくれるんだよね。今まで僕が依頼して断られたことはないんだけど、個人でPCR検査を受けようとするとちょっとハードルが高いと思う。保健所のハードルが高いから。だから熱出たら医者に相談するのがいいとは思うんだけど医者も人それぞれポリシーがあるからねえ。でもうちの区は区の医師会でも積極的にPCR検査推奨だから受けやすいと思うよ~』

とのこと。なるほど。確かにあの電話相談窓口からPCR検査にたどり着くのは至難の業のような気はしてた。多分明確なボーダーがあるんだと思う。その点医師は医師の判断で必要と判断できるので受けやすい。ということなのかな。。。

ちなみにPCR検査の費用ですが解熱剤の金額も含めて3割負担で1250円でした。やっす。。。(結局振込用紙よりも前にCT撮った時にまとめて精算ができたので精算した)

最後に、医療従事者の皆さま、相談窓口の方々におかれましてはこのくそ忙しい時期に親切にして頂きありがとうございました。感謝しております。1日も早いコロナウイルスの収束と、皆さま方のご健康をお祈りしております。


あ。結局高熱の原因ですが「酷い風邪」って言われたよ☆何それ。検査もスピーディーで結果後もめっちゃフォロー手厚かったのに最後めっちゃ雑w。とりあえず薬飲んで喉の痛み取れるの待ち。まだ固形物食べられません。皆さまも熱には気をつけてくださいね~!!それでは!

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