我らが_偉大な_コンチータ__tantyo_201903260003

コンチータ様に捧ぐ

画像はタンチョさんのpiaproからお借りしました。

MEIKOを推しているくせに悪食娘コンチータ10周年(2019/3/4)を忘れていた。

忘れたままだと、コンチータ様に召し上がられてしまうのではないか。そんな悪寒がしたのでコンチータ様について語ろうと思う。

初出は上述の通り、2009年3月4日。
悪ノP初のMEIKO(コーラスにリンレン)曲である。
当時、悪ノ娘・悪ノ召使・リグレットメッセージで注目を集めていたPの新曲だったであろうか、日刊では3位週間でも最高3位と投稿当時も注目を集めていたことに疑いはない。
週刊に焦点を絞って語るなら、MEIKOメイン歌唱のオリジナル曲で当時の最高順位を記録したのは何を隠そうコンチータ様である。(翌週黄泉桜が1位をマークしたのは内緒

一気にMEIKOの代表曲に躍り出たコンチータ様は当然、コンピレーションアルバムにも収録された。→EXIT TUNES PRESENTS Vocaloanthems
アマゾンの試聴ページと上記の動画と聴き比べてもらえばわかると思うが、ギターや声が綺麗になっている。
この音源自体は、悪ノPのコミュニティ限定動画で聴ける
途中、物語の背景がわかる年表が流れているので、これも必見である。

更に言うと、悪ノPメジャー2ndアルバム、七つの罪と罰のコンチータ様はめっちゃかっこいい。

クロスフェードなので、ほんの一部分だけしかわからないがとても音がゴージャスになった。
元々、悪ノPの曲の中でも最もロックテイストが強かった曲だったが、より輪をかけてロックっぽさが際立っている。
フルを聴かせられないのがとても残念である。

2020/6/3追記

悪ノPのyoutubeチャンネルに七つの罪と罰バージョンの悪食娘コンチータがアップロードされている。
是非フルで聴いてほしい。


ここまで、コンチータ様の偉大さを語ってきたが、その一番の功績は、なんといってもMEIKOオリジナル曲初の伝説入りを達成したことである(2012/3/10)。
僕もその瞬間に立ち会った。

現在(2019/3/31)も、MEIKOオリジナル曲の中で最も高い再生数を保っている。
無論、MEIKOさんの素晴らしさを数字のみで表すことべきはないが、圧倒的パワーを誇っていることだけは主張しておきたい。


コンチータ様は七つの大罪シリーズのうち悪食を担っているので当然小説も出ている。

書影からわかる麗しさもさることながら、内容もただ歌詞を沿っているわけではない。
ネタバレをしたくはないので詳しい内容は伏せるが、

”コンチータの最後の悪食(あくじき)
食材はそう 彼女自身”

という狂気しか感じられない歌詞に込められたストーリーが予想外過ぎて言葉を失ってしまった。
ただ、他の悪ノシリーズの小説を読んでいないと話がわかりにくいのが難点ではある。


コンチータ様は当時高校生で厨二病真っ盛りだった僕にとって衝撃的だった。
僕がVOCALOIDにハマり始めたのが2011年頃なので、悪ノP全盛期からは少し外れているが、その一連のストーリーの妖しさは、僕の厨二病を重症化させた。

カラオケでは、カッコつけてコンチータを歌うし、演劇の台本でカニバリズム的な描写を表現しようとしたりと今思い出すと顔が赤くなるばかりである。

それでも、僕のMEIKO好きを加速させたのは事実であるし、聴いてよかったと心から思っている。


ここまでたたえる記事を書いたし、多分コンチータ様に召し上がられることはないと信じて、筆を置

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