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【楽曲紹介】日常と地球の額縁、リバシブルドール、プリズムキューブ/wowaka

画像はwowakaさんのpixivから

長らくしていないと思ったので、久々に。

今回紹介するのは、wowaka氏の唯一のメジャーボカロアルバム『アンハッピーリフレイン』の未投稿曲

日常と地球の額縁リバシブルドールプリズムキューブ

の3曲です。

『アンハッピーリフレイン』についての簡単な紹介記事はアンノウン・マザーグース投稿時に舞い上がって書いたので割愛。

今回は未収録曲であるこれら3曲にスポットを当てたいと思います。

日常と地球の額縁(Tr.05)
あくまで個人的な解釈ですが、
僕のサイノウとアンハッピーリフレインとこの曲は、音楽をやってるwowaka氏自身を自己投影した曲だと思っています。
僕のサイノウは壁にぶつかったこと、
アンハッピーリフレインはスターダムに駆け上がった後の焦燥を
表現していると感じます。
では、日常と地球の額縁はというと、アンハッピーリフレインの後、次に何をするかの試行錯誤を表しているのではないでしょうか。
失敗を1回、2回、3回と繰り返し、遠いとこに逃げようとしたり、でも逃げ道はないと諦めたり、そんな葛藤を歌詞から感じます。

曲調はwowaka氏の代表曲と比べるとかなり穏やかですが、特徴的なギターのフレーズが何度も繰り返すのは、ああ、wowakaだなあと感じます。

ちなみに、ヒトリエのシングル『ポラリス』でwowaka氏自身がカバーしてます。

リバシブルドール(Tr.12)
今回紹介する3曲の中では一番好きなんですけど・・・
・・・
一番語りにくい……
昔から曲を聴く度に考察してるんですけど、雰囲気すら言葉にできないのが悔しいです。

個人的には、3曲の中では一番wowakaっぽい曲だと思っています。
畳みかける歌詞、女の子口調、ハイペースでバクアゲなインスト
wowakaの代表曲の3要素はバッチリそろっています。

とりあえず、実際に聴いてください。wowaka好きなら刺さることは保証します。

プリズムキューブ(Tr.14)

最後を飾るのは、この曲
よくwowaka氏の曲ありがちな騒がしさはなく、
何があった何だっけと振り返るような歌詞が多いのが特徴的です。
らしくない曲と言えばそうかもしれませんが、
恐らく、その時の集大成として作った曲なのかもしれません。
元祖、ボカロ曲の開拓者として時代の先端を走っていた氏がふと
気づいて立ち止まったような、そんな気がします。


では、この辺で


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