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マイリスコンピ 夜のうた10選

1.盲目の宇宙飛行士

”光咲く夜空も二人の前ではただの夢”

光を失った少女に星の光を見せようとする少年のお話
二人が最後に見たものとは・・・

夜空といったらこの曲以外思いつきませんでした。

2.Star Bright

″背を向けた夜空が君を隠して 嘲笑うかのように星が光る”

夜といえば星、というわけで選びました。
”僕”の”君”に対する後悔を星空で象った、そんな感じの曲です。
眠る時って、なぜか昔の失敗を思い出すことが多いですよね。あれ何でですかね。

3.ホシノウタ

”君へ届け星の歌 朝には消える儚さよ
胸に残る切なさと 重なる想いはあなたに届くの?”

星の歌その2、タイトルまんまですね
Star Brightより大人しい曲ですが、こちらの方がポジティブな感じがします。
同じ星に向かって歌うという表現でも、
Star Brightは諦めながらも星に向かって叫び、ホシノウタは君に届けと星に歌うという点に違いがあるからでしょうか。

星の光は淡く、夜空が朝日に包まれると同時に消えてしまうものだからか、星をモチーフにした曲は切ない曲が多い傾向にあると感じました。

4.散りゆくもの

”星屑は涙色 暗い暗い夜に落ちる 瞼の裏に見ゆる 遠い遠い君の背中”

MEIKOさん生誕10周年に投稿された曲
こちらは想い人を亡くし、悼む気持ちを空に届ける曲です。

想い人を亡くした今を暗い夜、星屑になぞらえ、楽しかった日々を陽のあたる遠い日々と対比させる部分もめちゃくちゃよいです。

5.エメラルドシティ

”明けない夜の事、君は覚えていますか”

この曲で夜という単語はこの部分だけですし、西沢さんには夜もすがら君思ふ・僕らの街に愛が降る夜だ、といったようにタイトルに夜が入った曲もある中、あえて選びました。

さっきも書きましたが、嫌なことを考えるのは大抵夜のことであり、夜の息苦しさを表現しているのは上記2曲よりエメラルドシティだと思います。

6.ここにあること

"つきあかり ちゅうを まって きんいろの ひをてらす"

夜なので、子守歌のような落ち着く曲を一つ挙げようと思ったらこの曲が浮かびました。
子守歌にしては少々雄大な歌詞ですが、
”あさひを うけ くさきも めを さましはじめてく
そうして うまれる あしたの ひびを あるこう”
という締めくくりが起きたら頑張ろうという気力を与えてくれるような気がします。

7.on the rocks

”今宵タイトな私を脱ぎ捨てて裸になる
グラス越しに見える世界は いつもより大胆になる”

性的なサムシングは大体夜になされるものなので、夜=エッチなあれというとらえ方もできます。
バーで素敵な人と出逢って一夜を過ごす…という曲であるon the rocksはその代表例でしょうか。
僕はまずバーに行きませんし、チキンなので今後もそんな展開はないとは思いますが。

8.インモラルアクトレス

”案外楽なものだね あれこれそれも夢で ああ 夜が明ける”

夜、特に真夜中は背徳も連想させます。
人前で堂々と宣言できないことを真昼間にいる人はまずいませんが…

RPGをコンセプトにしたアルバム、EXIT TUNES PRESENTS Storytellers RPGでなぜかエッチな下着をテーマにして書いたこの曲、ゆちゃP本人が援助交際の話ですとかコメントしてるので、もうアウトでしょう。

ちなみにこの曲、ゆちゃPさんの同人アルバム人狼村にようこそにも収録されてるんですが、背徳者の役職なんですかね。

9.囃子唄

”妖し共よ 舞い踊れ 今宵 誘う 人の世ぞ”

ゲゲゲの鬼太郎も夜は墓場で運動会をしてますし、妖怪が現れるのも夜と決まっています。
みんなのうたを思わせるようなリズム感で妖怪の楽しげな宴を思わせる、そんな曲です。

10.銀河鉄道は夜の街に

”君がいなくなっても 夜が明けてしまっても 忘れられないよ”

銀河鉄道に乗り、朝を取り戻しに行く二人の物語です。
命を賭した旅という緊迫感、”君”を失った喪失感、”君を”失い朝を取り戻したという出来事が全て一夜で終わってしまったという疾走感
その全てが早いテンポと密度の高い歌詞によって表現されている曲です。

惜しむらくは、原曲が削除されてしまったことですかね。

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